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エッセイ集/『鬱』系集  作者: 東雲 流水
第一部(一回目の完結)
107/171

重み。

言葉の重みは

さて何キログラムかな


僕から言えば

一キロもない

更に言えば

一グラムもない


重みはないし

ただ空気のように軽く

ふわふわとその辺を

漂うだけの言葉だろう


革命を起こしたのは

伝えたいことがあったから


人々に説教する者は

周りを見て欲しかったから


自分の思想を言う者は

それが正しいと言って欲しかったから


だけど

聞く側はみんな

たった一言で終わらせてしまう


上っ面の対応

誠実な言葉の裏

本当は一切共感していない


だから言葉に重みはない

文字にも重みはない


本人にしかその言葉は

意味を成さない

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