孤独との戦い
実態がほのめかされていたあのキャラが登場!
一人暮らしとは一体なんなのかという人もいるだろう。一人暮らしとは文字通り一人で家に住むことだ。それは孤独との戦い。一人で絶え間ない孤独と戦うことになる。それと引き換えに得られるものは短い登校時間とたっぶりの勉強時間。それと無限の自由だ。そう、私は一人暮らしをしてみようと思っている。このクソ長い三時間という登校時間を捨てて!
〜放課後〜
私と新生は放課後教室で駄弁っていた。駄弁るって駄目の駄の字が入るけどいいものだね。相手が新生で無かったら。
「じゃあ、一応俺の知ってる部屋を紹介するけど親とかには許可とったのか?」
今日は私が一人暮らしをするための部屋をみに行く日だ。どうやら新生が空いてる部屋を知っているとのことだったので言葉に甘えて紹介してもらうことにしたのだ。今思うと新生の紹介なんて不安しかないんだけど…まあ、なんとかなるでしょう。
「うん、なんか両親とも流石にこの投稿時間はギャグ漫画でも酷すぎるってことで普通にOKしてくれたよ」
もちろん高校生である私は一人暮らしするにも親の許可がいる。まあ、勝手に一人暮らしなんて流石の温和な私の両親といえどブチ切れだろう。
「じゃあ、早速行くか」
そう言って私の前に出て歩き始める。
そのまま会話もなく学校の外まで出た。
「ねぇあんたの紹介するところって学校から結構近いの?」
「秘密だ。今お前ワクワクしているだろう。それをかき消すようなことを俺はあんまりいいたくないからな」
「いや、それ私が幻滅するような部屋を紹介するって言ってるのと同義なんですけど…」
「幻滅すると言うか…。こんな時期に空いてる部屋なんてだいたい訳あり物件だからな。俺からはなにも言えないよ。まあ、別に普通に暮らす分には問題ないから大丈夫だ」
「ふーん。まあ、いいや。ワクワクしてるのは否定しないし訳ありでもこの時期に残ってるなら万々歳だよ」
「そう思ってくれるとありがたい」
そうして歩くこと数分。山に登る前に通った商店街にさしかかった。
「懐かしいわね。あんたよくここで買い物したりするの?」
「まあな。雰囲気いいし、ものも安いからな。一人暮らしすることになったらお前もここを結構利用するかもな」
「そうね。私のとこに商店街なんかないから楽しみだわ」
「へー、商店街ないのか。普段スーパーとかで買い物してるのか」
「いや、うちで採れた野菜とか、物々交換とか。たまに街から物を売りに来る人から買ったりとかかな」
「原始時代の村かよ!今時物々交換なんて初めて聞いたわ!登校時間三時間は伊達じゃないな。どんな辺境に住んでたんだ…」
「まあね。だから中学高校もわざわざ街におりて通ってたわ苦痛だったわ〜。今よりはマシだけどね」
「壮絶な人生送ってんだなぁ…」
新生がしみじみという。私はそんなこと思わないけどね。のどかでいいところだし、物に対して不便もない。こういう都会なところも騒がしくていいんだけどね。
「よし、着いたぞ」
私の実家の話をしている間にとうとう一人暮らしすることになるかもしれないところに辿り着いた…ってこれって…。
「これ新生が住んでる高層マンションじゃない。一旦家に帰って書類でも回収してくるなの?」
「いや、違うぜ。俺はお前をここのうちの一部屋を紹介しようと思ってるんだ」
「えー!」
びっくりだ。私なんて階層が二桁の建物なんてこの前新生の家に入った時以外行ったことないのに。いいのだろうかこんなハイテクな家に住んでも。てか、一人暮らしで住むようなところじゃないでしょ。家賃とか払えなかったらどうしよう。てか、絶対払えないよね。
その旨を新生に伝えると新生は親指立てながら『大丈夫だ』と言った。
「言ってしまえば俺がお前に紹介するところは訳ありなんだ。一人暮らしに適した家賃を提供できると約束できるよ」
「ええ、そう。ならいいんだけど…」
「とりあえずみてみないことには分からないだろうからさっさと行くぞ」
「そうね」
私達は自動ドアというハイテクなドアをくぐり抜け鍵を使ってマンションの中に入る。この前はあんまりみてなかったんだけど一階のエントランスがとても広い。ホテルかよ!って突っ込みたくなるほどだ。なんかちょいちょい居酒屋とか見えるし。これが高層マンションの力か。
「なにボーっとしてんだ。やじろべえかよ」
「いや、やじろべえはたまに動かしたりするでしょ。そこはかかしって言っときなさいよ」
「えーと、かかしかよ!」
「無理しなくていいから」
相変わらずの茶番トークだ。私は新生に促されてエレベーターに乗る。さて、私に紹介する部屋の階はいかに!
「2階って…しょぼい…」
「あ?上の方は景色が一望できるからお値段の方もつられてお高くなってるんだよ。てめえ家賃払えるのかよ」
「いや、でと確かこのマンションって24階建てなんでしょ。もうちょっとねぇ…」
「いいんだよ2階でも。ほらもう2階ついた。3階ならまだついてないぜ。やったな2階の勝利だ」
そもそも喧嘩うる相手が3階の時点で新生の器の小ささがうかがえる。
「にしても新生と同じ2階っていう時点で不良物件なんだけど」
そう、前に私が新生の家に行った時新生は2階で降りていた。確か部屋番号は207号室。廊下の端の方にある部屋だ。
「それひどくねえか。家にいる時めっちゃ普通だよ俺。騒がしくないよ」
「あんたの普通が一番怖いのよ。変な人が普通とか言ったってその人にとっての普通は非凡だからね」
「くっ、じゃあ静かに非凡してるで手を売ってくれないか」
「静かな非凡って何よ…」
「マッチ棒一気に3本燃やしとか?」
「すこぶる危険じゃない。てか、やったんじゃないでしょうね」
「まあ、若かりし頃にな。あれは一昨日のことだ」
「つい最近じゃない。危険だからやめなさいよ」
「うるせえ!うるせえ!ほらここだよここの部屋。ったくアンコといるとろくなことがないな」
こっちのセリフだ!
さて、そうこうしている間に一つの部屋の前までたどり着いていた。部屋番号は206号室だ。
「これって新生の部屋の隣じゃない。訳ありってもしかして…。新生。騒ぐのはいいけど人に迷惑かけちゃダメよ」
「ちげえわ!お前の俺に対する評価どんだけひどいんだよ。取り敢えず上がるぞ」
そう言って新生はその部屋のインターホンを押す。いや、空き家ならインターホンなんて鳴らさなくてもいいでしょ。と思ったら中からはーいという声が聞こえて来てパタパタという足音が聞こえて来た。誰か住んでるじゃない。もしかして新生は部屋を紹介してくれる仲介人でしかなかったのかな。
ガチャっと206号室の扉が開く。中から出て来たのは綺麗な女性の人だった。
髪の毛は若干の紫色で身長は170cm以上はある。ただ来ている服はダボダボのジャージで口にタバコをくわえている。ヤ、ヤンチャな人なのかな…。
「あんたねー。なんか用なの?」
低い声でその女性の人は喋る。部屋が隣ということもあり新生とは知り合いらしい。
「いや、この前話したじゃんかよ。部屋を探してる奴がいるって。だから今日そいつを連れて来たんだよ」
「あー、そんな話もあったわね」
煙をはきながら適当に答える女性。
「ねえねえ」
流石に会話の蚊帳の外なので新生を小突く。
「誰なのこの人」
まあ、近所の人とか当たり障りない答えだろうけど取り敢えず聞いておく。
「おお、アンコ。いたのか」
いたのかとはなんだ!酷いなぁ。
「まあ、なんだ。この人は簡単に言えば俺の姉貴だ」
「へぇ。えぇぇ!あんた一人暮らしとかドヤ顔で言ってたじゃない。隣にお姉さんが住んでるなんて全然孤独じゃないじゃない。一人暮らしは孤独との戦いなのよ!」
「いや、お前は一人暮らしに何を求めてんだよ…。一人暮らしというのは一人で部屋で暮らすことなんだ。隣に姉貴がいようが一人で暮らしていれば一人暮らしなのさ。この裏をかいた一人暮らしこそ俺の必殺技。日本語ってのは探せばいくらでも隙があるもんなんだぜ」
何言ってんだこいつ。
「はーい。どーも、ワタルの姉の葉子です。よろしくねぇ」
新生のお姉さんが自己紹介してくれる。そういえば新生の名前ってワタルだったなぁ。
「はい、新生…じゃなくてワタル君のクラスメイト兼部活仲間のアンコです」
「アンコちゃんかー。美味しそうね」
「おい、姉ちゃんやめろって。この前食ったらこいつ不味かったぞ」
「えー、ホントに。じゃあ眺めるだけてお腹をいっぱいにしようかな」
いつの間に私のこと食ったんだよ…。
まあ、どうでもいいや。取り敢えずそろそろ私の部屋を紹介して欲しいんだけど。そのことを新生に聞いてみる。すると新生はすごくバカにした顔になってこの葉子が出てきた206号室を親指で指差す。
「察しが悪いなぁアンコは。お前に紹介するのはこの部屋だ」
「いや、葉子さんが住んでるじゃない」
「いや、だからさ。そこが訳ありなんだよ。うちの姉ちゃんとこの部屋をシェアするのが問題点なのさ。でもその代わり家賃はめちゃ安くしてるぜ」
「えー、そうなの」
「でも、姉ちゃんの方も同居人に厳しい判定があってな。可愛い女の子じゃないと一緒に過ごしたくないそうだ。そしてその目でアンコの姿を見た姉ちゃんの判定はいかに!」
ドゥルルルルルルとドラムロールがどこからか聞こえてくる。あ、新生が口でセルフドラムロールしてた。その異様にうまいドラムロールは一体どこで練習したんだろう。
そして、そのあとに葉子の方を見ると物凄く難しい顔をして私の方をじーっと見ていた。フーッと口からタバコの煙を吐いたところで新生がドラムロールのラストであるデン!という音を出す。
「判定は…とても可愛い!」
なんか、やった。人から可愛いって言われると照れるよね。
「本当に可愛いわ。めっちゃかわいい。そうねー点数をつけるなら150点くらいの可愛さよ」
すごく褒めてくれた。まあ、自分の可愛さは自覚していたつもりだったけど人からそんなに言われると悪い気はしない。
「まあ、一番可愛いのはこの葉子様なんだけどね。点数をつけるなら3無量大数くらいの可愛さがあるからね」
やはり新生の姉は新生の姉だった。急に自惚れ始めたぞ。
「ワタルの姉は?」
「ヨ・ウ・コ!」
なんか始まった!
「一番可愛いのは?」
「ヨ・ウ・コ!」
「世界で一番優しいのは?」
「ヨ・ウ・…いや、俺かなぁ。俺って世界の良心だからね」
あ、新生がぶん殴られて吹っ飛んで行った。気持ちいい吹っ飛び方だなぁ。グッショ!新生はその場で気絶して白目をむいてしまった。
「まあ、そういうことで私と一緒に住むって条件付きなら部屋を用意できるよ。取り敢えず中に入ってみる?」
「あ、はい。お邪魔します」
私は葉子に連れられて206号室の中に入る。やはり、高層マンション部屋の中もなかなか広くて快適だ。だが、なんだろうこの茶色の波動は床が見えてる場所が少ないんだけど。
そう、葉子の部屋はとても汚かった。落ちているのは大量の絵の具や何やらすごく芸術的な絵の数々だ。
「あの、凄く絵の具とか落ちてるんですけど趣味で絵とか描いてるんですか?」
新生の姉ということは大学生くらいだろう。美術サークルなんて入ってるのかもしれない。
「いやー違うよ。私プロの絵かきだもん。結構稼げてんのよ新人の割りにはね」
プロの絵かきさん!芸術的な感性を持つ人は変人ばかりと聞いたがそれが確信に至る一手を葉子はくれた。まあ、絵描きなら床が汚くても納得できるかな。いや、出来ねえわ。
「いやー、実は私も絵のモデル探してて可愛い女の子が欲しかったのよ。自分を描けばいい話なんだけど、私ってほら可愛すぎるから社会現象とかになっちゃったら面倒じゃない」
「まあ、そうですね。はは」
取り敢えず愛想笑いしとく。
「はい、ここがアンコちゃんの住む部屋ね。ここって私の一人暮らしだから部屋とか余っちゃってさ。そもそもここって一人暮らし用の物件じゃあないしね」
葉子はそういいながら玄関から数歩歩いた一つの部屋を案内してくれる。そこの扉を開けるとそこだけは綺麗に整理された空間があった。
「ここだけやけに綺麗ですね」
「ここだけやけに綺麗にしたんだよ。同居人が来るからって張り切っちゃって綺麗に掃除しちゃった」
部屋の大きさは六畳くらいだ。まだそこには何もない空間が広がっていた。でも、この広さならうちにあるベッドや机、本棚を並べても十分面積が余るだろう。
「じゃ、部屋を見せたことだし。どうすかー住みますかー」
何て頭の悪い勧め方なんだ。画家が天職だよあんた!という言葉を心の中に押しとどめる。タバコ吸ってちょっと怖いけどとてもいい人そうだ。でも、やっぱり気になるのは家賃だろう。どのくらいかかるんだろうか。
「家賃?ああ、お金ね。そこのとこ考えてなかったなー。アンコちゃんが決めてもいいよ」
もしかして新生家って結構金持ちなんだろうか。子供が二人とも高層マンションに住んでるし。まあ、二階だけど…。お金の基準もガバガバすぎるよ。
「じゃあ、1万円くらいでお願いします」
私は適当に言う。流石にこんな値段じゃ焦って『ちょ、それはないよぉ』とか言って来るだろう。
「一万ね。じゃぁ、それでいきましょうかねー」
「ちょ、それはないよぉ」
「え、なんて?」
「すみません。未来予知は当てたいタイプなんです」
「そう…。で、どうしますー。住みますかー。精一杯私がサポートするよ。私はかつてサポートの鬼と呼ばれてたからね」
そのあだ名だせえ。かつて言われてたってことは今言われてねえのかよ!
「いや、どーせ今日は見に来ただけなんで」
「あらそう。残念ね。じゃあさ、ちょっとだけ私のモデルになってくれない?じっくり書くわけじゃないからさ」
「あ、そのくらいならいいですよ」
私はあっさり了承する。プロの画家からのモデルのお願いなんて滅多にないだろうし、どーせちょっとポーズとって終わりだろうしね。
「俺を忘れてもらっちゃ困るぜ。そのアンコのモデル姿拝ませてもらおうか」
「じゃあ、私の部屋に行こうか」
「はい」
「俺の復活時間は世界でも三本の指に入るんだぜ」
「ここの玄関からの廊下は汚いけど食事をするリビングは結構綺麗にしてるのよ。でも私の仕事場はちょっと汚いからごめんねー」
「リビングも綺麗にしてるんですね。でも、何かのご縁があってここに住むことになったら掃除とかめっちゃしますよ」
「それはありがたいねー」
「俺は輪廻を超えるもの…」
そこから私の部屋を出て二人で向かいの部屋に入る。三人目がいた?私には見えなかったよ。
中に入ると予想通り絵の具が散らばっていたりしていてお世辞にも綺麗な部屋とは言えなかった。だけどとても画家らしい雰囲気が出ていて私はとても好きだ。
「じゃあ、そこの椅子に座ってみて。今回は本気で描くわけじゃないから適当に腰掛けといてね」
「分かりました」
葉子が事前に用意していたのだろう真っ白な椅子に私は腰掛ける。
「ほぉ、なかなかいいじゃねーか」
うお!なんか変な男がいる!って新生か。いつの間にいたんだろう。
「そうねー、モデル映えするわ。アイデアが浮かんでくる!浮かんじゃうぞー!はいもうタイトル決めた!」
おお、絵を描く上で重要になるであろうタイトルをもう決めたのか。直感で動くタイプのひとなのかな。
「で、なんて言うタイトルなんですか?」
『紅の少女』とか『紅く染まった月』とか非常にいい感じのタイトルをつけてくれるに違いない。
「では、発表します。ドゥルルルルル」
ドラムロールをスタンばってた新生がそのお株を葉子に奪われて微妙な体勢で立っている。ドラムロールどんだけ好きなんだよ。
「デン!『壁』です!」
「どこ見ていいましたか?あ?」
胸か胸見て言ったんか。てか、オメーも同じくらいだろうが。
「え、気に入らなかった?じゃあ、違うタイトル考えるね。『崖』ってのはどうかな」
「全然変わってないんですけど」
「バカだなぁ姉ちゃんはそんなタイトルでアンコが喜ぶわけないだろ」
「そーよそーよ。ちょっと今回だけは新生頼むわよ」
「よしまかせろ!この絵のタイトルは『ベニヤ板』だ」
「文字数増えただけじゃん」
「冗談だよ。そうだなぁ…『ビート板』何てどうだ?」
「変わってないじゃない!もうそんなに板が好きならタイトルなんて『板』でいいじゃない」
「「それだ!」」
「それだ!じゃないわよ!」
私の絶叫がその部屋に響いていった。
〜その後〜
「じゃあ、私帰るわね」
「おう、またな」
あの後もいろいろリビングでジュース飲んで騒いだりして、結局日が落ちて遅くなってしまった。ちなみにリビングはそんなに綺麗じゃなかった。
「ねー、どうだった?住みそう?」
葉子は恐る恐る聞いて来た
「そうですね。学校から近いですし前向きに考えてみます」
そう言うとパァと表情を明るくする葉子。ポケットからタバコを三本取り出し一気に吸い始めた。あ、咳き込んでる。何がしたかったんだよ…。
「まあ、あれだ。家賃の交渉が月で一万で落ち着いてるんだろ。試しに夏休みくらいまでここで過ごすってのはどうだ?」
「それもありね。じゃあ、家に帰って親に話してくるわね」
「おう」
「じゃあねー。ゴホッゴホッ」
その二人に見送られて私は帰路に着く。なんかいつの間にかすごく暗くなっている気がする。葉子もいい人だったし、あんなに楽しい時間が過ごせるなら住んでもいいかな。そう思いながらチラッとスマートホンを開く。そこの時間を表示するところには21:13と表示されていた。
「……………………」
私は急いで高層マンションへ戻る。まだ、そこには新生と葉子がいた。よかったまだいて。
走る私に二人は気がつく。何してるんだろうと首を傾げながらこっちを見て来た。
「どうしたんだアンコ?」
「すみません。うちのローカル線の電車の終電が過ぎたので今日から住んでもいいですか?」
すると葉子はまだ咳き込みながら笑顔で手を差し伸べて来た。
「いいよー。大歓迎よ」
そして私はその差し伸べて来た手を受け取った。
こうして私の波乱万丈の居候生活が始まるのだった。
ちなみに親にはそのあと電話で死ぬ程説明したら普通に居候の件はOKしてくれた。山の件といいこの頃私の親ゆるすぎない?
すごくむずかしいです。とりあえず新キャラでましたね。割と扱いやすいキャラなのでどんどんストーリに絡んでくると思います。だんだん女キャラの割合が高くなって来たなぁ。