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エッセイ集/『鬱』系集  作者: 東雲 流水
第一部(一回目の完結)
109/171

対。

太陽が没落し

月が昇る

対になるもの同士


リーダー的存在

そんな彼が太陽ならば

僕は月ではない

月の周りで群れる

星々の一つだ


何万キロ離れた場所にある

たった一つの星の光だ


本当は群れたくない

手遅れなほどに

独りが好きなんだ


太陽のような光はなく

月のような影だけ持って

存在は星々のように


小さく小さく

光り瞬き

小さく小さく


対になる太陽よ

君がいなかったら

どれだけ僕は楽だろう


対になる月よ

君がいなかったら

どれだけ僕は悲しいだろう


どんな風に僕は

生まれてきていただろう

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