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エッセイ集/『鬱』系集  作者: 東雲 流水
第一部(一回目の完結)
100/171

軽言。

記念すべき百話目。

軽々しく辛いと言う奴

軽々しく苦いと言う奴


その右目の光と

その左目の光と

辛い苦いの言葉は


最も似合わない

正直言って不愉快


軽々しく言う資格はない

その軽々しさというものは

もちろん人それぞれだが


そんなにヘラヘラ笑って

好き勝手に人生を唄って

大人数で弱者を落として

馬鹿になりきって

楽しそうにしている


そんな奴らにとっての

そんな言葉は


本気で辛かった奴らには

本気で苦かった奴らには

ただただ不愉快


お前らは理解できないんだよ


好きなこともやりたくなくなって

欲という欲もなくなって

全てがどうでもよくなって

自分の中に黒が溢れる気分


知らないだろう


こんなことを言っても

君はどうせ馬鹿にするんだろう


それでもいいんだが

ただ見ていて不愉快だ

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