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劣等超能学級  作者: 冬城レイ
第八章「転移装置編」
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第六十三話「神葬星」

天音を生き返らせ、天音を地下室にいさせた。

今はOSのプログラム。

それと、設計図。

俺の母・莉奈は全力で協力してくれた。

もちろん、咲も澪奈もルカも。

全員だね。


神のところへ行くには、5光年先。

そこに、転移となると、やはり、特殊なスーツが必要になった。

スーツ自体は完成している。

最大100000Gは耐えられる。

転移装置の消費電力は、『25MW』である。

こりゃあ、レールガンだね。

まぁ、核融合発電があるから、一日五回は転移できる。

あとは、まぁ、大きさ。

今は、地下の10分の1を占めているため、将来的には、スマートウォッチくらいにしたい。

物理を無視して、150MWバッテリーをぶっこむ。

あとは、電磁波を出す、板を付けて、座標指定と、電力制御装置を付けて、モニターと、他色々つければいけるはず。


目標は五光年先の多分、能力を与えた神がいる惑星『神葬星(しんそうせい)』。神の名前は、『光稲主神(こうとうぬしのかみ)』。名前は…うん。まぁとにかくこいつであっているはず。


座標とかもわかっている。

後一ヶ月くらいで、いけるかな。



■■■



【1ヶ月後】


やっと、完成した。


「天音。起動してくれ」

「はいはい」


『――OS:MugeN。起動問題なし。座標か惑星名を音声入力または入力してください』


「五光年先の神葬星」


『神葬星。惑星を検索しました。座標をロックします―――完了しました。準備が整いましたら、転送ボタンを押してください…連絡します。転送耐久スーツの紐づけが完了されてないようです。今すぐ、設定してください』


おっと、危ない。

スーツのボタンを押す。


『紐づけが完了されました。いつでも、戻ることかできます』


「よし…転送ボタンを押してくれ」

「悠真?気をつけてね?」

「わかったよ。母さん」


シュワン


「体が重い。このヘルメットには、いろいろな情報が出る」


『現在、四光年地点。現在、転送進路に謎の宇宙船あり。進路を少し下げます』


ここまでしてくれるのか。


『進路変更完了。まもなく転送が完了します』


シュパン


「お、おお」


『転送が完了しました。天音さんから、着信が来ています』


「でろ」


「あ、転送完了したようね。そしたら、歩いて、半日ほどで、つくわよ」

「わかった」

「頑張ってよ」


電話が切れた。

今の時代は便利だな。

五光年離れたって、遅延なく、電話できるんだから。


あとは、倒すだけ。



■■■



半日ほどがたった。

眼の前には大きな建物…いや、街?

この星も、住めるのか。


『連絡。この惑星の文明レベルは1です。先程の宇宙船のある場所はこの、星のようです』


「俺達の文明レベルが0.98だから、それより、少し技術力が上なのか」


『危険。背後、30メートルから接近する不審な人物がいます。直ちに逃げるか防衛をしてください』


もちろん。殺る。


「持ってきた、窒素銃で頭を撃ち抜くか」


この銃は、一応持ってきた銃。

窒素をエネルギーにし、個体にし、打ち込む仕組みになっている。


ドカン


『連絡。先程の人物は通り魔のようです。心肺停止です。このままでいいですか?』


「ああ。今はとにかく、神を探す」


『連絡。予想では、空の上にいるかと思います。予想座標に転移しますか?』


「頼む」


『了解しました』


シュパン


『連絡。転移完了しました。チャージまで、五分』


「状態表示表、表示。物質検知起動」


『完了しました』


何処かにいるはず。

物質検知でわかるかな…


『連絡。物質検知に、反応あり。一キロ先。こちらを見ています』


「チャージまで何分だ」


『あと一分です』


「わかった。チャージを二回分だと二分だな?」


『はい。ですが、短距離転移二回分なら、十秒まで短縮できます。短距離転移の範囲は10キロ内です』


「短距離転移発動しろ」


シュパッ



■■■



『連絡。転移完了しました』


よし…ついた。


「やぁ」

「!?」

「ずっと見ていたよ?一ノ瀬悠真君?」

「お前が、光稲主神か?」

「おお。そこまで知っていたのかい?すごいねぇ」

「俺はお前を倒しに来た」

「わぁ、それはまた、急に」


光稲主神は笑いながら言った。


「君の目的は、超能力を世界から消すことなのだろう?なら、私を倒しても意味がない。なぜなら、(わたくし)よりも、もっと偉い神が、超能力を与えているからです」

「なぜそれを?」

「私は、人の心を読めるからです」


くそが…一応倒していくか。





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