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102話 トリプルデート

 とうとう街に遊びに行ける事になりましたよ。


 し・か・も、トリプルデート!


 という設定で!街歩き!!


 フィル様と私、ニコ兄様とソフィー様、パメラとレーニエの6人で!




 るんるん、皆が私の応接室に集まった。


「フィル様、この色はいかがです?」


「見慣れなくて違和感しかない・・・リリィの偽物みたいだ。あと何故か私がチャラく見えるから却下!」



 今、私の銀髪が珍しい色だから隠しておこうという話になってウィッグを合わせているところ。カップル同士は同じ色にしようと試着中!

 この国の人たちは濃淡の違いはあれど殆どが茶髪であとは金髪だから他の色は目立つ。私の銀とパトリシア母様のピンクは相当珍しいのだ。



 でも真っ赤なパメラとレーニエに対抗した真っ青は却下された。


「俺たちの真っ黄色も派手過ぎないか」とニコ兄様からもクレームが・・・。


 お兄様の場合は色より髪型に問題がありそう。


 若干ロン毛のウィッグのニコ兄様は別の方向のワイルドになってしまってイメージが違い過ぎてあなた誰?って感じに。・・・嫌がるの分かる。


 結局、私とフィル様だけが濃い茶色のウィッグにして、ニコ兄様とソフィー様は地毛で行くことになった。




 それから行き帰りの移動は馬車ではなく馬で行く事になって、私はフィル様とレゼルブランシュに乗る。

 ソフィー様は馬車しか乗った事がなく、背が高くしっかりした体格のエクレールに恐る恐る乗ってニコ兄様がしっかり支えていても揺れる背に生きた心地がしなかったそうだ。

 パメラとレーニエはもちろん自分の馬に乗っている。2人はデートを装って私服で護衛をしてくれているし、ニコ兄様だってフィル様の護衛を兼ねている。


 それもこれもフィル様が今日は普通の貴族みたいに身軽にお出かけをしたいと言ったからだ。



「さあ、リリィ行こう」


 フィル様と手を繋いで歩き出した。るんるん。なんだかよくある髪色になったらそれだけですごく街に馴染んでる気がする!




 な〜んて街に馴染んでると感じているのは勿論リリアンだけで、馬から降り立って横一列にニコラ、ソフィー、フィリップ、リリアン、パメラ、レーニエと並んで歩き出した6人は周囲から見ると目を引き過ぎる。明らかに()()()()()()集団だ。


 ニコラは目立つ。

 王太子の護衛として王都では庶民にも知られる程の有名人で、ここに王太子がいると旗を上げて宣伝して歩いているようなものだ。


 ニコラがいるせいで例え髪色が違っても、眩いばかりの相貌に優雅な身のこなしの男性が王太子フィリップだと一目で見破られてしまう。それにしても今日のニコラは普段より周囲を警戒しているようだ。


 その隣のソフィーは王族と街にお出かけという体験に緊張した面持ちだ。今日は勿体無くも案内役を仰せつかっている。


 2人とばして赤い髪の小さい方は他を圧するオーラを放っていて顔が整っているだけに目が合えばその眼光の鋭さに縮み上がってしまいそうだ。それにハーフコートの裾から長い剣の鞘が見えている。


 レーニエも巷では知られた騎士で、王宮騎士団専用出入り口にはいつも出待ちファンがいるほどだ。

 怖がられがちな騎士達の中でレーニエは女子供受けするイケメンゆえ親しみを持たれやすく普段の騎士団の仕事で街に警邏に出るときは話しかけ易い雰囲気なのだが今はその顔をキリリと引き締めている。



 なぜ護衛の3人がこんなに警戒しているかというと、ベルニエから王都への帰り道でのフィリップの自由ぶりが騎士団内で伝説になっているとレーニエが2人に話したからだ。


 まるで野に放ったウサギのようだったと。(とてもじゃないが捕まらないという意味らしい)


 フィリップの護衛慣れしているニコラでも王都のような人の多い都会でフィリップとリリアンを揃って放つのは初めてで、今日はソフィーも一緒に行動することから絶対に危険な状態になりたくないのだ。

 もしも何かが起こった時は迷わず自分の婚約者ソフィーより王太子フィリップと婚約者候補リリアンを助ける。護衛とは、特に王族の護衛というのはそういうものだ。




 そんな緊張感溢れるメンバーに挟まれているのにお花畑を散策しているかのようにまるで緊張感のない2人、王太子は優しい眼差しで手を繋いだ少女に話しかけている。


 彼らをちょっと見ただけでニコニコとご機嫌のこの少女がどれほど王太子からの寵愛と待遇を受けているのかが分かるというものだ。


 誰に何を指示されたわけでもないが、彼らの通る道は自ずと開かれた。




「ソフィー様、最初はどんなお店に入るのですか?」


「そうですね、リリアン様のご希望が有りますか?無ければ歩きながら近い順に気になったお店に入ってみてはいかがでしょう」


「いいわ、そうしましょう」


「でしたらここはドルチェ・タンタシオン(甘い誘惑)、まだ新しいサロン・ド・テです。モンブランという栗のケーキが人気だそうですよ」とソフィーはニコニコして言った。


 人が物見高く集まって来て遠巻きにしている。

(今、セントラル広場に着いたばかりでさっそくお茶かいっ)と思っている人も少なくない。

 ショッピングに来てすぐ喫茶店に入ったらお尻に根が生えてアッと言う間に時間が過ぎてしまい1日がパァになると王都では言われている。

 リリアンもお茶の時間にはまだ早いと思ったようだ。


「ではお茶の時間にそこに入りましょう」


「はい、ではお茶はドルチェ・タンタシオンで。楽しみですね!お次に紹介するのはお隣にあります人気の雑貨店、ラ・クレ・ドゥ・ボヌール(幸運の鍵)です」


 もちろん見物客と、驚いた顔をしてソフィーを見たニコラは(隣だって!?一軒一軒漏らさず覗いて回ったら、全部見終わるのにいったいいつまでかかるんだ?)と思ったに違いない。


 そんな空気を感じ取ってもソフィーは余裕だ。大丈夫と言わんばかりに頷いて先に立って皆を店内へと促した。


(そもそも街にはとても1日では回れないほどオススメのお店があるのだから、今日だけで全部回る必要はないのですよ。何を隠そう今回のルートは王太子殿下と事前に打ち合わせ済みですから)





 そのオススメの雑貨店に入ると人気の店だと言うのにまだ時間が早いせいか他のお客さんはいなかった。


「わぁ、可愛いお花柄のお皿があるわ。10時のおやつの時間に使うのにどうかしら?こっちは3時のおやつに似合いそう」とリリアンが言うとニコラが後を継ぐ。


「リリアン、こっちは5時のおやつ、そっちは7時のおやつに合うぞ」


「お兄様、そんなにおやつばかり食べませんよ」


「そうかい?」



「リリアン様、こっちにあるリップクリームはホワイトリリーの香りですって」とソフィー。


「リップクリームから香りがするのですか?」


「しかも、うっすらピンクの色付きですよ」とソフィー。


 声をひそめてソフィーが何やら耳打ちするとリリアンは真っ赤になった。


「そ、そんなこと・・・」


「リリィ、何見てるの?ん、どうした?」



 レーニエやパメラと入ってすぐの所にあった新発売だという封蝋用のシーリングワックスを見ていたフィリップがリリアンの元に戻って来た。


 まさかソフィー様に殿下がキスしたくなる『ぷるぷるのくちびる』になりますよ、なんて言われたとはとても言えない。


「いえ、リップクリームを見ていたのです。これが可愛いなって」


「どれどれ、白に銀のリングの縁取りの容器とはリリィにピッタリ似合ってるね」


 フィリップに言われてリリアンは改めて商品を見ると確かに銀色が使ってあって自分に似合っていそうだった。



「そうですか、なら買っちゃおうかなっ!?」


「ああ、それじゃ先に安全かどうか確かめるね」



 フィリップが言うと何処から現れたのか口の上までのヴェールを被った女性が男性と共に来て、3本ある内の2本をそれぞれつけて唇に馴染ませてみてから頷いた。

 男性が「安全のようです」と言い、つけていない1本を恭しくフィリップに差し出した。


「はい、リリィ」


「あ、はい」リリアンはその様子を呆然として見ていたがなんとか返事を返した。



 以前、バレリー夫人に習った。


 元々王族ではない人が王妃になると毒味役が毒を食べて死んでしまうとショックを受けて辛い気持ちになることがあるので顔や人となりが分からないよう顔を隠し声も聞かせず、毒味役に親しみを感じないように配慮されているのだとか。正に今のはソレでは?


 女性の毒味役がいるとは始めて知ったが何故か今日はリリアンにも『お毒味役』がついているらしい。



 ・・・フィル様、今日は普通の貴族のように身軽にお出かけするとおっしゃっていらしたけど、とんだVIP待遇ですよ?



 もしかすると学園に通い出すのに合わせて私にもお毒見役がついてくれる事になったのだろうか、とんでもなく過保護なリュシー父様を頭に浮かべる。うん、ありそう。


 それならば今後は外での飲食はあの人を危険な目に合わせないように気をつけねば。




「リリアン様、買う物はこちらのカゴに入れておくのですよ。私が持ちますから入れて下さい」とソフィーが籐籠をどこからか持ってきた。


「大丈夫です、自分で持ちますよ」


「いいえ、リリアン様は初めてこのお店にいらしたのだから色々とお手にとって見て下さい。私はよく来ているので」


「ありがとうございます、ソフィー様」


 などと言っていると向こうからパメラが呼ぶ。



「リリアン様、こちらに可愛いマスコットがありますよ」


「はーい、あっ!!ラポムだわ!」


 それは楽しそうに歩く馬の形をしていた。シルバーの台座にビッシリと宝石のようにカットがされたガラスが嵌め込まれていて全体が銀色に見える。



「なんて可愛いの、表情までラポムにそっくり!可愛い〜っ」


 後ろにピンが付いていてブローチになっていた。


 ラポムのブローチより少し大きめの馬のブローチは、白馬じゃないけど胸を張って立っていて崇高な雰囲気でフィル様の馬を思い起こさせる。


「フィル様、こちらのはレゼルブランシュに似ています」


「本当だ、リリィお揃いで買おう、買おう」とフィリップもノリノリだ。


 2人はいそいそと籐籠に馬のブローチを入れた。


 可愛いキラキラしたブローチは他にもクマやネコなど色々あってどれも素敵だ。パメラにはネコが似合いそう、レーニエはチーターかな?




「リリアン、こっちにもお前の好きそうなのがあるぞ」とニコラが呼んでいる。またさっきみたいに揶揄われるのかと半ば期待して行くと予想に反してまともだった。


「お兄様それは何ですか?」


 木製の可愛らしい置物のようだけど、それだけではなさそう。



「オルゴールだってさ。このネジを回すと・・・ほら」


 リンロンリンロンと音がしてクルクルと動き出した。

 ニコラはそこにあるオルゴールのネジを次々と回して動かしていく。メロディが被ってとても賑やかになって何の曲か分からなくなっているが人形が動くのを見るのが面白い。


「わぁ!」目を大きく開いてリリアンは釘付けだ。



 台の上で回る馬と馬車、回るだけじゃなくて上下にも動くのが凝っている。


 こっちはくっついたカップルがクルッ、クルクルッと回転しながら大きく回ってダンスをしているように動く。


 猫が延々とネズミを追いかけるのとか。


 カップルのフクロウが左右に仲良く揺れている。



「すごーい!動いてる、可愛い〜」と感動して思わず隣で膝と腰を折って低い体勢でオルゴールを見ていたフィリップに縋ると、フィリップは「うん、可愛いね」と言ってリリアンを抱き上げ頬にキスをした。


「可愛い」


 あぁ、いつも王宮でひっついているせいで、思わずいつものように甘えて抱きついてしまった。


 ここはお外なのに。



「ごめんなさい、お外なのにうっかりフィル様にくっついてしまいました」



「いいや、ちょうど手持ちぶたさだったからこうしたかったところだよ」


 リリアンが肩に手を乗せ謝るとフィリップは優しくそう言って笑った。



 そうだ!今日は私たち変装してて誰だか分からないのだから、このままでもいいかしら?そう思って下りますと言わずにそのまま高いところから店内を見回すと、今まで見えていなかった物が色々目についた。


「あら、フィル様あれは何でしょう?丸いガラス玉のような物があそこに沢山ありますよ」と指を指す。


 移動中も上から目線で物珍しくキョロキョロ。




「スノードームだね」と腕から下ろしてくれる。


「ほら、こうしてこうすると・・・」


 上下を一度逆にして置くと、ふわ〜っと白いキラキラが球体の中を舞う。


「まるで雪が降ってるみたいですね」



 いつまでも見ていたくなる、綺麗。



 他に何かリリアンを喜ばせるものはないかと店内に散っていた皆もスノードームのコーナーに寄って来た。



 リリアンが覗いているガラス玉の中は周囲に雪をかぶったような色の木々が立ち、尖った屋根の建物のミニチュア、横に文字が刻まれた石版のような物が立っている。


「あれ、これ・・・フーゴの石版みたいだ?もしかするとリヤの神殿かも?」


 ニコラは呟いた。

 行った時はもう教会は崩れていたからいくつか残る基礎の状態しか知らないけど建物に見覚えのある百合のマークが入っているし、石版っぽい板にはチョロチョロっと線が何本か引かれているだけだがあの詩がかかれているように見える。


「お兄様この建物をご存知なのですか?」


「ああ、辺境領と麓の間にある村の風景にとても似ていると思う」


「お祖父様のところの」


 リリアンは改めて覗き込んだ。




「よくお分りですね、そうなんです辺境領の風景なんですよ。

 それは今は無きラカストゥア神殿、これらのスノードームは辺境領で作られた物なんですよ。

 その村には温泉があって比較的雪は少ないらしいのですがそこに行くまでが雪深く冬は山の中に閉ざされるので冬の間はこういった物を内職に作るんですよ。

 王都ではウチにしか置いていません。この季節にピッタリで素敵でしょう?今年は多めに仕入れられたのでまだこれだけありますが多分すぐに売れてしまいますから春まではとても残ってないと思いますよ。それくらい人気の商品です」


 スノードームはレジに近い所にあったのでお店の人にも2人の会話が聞こえたのだろう、そう教えてくれた。早く買わないと無くなりますよ言いたいようだ。



「へえ、知らなかったスノードームか」


 ニコラが改めて見ると他のドームの中の風景も何を表しているのか分かった。



 赤いスカーフに長い杖を持った牧歌的な羊飼いと羊の人形が入ったもの。これは伝説のフーゴだ。


 銀髪の女性と羊飼いはもちろんリヤとフーゴ。リヤが百合の花を持っている。


 奥にある、手前の物より一回り大きいスノードームの中は、山の頂上にある青白い城を目指す黒い馬に乗った騎士・・・その騎士はマルセル・ジラール辺境伯を表したもので、青白い城は氷の宮殿だ。きっと氷の宮殿を求めて山に分け入って行くお祖父様を見て想像して作ったのだろう。


 氷の宮殿は人間ではニコラしか訪れたことがない場所だ。リヤに招かれたのでなければ、命が切れる時にススィに見せられる幻影でしかその姿を知る術はない。


 それでも、お祖父様は氷の宮殿に辿り着いたと信じて亡くなった。喜びの中で息絶えたはずだ。


 だが・・・。



 その奥にある大きなスノードームを手に取る。


「氷の宮殿は荘厳だ。これよりもっともっと美しくて立派なんだ・・・」



 今年の冬ニコラは合宿に参加しなかった。


 お祖父様が亡くなったという事は世間に隠したままマルセルが長男ヴィクトルに辺境伯の爵位を譲った事になっている。

 事実を知ってるニコラはお祖父様がもう居ないと思うと何だか辺境領に向かうのは気が重く結局「今年はリリアンが王都にいるから1人にさせられない」と理由をつけて行かなかった。

 お祖母様は気丈にいつも通り辺境領を切り盛りしているだろうに・・・そう考えると薄情な事をしたと思う。



 まあ、従兄弟達はアイツは彼女が出来たのでデートに忙しくて来ないに決まってる!とか思ってるんだろうけど。




「ねぇお兄様、お祖父様はどうされていらっしゃるのでしょう?ベルニエ領にいた頃は長くても三月も会えずにいた事は無かったのですけど、もう随分長い間お会いしていません。秋には氷を運んで王都にいらっしゃると思って待っていたのに来られなかったの」


 リリアンが心配そうな顔をして尋ねてきた。


 ニコラは嘘を吐くのが苦手だけど、それについてはお祖母様に国の防衛に関わるから誰にも言うなと口止めされたままだ。


「どうしていらっしゃるだろうね。

 リリアン、このスノードームの人形はお祖父様がモデルだよ、だから我々が持っておこう」


 そう言って店員に「これは後で買いに来るから2つ取り置きしておいてくれ」と頼んだ。



 今はこれを部屋に置き、お祖父様に想いを馳せることでせめてもの弔いにする。





 そうニコラは店員に言ったが、結局フィリップが全部支払いを持ってくれていた。店員が頭を深く下げ、それぞれ買って貰った商品を手に店を出た。

 すると横からスッと近づいてきた3人組の男性が皆の荷物を根こそぎ攫って行った。もちろんリリアンの手からも荷物が消えていた。


 呆然と見送るも、あれはリリアン専属護衛隊の面々だったような・・・、リリアンの荷物を持って行ったのは護衛隊の中で一番小柄ですばしっこいセザールに見えた。


 フィリップもニコラも当然のような顔をして動じていない、どうやらリリアン専属護衛隊は護衛と荷物持ちをする為に目立たぬところに控えているらしい。



 フィル様の言う、普通の貴族のお出かけとは何ぞや?とリリアンは首を傾げた。




「さあさあ皆様、次へ行きますよ〜!」と今日の案内役ソフィーが明るい声で皆を促した。


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