表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エッセイ集/『鬱』系集  作者: 東雲 流水
第一部(一回目の完結)
102/171

持論。

曲げたくない持論があり

殺したくない感情がある


厨二病と叫ばれる持論

しかしその切っ先は

自らが信じるままに


持論を振りかざして呟く


『消えればいいのに』


力なき持論は数多あり

力ある持論は数えるほど


論理から基づいた持論

右手に掴んで相手に向ける

君はそれを一言で片し

持論の刃は真っ二つ


刃は俺の喉を切り裂き

発言権ごと持って行かれる


二本目の持論の刃

それすらも一言で砕かれる


思想も哲学も論理学も

全ては馬鹿な妄想なのかと


疑いたくなる

今日という毎日

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ