92話 リュシアンの落とし所
集合をかけた3人が王の控えの間からそれぞれ出て行った後も「呼ぶまで声を掛けるな」と前室にいる者に言い渡し、リュシアンはまだそこに独り残っていた。
「優しい子ね、リュシー。あなたは国王になる者にふさわしく何をしても優れている。それでも思いあがることなく優しい心を持ち続けるその心根がまた素晴らしい。思いやりは人として最も大切なもの。
リュシー、母はあなたを本当に誇らしく思いますよ」
母上・・・。
1つ違いの弟が落としたオモチャのブロックを拾ってやり、埃がついていないかと払ってその手に持たせてやった時、母はそう言って褒めてくれた。
その腕に抱かれている弟が羨ましくて、そのブロックを投げてしまうなんてことも一瞬頭を掠めたけれど、そんな事はするべきではないと自ら心を改め、そうせずに渡したことを。
弟は嬉しそうに笑った。その頭を撫でてやりながら優しくいられた自分を誇りに思った。
リュシー、リュシー、優しいリュシーと母の声が蘇る。
もう2度と聞けない母の声を。その温かな手を。
弟オーギュスタンと戦地に行って城を空けている間に、母は亡くなった。
命からがら戻って来た私たちを待っていたのはもう墓に入れたという言葉だった。
なぜ、どうして、誰が、いつ、何をした?
あんなに元気でまだ若く、命をどうこうするようなそんな片鱗は何も見られなかった。
その死の経緯については未だに分からない。父王の時、国内も荒れ疑う相手が多すぎて誰かを特定することが出来なかった。
戦地で我々の従者達を失ったばかりだった。
従者であり気のおけない友人でもあった。幼い頃から常に共にいて一心同体と言ってもいい存在。身を切られるより辛かった。
私のマントを奪うとそれを羽織り、自ら囮となり敵を欺き誘導しようと勇敢にも飛び出して行った私の従者アーサー。
追う敵から逃げる私たちのしんがりを務め、オーギュスタンのマントを羽織り盾となった弟の従者ルイ。
振り向くな、絶対に生き延びて下さいと、叫ぶ声が・・・。
ダメだ。
彼らのことを思い出すと心の古傷が痛み、辛く苦しくたまらなくなる。
立ち上がり外を見る。ああ、夜だというのに庭の花の色さえ分かるようだ。
こんな月の明るい夜は特に・・・。
あの夜、これほど明るくなければアーサーは、ルイは、私たちの身代わりとなって死ぬこともなかっただろうに。
そしてそもそも戦争が無ければ、きっと3人を失うことは無かったのだ。
今となっては自国に死傷者を出さなかったと称えられるあの戦争で、わずかに失った命は・・・私の、誰より、何より大切な者ばかり。
あれ程鍛錬を積み国王になった私を支えると口癖のように言っていたオーギュスタンが急にパン屋になるなどと言い出して庶民に降ることになったのも、芯の部分ではその事が関係しているのだと思う。
フェテ・ド・フルール宮殿、あのセントラル広場に隣接する花離宮は彼らに捧げる供花なのだ。
あそこの噴水の中央に立つ『英雄達の像』はあの日のマントを羽織るアーサーとルイ。花祭りは彼らの命日に開かれる。
その事はパトリシアが知ったらきっと私のせいねと自分を責めるに決まっているから言ってない。
知るのはオーギュスタンと私だけ。
他人に話すことさえ憚られる。そもそもどんなに言葉を尽くしても伝えきれない彼らの事を、言葉足らずに人に伝えたくないのだ。
あれから決まった従者は側に置かない。
10数名の若い者を名前も覚えようとせず取っ替え引っ替え使うだけだ。
あの戦争の引き金が、ただの片思いの嫉妬とは・・・馬鹿馬鹿しいにも程がある。その相手国のきっかけとなった王女を妻に娶っているのは自らが望んだ事ながら何の因果なのだろう。
良好だと思われていた隣国からの宣戦布告なき攻撃、そのせいで隣国だの同盟だの、友好国だのという物が全く信じられなくなった。
関わってある日突然裏切られるより、最初から関係を絶っておいた方がいいと思っていたから外交らしい外交はしていなかった。古くから交易をしている国と付き合う程度だ。どれほど長く付き合いがあろうと在留はさせない。
しかし、世界の情勢は刻々と変わり、他国の海上進出は進んでいる。大きな船を持ちより遠くまで行けるようになり、より緊密に他国と連携するようになってきているらしい。対して我が国はどうだ。孤立し外の世界の事にまるで無知だ。
昔と違って陸続きだけが脅威では無くなり、他を排除することが却って危険になる時代になってきたのではないかと思う。
この辺りでもう門戸を開いた方がいいのだろうか。
ケネス王国の来訪はその良い機会なのかもしれないし、次の地獄への道しるべなのかもしれない。
フィリップやリリアンを辛い目に合わすのか。
だが、突っぱねたい気持ちにストップをかけるのは・・・。
母は言った。思いやりは人として最も大切なことだと。
フィリップは言った。決死の思いで頼ってきたケネスを見捨てるのかと。
「大きな変化は破滅を呼ぶ」
私はジョゼフィーヌが言ったあの言葉を逃げ口上に今回も背中を向けて逃げるのか。
アーサー、ルイ・・・。
背走して失った私の友よ・・・。
窓に背を向けて香りを楽しむ為にトワイスアップにした酒を、グイッと煽って椅子にドサリと腰をかけた。
私はどうすればいいのだ。
翌日の会談はケネス王国のキース・エインズリー・ベアードによる国王リュシアンへのプレゼンテーションから始まった。
舞踏会の会場にもなる広い部屋にズラリと並んで座る国王と重臣達を前にして、それまで表に立っていたアイルサ王女と交代したキースは自信を漲らせて声を張った。
「まず、私たちが貴国に求めたい物は民が飢えない為の食料です。要求は食料のみ、武力支援ではありません。
我がケネス王国が他国とする戦争において武力支援は永久に要求しないことをここに宣言します。
では次に食料支援の見返りとして我がケネス王国が提供出来るものを提示したいと思います。大きく3項目ありますのでこの中に取引き出来るものがあれば幸いです。
第1項目に挙げますのは、ゴダール・バセットと我々の持つ医療の知識と技術、それに薬を提供です。
我が国で医療を学ぶゴダールを帰国させましょう。しかしその道のりはまだ半ばです、彼に治癒師、プリュヴォ国でいう所の医者であり薬師である者を助手と共に数名選ばせて伴わせましょう。
我々の具体的な医療水準を語る1つの例として、近年の貴族階級の出生率の上昇を上げましょう。我が国では出産も治癒師の仕事の範疇です。治癒師は妊婦に対し身体を温める薬湯を飲ませ栄養をとらせます。そして出産に立ち合い衛生的に子を取り上げ遂に出生率はこの100年で30%から57%まで飛躍的に上昇しました。
我々の医療は薬草を潰して外用に、また煎じて薬湯、酒に浸けて薬酒にすることでその薬効を取り出し内服に使います。医療は主にこれらを用いて行います。
解熱、吐き気、腹痛、頭痛、不眠、切り傷、化膿など実に多くの症状に向いています。
また長きに渡る経験と諸外国からの知識を得て体系立て共用し役立てています。この薬酒はバッカーデブリースが発祥ですが、そのノウハウは既に手にしています。
第2項目に挙げますのは運河建設のノウハウの提供と指導員の派遣。
これについてはそれを行うのに先立って検討していただきたいことがあります。
現在、双方の間にある海洋に海賊は存在しません。60年前に我が国が雇い入れましたから。それを踏まえた上でまずプリュヴォ国の西海岸に大港を開港していただきたい。
そしてそこから王都まで運河を引くのです。山からの水を王都を経由して西の海に繋げば、王都水没の危険も減らせることでしょう。
その時は防衛上まっすぐ一本ではなく、何本かに枝分かれさせる必要がありますがその方がより運輸にも水を活用するのにも都合が良いです。もちろん出来るところからとか、思いつきでやみくもに進めるのではなく、運河全体を計画して全体のバランスを取ることは災害を起こさない為に大事ですから十分に計画して始める必要があります。
最初の計画を念入りにして例えば海賊対策に使っていたお金があるとしたらそれを大港開港や運河建設に回せば、西部を活性化させ王都や国中に輸送が早く楽に大量に出来るようになりますから工事はどんどん後になるほどスムーズに進められます。
何より、我が国と距離的にはそうは遠く離れていないのです。北西に港があれば人の行き来が楽になり、次に紹介する物も効率的に運べます。そして、我が国にはより新鮮な食物が運べるという次第です。
第3項目に挙げるのは王都の道、大街道、運河の船着場や、港、市場などで使える石畳や護岸石に使えるペイヴストン。
これは非常に固く頑丈で欠けにくく摩耗しにくい上に滑りにくい石で、濡れるとより滑りにくくなるという特性を持っています。プリュヴォ国の石工にこの石を2つに割って下さいとお願いしてペイヴストンが割れたり欠けたりしない事を確かめて貰いました。」
そう言って石工を呼ぶとその手には四角いままのペイヴストンがあり、彼は首を横に振り「割ることは出来ませんでした」とうなだれた。まず楔を打ち込む為の穴が開けられなかったと言う。
「では次は滑りにくさに関してはこちらに用意してありますから、実際にここで試してみましょう・・・」
そう言って準備していた大がかりな装置を指差した。
皆が見慣れた従来の石畳(それもそのはずで宮殿の前の道から剥がしてきた丸くなった石だ。そこには代わりにペイヴストンを敷き詰めてある)を再現した坂とペイヴストンの石畳の坂を5メートルに渡って上がって下がる傾斜をつけて作り、そこを誰か荷車を引いて上がってくれという。
手を挙げたのはドミニク・エモニエ国土相だ。
運河と大街道並びに災害対策を効率的に進める為に運輸相と土木相を統合し、先日新たに設置された国土相に任命されたばかりでやる気に満ち溢れた彼は後学の為にと自らその役を買って出た。
まずペイヴストンの坂を20キロの小麦袋を載せた荷車を引いて上がる。普通に上がれる。
次に従来の石畳を模した坂を同じように上がる。足場が悪く歩きづらいものの上がれた。荷車はガタガタと跳ねた。
続けて従来の石畳の方に水をかける。滑って危なく何とか進もうとしたらツルッときて向こう脛をしこたま打った。荷車が坂に差し掛かることなく上がるのは断念された。
エモニエ国土相は痛む向こう脛をものともせず果敢にも最後の実験も続投した。
ペイヴストンの石畳に水をかけ、荷車を引くと難なく上がれた。なんなら最初の乾いた時より安定感があって楽だった。会場からも「おお」という声が上がったが、その時のエモニエ国土相の驚きの顔はかなり説得力があった。
キースのプレゼンテーションを聞きながら、なかなか大した手腕だとフィリップは感心していた。
こうしてキースは最初にゴダール・バセットの帰国を単体で扱わず、医療と合わせることで彼を人質と扱っていないとリュシアンに認識させる事に成功しただろう。
逆にそうすることによってゴダールと親しくする者達という印象になり、父上にとっても敵ではなく味方だという感覚を持たせられただろう。
海賊の話はさり気なく盛り込む事で、60年もそれについて無知だったことを恥じ入る隙を与えなかった。
ケネス王国にとってとても重要な運送や交通にかかるコストや日数を削減できる大港と運河を、ノウハウを提供するという形で支援する側に回り恩を売りながら作らせるように仕向け、更にこれはペイヴストンが大量に必要になるという罠だ。一度きりの取引では終われない。
まあ、本当にペイヴストンは有用な石でいくらでも欲しい物だけど。
どれも欲しい。
この国のために。
しかし、キースも凄いがこれほどのネタを僕が席を外しているたったあれだけの間に相手から引き出したのがリリィだと言うのだから驚きだ。
僕のお姫様は、本当にどこまでも凄いお姫様だ。
そしてリュシアンはというと提示される内容が全て驚きに満ちていて、口の挟みようがなく腕を組み目を閉じてただただ聴き入っていた。
ゴダール・バセットの帰国だと?
昨夜からさっきまで姿を現さなかったリュシアンはゴダールがケネスにいる事を今知った。ある日、外国に行って世界を見て勉強して来たいと言ってきたゴダールの決意は堅く、身元証明書を持たせてやったもののその後は音信が途絶えていて心配をしていた。
小さい頃から優秀で人好きのするゴダールを重要ポストに付けるつもりで我が子のように可愛がっていたのだ。
まして医学は喉から手が出るほど欲しいものでこれだけでも充分な量の食糧を継続して提供する価値がある。
今にして思えばゴダールは最初から医学を勉強するつもりで外国に渡りたいと言ったのかもしれない。
いや、絶対そうだ。
医療の必要だと思っていたが医者は居らず、また治療院や医学書も焼かれて残っておらず国内では再興の足がかりになるものがなかった。それならば外国から学べば良いとは分かっていても、私は頑なに外国との交流を戦前からの付き合いのある国との最低限の輸出入に絞り、他には門戸を閉ざしていた。
医療の発展になかなか着手しようとしない私のやり方に業を煮やし、自身がそれをもたらす決意で黙って出て行ったのだろう。ゴダール、あいつはそういう奴だ。
それから運河についてはどうだ。既に成功した運河運用からの知識と技術があれば、どれほど効率的に、また災害が起こる可能性も減らせるだろうか。ここのところ皆で検討を重ねているが今まさに直面している難題だ。
それに海賊が60年も前に転職していたなんて、自分がまだ生まれる前じゃないか・・・。
これも世界情勢の疎さだ。
ここに来るまでは心は揺れていた。母の言葉を思い出すとやはり人に優しくと心を改めたくもあり、戦争の危険を近づけるくらいなら篭っていたい気持ちもあり・・・。
どうしたものかと思っていたがいざ耳を傾けてみると逆に欲しいものが有り過ぎて食料を足るだけ提供し更に金を積んででも手に入れたい。
もう心は完全に傾いていた。逆に自国へのメリットが多すぎる。
しかしそれではケネス王国と我が国が親密になり過ぎる。うーん、何を欲して何を捨てるか。
取り敢えずペイブストンは見送るか!
そうリュシアンが考えていたところで、キースが最後のダメ押しを繰り出した。
「このペイヴストンを石畳として使えば雨の日のリリアン様の馬車での登校も安全なものになるでしょう」
ペイヴストンだってそもそもめっちゃ欲しかったのだ。もう我慢ならん!
雨の日は出るのを控えたり、殊更ゆっくり走らさねばならなかったのだ。馬車が快適にパカラパカラと道路を走行し行き交う様を想像し、とうとうリュシアンがカッと目を開いて言った。
「リリアンの身に何かあっては大変だ。それを至急手配して貰おうか!!」
「おお〜っ!!」
会場内は驚きの声に包まれた。
遂に、遂にケネス王国渾身のプレゼンテーションは国王リュシアンの心を掴むことに成功した。
リュシアンのその時に発した言葉のせいで、
キースが書いていた後世に残る記録の物語の締めくくりは『やはり交渉の決め手は救国の乙女の存在だった』となってしまったのだった。
「おい、気をつけて運べよ」
リュシアンはいそいそと『クセのある強い酒』の入った何十箱もある木箱を自分専用のセラーに運ばせている。
これらはケネスの帰りの船に少しでも多くの食糧を積んで帰る為に、彼らの帰りの荷物には不要と判断された物の1つだ。
船を軽くしスペースを作るために彼等の誇りでありこよなく愛すその酒さえ置いて行くことになり、料理用にいくらかは残したものの自分たちが帰りに飲むために積んでいた日常消費分まで下ろして全てリュシアンに贈られたのだ。
あれから数日かけてお互いの外交員達が話を詰めている間にも、周辺地域から小麦を初めとして酢漬けの野菜や塩漬け肉、干し肉、燻製などやクラッカーやビスケット、ジャム、バター、チーズと思いつく限りの保存性の高い食料がどんどん運び込まれている。それを検分して荷馬車に積むと、船が停泊するリアムがいる港に順々に先行隊を出発させる。
何せケネス王国までの道のりは遠いのだ。
帰途で通る地域からも更に小麦や他のここにはない食料を調達する事になっているが、彼等が国内を移動中に消費した分までも乗船時に補給出来る様に取り計らった。
ケネス一行の内、外交員達20名程はここにとどまり、代わりにプリュヴォからの外交員や色々な専門家を現地視察の為に同行させる。
その他に本来一緒に帰ることになっている楽団員達を次の航海時か航路が北西地区に開くまでプリュヴォに留まらせたいとキースが考えて希望者を募ったら楽団員どころか予想以上に多く残留を希望する者が出た。
それ程までに多くの食糧を調達したいのだ。当たり前だ、彼らの民は既に飢えている。
というのは表向き。
実際は気候風土が良くて食料に不安がないこの楽園に残りたい者が相当いたということなのだが、皆それは口に出しては言わないからケネスで食料を待つ人の為に耐えたという美談にすり代わった。
彼らの居場所や仕事も作られることになった。いつまでもジョワイユーズ宮殿でお客様でいてもらうわけにはいかないから。
ケネス王国大使館とケネス王国博物館、それに文化交流館。交流館には楽団とお互いの言語を学ぶ場が設けられた。そうやって残留組もそれぞれの場所で活躍することになる。
食料調達に関する問題は、こちらから出せる大型輸送船がないのでピストンで行き来して貰わないといけないことと、港がケネスから見て最も遠い場所にある為に陸路も海路も遠回りをする事になることだ。
よほど天候が良く順調に進んでも1ヶ月以上かかる。
国内を南北に走る街道整備と運河建設に着手したばかりではあるが、そっちより優先させて北西地域に大港の開設と王都からの主要道路を敷かねばならぬだろう。
何せリリアンが、城塞都市に行ってみたいと言い、それに対しフィリップも新婚旅行で訪れようと応えたというのだから北西地域への道を早期に充実させるのは当たり前だ。
リュシアンは愛情深い男だ。
喜ぶと思えばいくらでもしてやりたい。それだけで動機には充分になる。
愛しき者たちの為に出来る事があるというのは、それが困難なことであってもリュシアンにとって喜びでしかない。
宮殿の左翼の大リフォームも、学園の履修方法の変更も、結婚や成人年齢の法改正も国王という存在だからこそやってやれることなのだから使わない手はない。
あの時、次期国王、王太子という何でも手に入る立場でありながら、それ故最も心を掛けるものを失った。
だからこそ余計、身近な者を大切に思い深い愛情を注ぎたい。そうできる事が幸せで、そうする相手がいる事が救いなのだ。
リリアンの為にと思えば、背中を押される。
リリアンの為に国王という立場でしかしてやれないことがある。
国王だからこそ出来ることが。
彼等にしてやりたいのに、してやれなかった。その悔いの元を取るように・・・。
そうして遂には頑なに拒否していた外国への門戸を開く事になったのだ。
すると決めたら話は早い。そういう性分だ。
大型輸送船も欲しいな。
一気にやらなければならない事が増えて忙しくなってきたぞ!!
リュシアンはケネスへの積み込みの続く作業を見ながら、長年の心の澱を取り払ったような気がした。
清々しい、気分だった。
ペイヴストンが一番人気?
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