表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

魔法迷宮 設定

作者: 戦夢

超SFファンタジー。迷宮の歴史と人類の歴史。遺産と伝説。エグザムと探索。


魔導創世期。5000~5180

星暦5121年にセフィロトの大地に建造された四つの生物要塞都市「魔都」「聖都」「法都」「死都」

聖都を最北に中央が死都。東に法都市と西に魔都市。

汚染された大地を浄化する「浄化増殖都市」と呼ばれ、天空樹の頂きに聳える死都の有翼人「翼使い」を中心に南大陸東側の浄化が始まる。

同時並行で世界中に建設された浄化増殖都市は星暦5827年まで平常運転されていた。この頃は世界中の言語や通貨や支配政治体制などあらゆる面で違っており、それぞれが主権を持つ都市国家として近場同士或いは閉鎖した鎖国状態であった。

植民地時代。5180~6217

おおよ七百年間の間に、それまで汚染されていた世界の半分規模(旧文明圏を中心)の汚染領域が縮小した。当初生命すら存在しているか疑問視するほど、水や空気と土壌が汚染物質(自然分解に千年以上かかる変移した魔導粒子)に汚染され生物が済めない環境だった

要塞に逃げ延びた者達と、汚染されていない僻地に隠れた者達の子孫が本格的な交流を始めたのが切っ掛けで。セフィロト南部の非汚染地域だった荒野や隆起大地に複数の都市が建設された。

都市以外に住まう者達や生物は汚染の影響で体細胞に擬似的な魔導機関を獲得。当初要塞都市の魔導師や科学者は実験材料としか見ていなかった(汚染の影響で共食いが始まり種族が滅びると判断したから)が、代を重ねるごとに汚染環境にすら適応した頃から独自の暮らしをし始める。

5800年代後半に始まった植民地時代にさきがけ、南大陸では都市外の土着人「流浪の民」による交流「相互扶助」が既に広まっており、要塞都市の周辺でも活動する様になる。年に住まうものも何かしらの理由で流浪の民と共に暮らすようになり、亜人含め雑多な文明圏が同国南部で栄えた。

浄化戦役。6217~6234

時代を重ねるごとに交流と軋轢が増し、星暦6217年に死都を中心とした浄化勢力と流浪の民や別種族(亜人)と文明諸侯(南方)連合の間で戦争が勃発。16年がかりで同国南部は荒廃し、死都の中枢である蜜の花が都市と共に破壊され終戦。以降死都の有翼人勢力は大幅に縮小し、方々へ離散。蜜の花の恩恵である飛行液の供給を失い翼を失った。

この戦争で天空樹の浄化能力が大幅に低下し、他都市と連携した大陸西部の浄化能力が機能不全に陥った。これを切っ掛けに無人の法都を除いて、政変や都市文明の転換が始まり、都市から人が流出し始めた形骸化が進む。

群雄時代。6234~7098

その後も争いや文明の統合、数多の繁栄と衰退が続き同国内は無数の諸勢力が登場。北方大陸(現東大陸)他は違い「群雄時代」を経て第一次産業革命が伝播するまで戦国と当地の世が繰り返される。

星暦6220年代に設立された迷宮探索機構の調査が度々行われたが、この頃から都市の機能不全や技術継承が深刻化しており、都市指導者は流浪の民や他都市の技術者に運営を頼り始める。

星暦7041年に東大陸(当時は北大陸)の東部都市近郊で高濃度の魔導粒子を濃縮した天然資源「魔導石」と「液化粒素」が発見され、どう資源を地下で生成する微細生物の「地底カビ」の研究が始まる。以降これを切っ掛けに導力技術が発達し、第一次産業革命が広まる。魔石を簡単に魔導具へ加工出来る【魔導炉】(分解・融合・合成炉)技術が確立されたのもこの時代。

魔導開花期。7098~8240年代

この頃に魔導正典(現在は聖典)と呼称された歴史学問が普及し始め。後の国家セフィロト樹立へ繋がる宗教的学問と研究集団が組織される。同組織は戦乱の世に一定の教育と医療衛生や治世と統治を保障し、民衆から絶大な支持を獲得。当時の王政や支配議会を転覆させた「歴史戦争」が勃発。勝利により当時失われつつあった星暦を復活させ、隣国(大陸西側)や北大陸の支援により星暦7098年「セフィロト(神への系統)」の樹立を宣言、首都を聖都に移し政府組織「正典教」を結成した。

導力転換期。8245~8262

の歴史においても建国から1150年程度までは安定期が続いた。しかし鉱物資源の減少や魔導石の高騰、建国以前に確認されていた魔都市や法都市から発生した魔物により経済が不安定化。国教と化した魔導正典(歴史書)が見直され始めたのを皮切りに、魔物の個体数と国家間の貿易を縮小し社会インフラを持続可能な物へ転換していった。

探索転換期。8200~9300年代

星暦8262年に新たな国教「魔導聖典」に変わり、生まれ変わった※1現代版「迷宮探索機構」の新定義に則り、かつての要塞都市を「魔法迷宮」と呼称。迷宮での探索業と農業工業政策を分離して国交を限定的な段階まで下げた(擬似的な鎖国)

星暦が8700年代に成るまではまだ聖都や魔都と法都の※2旧探索業が盛んだった。しかし時と共に技術が発達し大地汚染が大幅に解消された事により迷宮の機能が枯れていく。天空樹が有る大カルデラの水位が減少し、現在の潮位まで下がり始めた事で天空樹の調査が再開された。

星暦8732年にセフィロトの※2旧探索業が始まると、枯れた迷宮を放棄し東西南北から人々が押し寄せ開拓が進む。

※1「現代版探索業とは古代遺跡や旧都市を再生させ新たな生活経済圏を造る行為」

※2「旧探索業とは古代文明の技術が詰まった遺跡や都市跡を探索(調査)する行為。遺構管理業とも言われていた。」

革新魔導時代。9300年代~9450年代

星暦9300頃に西大陸(旧北大陸)で発明された様々な飛躍的な魔導技術が世界に普及するようになり。現在の全ての迷宮で行われている「虚構世界法式探索管理業」が西大陸西端の国「ゼントラン」の「巨神像」にて始まり【第二次産業革命】、三代目の「迷宮管理機構」が発足する。三代目迷宮管理機構は「迷宮補完委員会」が裏で操っており、巨神の自我意識である伝説の死神「エグザム」が自身の役目を果す目的で作らせた下部組織。

星暦9364年頃から虚構世界法式探索管理業を天空樹でも導入する議論が「知恵の葉」で過熱し、南の鉱業勢力や亜人種族との間で紛争にまで発達。星暦9409年に鎮圧されるまでこの騒動は第二次浄化戦役と呼ばれていた(セフィロト経済動乱)。

解放革命期。9450年代~9600年初等

星暦9450年代から世界中の単位や通貨と言語などが生活概念が統一されたのを契機に、経済圏の過度な膨張が見直される。セフィロトでも探索業から商工業が分離し独自の農業政策や観光政策が始まり、長らく続いていた鎖国状態が徐々に解放された。廃墟と化していた魔都や法都が学術的な調査地と新たな水源地と成り、聖都は沿岸の施設も含め観光地と化した。

星暦終末時代から現代。9600~

星暦9600年代初頭から後半にかけて魔導創世記以前の研究や調査が進み、旧魔導正典に登場する様々な伝説や架空とされていた存在の実在が議論され始める。「魔導粒子に纏わる起源説・死神伝説(戦役)・神兵戦争・浄化天使」これにより様々な書籍が発行され失われた浄化都市の遺産を巡る紛争が多発した。

これらの事態に対処する為、星暦9689年に西大陸で「大陸機動団」。南大陸で「遺産保全協会」が結成され、今日も方々で活動している。


第五話「女難の遭難者」第六話「申し子」第七話「光と影」第八話「不浄世界」台九話「死神の名は」第十話「神暦への帰結」


炎→闇→光→氷→雷→土→風→水→炎 


炎水風土雷氷光闇

水風土雷氷光闇炎


【魔法】失われた超技術を虚構世界限定で再現した力。「偽りの神と信仰」

【魔導】数千年の科学技術を用途用途に最適化した汎用技術。崩壊した過去の文明や失われた伝説上の業を再現する為に生み出された知恵の結晶。

【錬金術】魔導技術のうち、(かね)を生み出す術全般。

【理力】星暦が始まる切っ掛けとなった宇宙世界改造により加わった新たな物理法則。通常の物理法則では有り得ない(困難)現象を一切の仮定をふっ飛ばし発現させる本物の魔法。仮定が一切不明なので通常物理法則を用いた解明は殆ど期待できない。本来なら銀河文明崩壊時に失われたが、封印された一部が残っていた「正統な神の力」。

【魔石】大気や地中の魔素が様々な分子と固まった結晶を含む鉱物(宝石)や有機物の総称。凝縮時の触媒となる物質によって大まかに属性別けされている。

 【青炭石。琥珀石。赤銅玉。虹真珠。】

【魔晶石と魔結晶】複数の属性を化合させた合成魔石の総称。魔導結晶とは違うが、知らず混同される。

【魔核】探索者が虚構世界で活用する魔法の発動と制御媒体。魔晶石や魔結晶を迷宮内(虚構世界の迷宮街)で加工して造られる。簡単な演算と動作に特化しており、演算能力では水晶体と結晶体の劣化下位互換製品に過ぎない。

【魔導結晶】水晶体と結晶体の材料になる魔導物質の塊。形状は様々で、使用した原料により顆粒状から結石の類と形状が変わりやすい。基本的に結合が不安定な物が多く、迷宮で産出する物は専用の容器に保管されている。

【水晶体と結晶体】魔石系原料を合成した基石に迷宮にて演算回路を埋め込まれた制御用結晶体。迷宮からしか産出しない。よって金や特定の宝石の様に管理通貨として取引されている。

 【天空樹、緑黄結晶(神の実)。浮遊島、飛行石(青真珠)。大墳墓、鉱物骨子(白理石)。迷宮都市、血色体(賢者の石)。巨神像、反応溶媒(有機燃料)。】 

有機(液)結晶体。迷宮を用いずに製作された制御用結晶体。

【分解路・融合炉・合成炉】第一次産業革命から魔導技術の粋を設計された主体性。長い歴史の間、文明の製造業を担った。

【機改】 魔導技術により製作された魔核を用いて自立稼動する多用途機械の総称。特定の地方や現場では無人機とも呼ばれており、星暦九千三百年代から四百五十年代の革新魔導時代に発明された高性能な演算型学習装置の魔核が本体とも言われている。

およそ六百年前とは言え魔導学の歴史においては比較的新しい部類の機械製品だ。自立回路を埋め込まれた魔核は迷宮産業を中心に製造されている。しかし希少金属や宝石と同等の価値がある水晶体や結晶体の潜在容量の前には、所謂いわゆる下位互換にあたる消耗品にしか過ぎない。

よってセフィロトでは職人や労働者を大量に失業させる機改の使用や保有を全面的に禁止されている。

【機動兵と強化外骨格】機動兵とは有人式の人型兵器の略称。足の数や関節構造が人と異なる装備も含めて、有力な都市の防衛や特定の紛争と係争地域で活躍する様々な戦闘兵器を指している。

そして強化外骨格は本来、汚染された環境や極寒・酷暑地域で活動を支援する作業支援防護装備だ。しかし技術の発達による小型化が進み、機動兵器に搭乗する際の搭乗者保護を兼ねた戦闘用強化外骨格も存在する。なお歩兵用に製造された強化外骨格は戦場の主流とは言えず、機動兵器が荒野を駆け回る競技が普及しつつある現代では脇役に追いやられている。


【南大陸文化財保全委員会】壁画の修復から旧式魔導機関の管理運営、資産化された文化財の管理が目的で結成された組織。別命「資産保全委員会」

【槍は失われた魔導因子(魔導物質)により再現された伝説の武器「光の槍」のレプリカ。】

「光の槍」とは約五千年前の災厄を題材にした論文を元に製作された叙事詩「死神伝説」。およそ七百年前に編纂された伝記だが、現座でもセフィロト政府公認の歴史資料として国内のみならず世界中で読まれている。

【光の槍は世界中を不活性魔素で汚染した魔導生物の魔導細胞を死滅させる為に造られた(詳細不明)。】

魔導因子とは魔素に直接干渉もしくは操作する特殊な細胞核の基となった分子結合体と定義されている。その魔導因子を取り込んだ魔導細胞は現在でも再現不能な完全独立型の永久機関であり、災厄の時代の高度な魔導技術の結晶とされている。

光の槍のレプリカ「傾国槍」はこの永久機関を再現する過程で製作された魔素吸収体。魔晶石の材料とも成る魔核など高純度の魔素を濃縮と分解と分離を繰り返し、抽出された放射性物質を形状記憶合金に混ぜ分子核を安定させつつ中結合素子を不安定化させた物。大量の魔素を何処からか集め所持する受容体に貯蔵する永久機関の出来損ない。大量の魔素を吸収すると不純物が発生するので、簡単に自己崩壊してしまう。槍として使用しているのは、優れた伝導性と魔導親和性が有るから。




骨だけの各種。

強化外甲殻。全身(気密)タイプ。


虚構世界(一般的な魔導具)

〇〇の魔封石。各属性や魔法を封じた魔石。 

封魔石(具)。魔物を捕獲するための石。

多機能(支援)端末。時計や地図や通信機能を含め様々な検知機能を内蔵した最新鋭の制御演算結晶技術の集大成。

笛や楽器類。用途(音程)次第で通信や魔物への干渉も出来る昔ながらの間道具。


魔物候補

天空樹(周囲を外周湖・天空湖に囲まれた盆地平野に立つ巨大な樹。)


食蟲植物・土竜・水際系昆虫・おけら・くも・水際両生類・飛翔昆虫・擬態植物・菌糸類・甲殻類

浮遊島「大墳墓」「迷宮都市」「巨神」

幻獣(絶滅種では無い)「使徒」「ホタル」「人影(ひとかげ)」「属性獣」「異(遺)体」

※精霊種(※鉱物生命体)

天空樹「マルドゥーク」浮遊島「エニグマ」大墳墓「」迷宮都市「ゲヒュルン」巨神像「エグザム」

※精霊種とは旧世界の知識・記憶・記録・夢を内包した思念体。そして虚構世界を管理する迷宮核(クリスタルパレス)の住人。迷宮の中枢から世界を見守っている。

※鉱物生命体とは、ネットに引き篭もろう(回帰)とした人々が作り出した擬似生物。


基本構成

筋力・魔力・精神力・気力(干渉力)・生命力・

能力指数

体力・抵抗力・技量・直感(成長幅)・知力(理解力)・感応力・潜在力・浄化力


魔法作用順「人→魔物→魔法物質→現象→迷宮→探索者→人」

属性(無)・道具(武器)・合成・錬成術・歌・召喚・演舞と乱舞・変態化・覚醒業・魂縛

魔法効果

属性付与・回復と強化・転移・魔封じ・幻視・同調・変質・消滅・重力・演算無視・錬成と魔方陣・紋章・変身・操る・致命・物化け(物質化)

状態異常

火傷・凍傷・風化・毒・麻痺・混乱・幻覚・石化・壊死・変態化・沈黙・眠り・魔法阻害・致死・後遺症・気絶・めまい・認識(能力)低下・魔法阻害・状態変化


魔法物質の元は旧物質(マテリア)


魔物について

獣・蟲・竜(大型の哺乳類)・龍(大型の蟲)・擬体・鳥・魚・使徒(迷宮直轄の抗体)・魔人

魔物で魔法を行使する個体は、大きさにより威力が決まり、種族によって属性が左右される。

代表的な魔物の魔法(技)

(超)再生・吸収系・いかり・分裂・脱皮・咆哮・進化



歴史(星暦) 星暦とは迷宮文明(古くは共存体)が継承した暦。国の歴史「建国暦」とは違う。

以前 暗黒期

五千年ごろ魔導文明発祥

5500年頃に探索業が組織化され組合になる。そして世界中で独自の迷宮管理体制が発足。

5800年代後半に各国で郊外の汚染領域への入植が始まり、植民地時代が幕を開ける。

6000頃に探索機関が統一される。迷宮探索機構設立「6220年」(まだ放棄遺跡や汚染領域の調査機関だった)

6392 植民地時代終了 本格的な国家間紛争が始まる。国同士(都市国家)の経済が合一化され始める。

七千年前半ごろ 第一次産業革命

九千三百年ごろ 第二次産業革命 

セフィロトで発生した騒乱が九千四百年ごろに終結。同国は対外政策を鎖国から解放路線に転化した(解放改革)。

9930年代。セフィロトの探索法が大幅に更新される。


死神物語の重要人物。

エグザム 風土 魔法使い マルマル出身の元捨て子「孤児」 ユイヅキ 万能ナイフ 風と土(右左)の腕輪 生年月日不明、一月一日。十四歳 153cm

エグザムの技・魔法

変態矢・各種障壁・物理演算無視・幻視

予定(無双剣・拳)・鉱物化・獣王拳・

魔都の管理魔結晶(マギ)が生み出した擬似人格の半人半蟲女魔導師により、髪含め体中の毛を淡い紅色に変えられ、肌の色素を細胞ごと褐色に作りかえられた死神の器。聖都市のAIから理力なる封印された超古代の能力を譲渡され、変態化の上位互換である理力干渉力を開花させた。


天空樹編。

ジャッカス・バロード(男)。南大陸ゼノン出身の考古学者。南大陸文化財保全委員会の委員。作中は48歳。若い頃は星海開発研究者を目指し物理工学生として迷宮都市の産業学園四年間に在籍していた。

三つの研究論文を纏めた本を出版している。

エグザムを拾いベルスにて、地域の遺跡を調べながら考古学の研究をしていたが、エグザムと別れてから天空樹の変へ身を投じる。

マイフリール 錬金術師 迷宮都市出身 釜魔法と個人経営のアトリエ「栄光のガス灯」を運営している。年齢(19歳)と容姿(13歳)と重度のショタ狂いを隠して生活している。 迷宮管理機構に派遣された迷宮調査であり技術指導を担っているが、裏の顔は古き神の遺構を殲滅し迷宮の解放を目論む死神の使徒。そして委員会との連絡役まとめ。

エグザムとは比べものにならない理力(非実在干渉力)を有しており、迷宮の監視組織に気取られず遺構に介入する術を持っている。早い段階から神の園の中枢に接触し、条件に見合う人材を探していた。

ハルゼイ 引退した技工士であり引退した迷宮調査官。裏の世界に顔が効くほど、魔導具の類に精通している。若そうだが年齢不詳。

イエスマン(偽名) 迷宮外の「下町」にて個人で合成屋を営んでいる老人。後退した前髪と高く大きな鼻や丸眼鏡が特徴。 迷宮補完委員会の天空樹支部「知恵の葉」の長。口癖は「左様」で本名は不明。

下町の地下街から虚構海に隔てられた尖塔に続く道があり、その地下街出入り口近辺で頻繁に目撃されている。

フクシ・レイ 父の紹介でアーシアに雇われた六十台で長身白髪の世話役兼執事 迷宮補完委員会の天空樹支部「知恵の葉」の副支部長。申し子達の動静を監視すしている

探索部 福音の翼(シンジ座長)

ウラヌス・アンク(シンジ)人間15歳 雷水 魔導士 「迷宮都市からの流民(探索者)の子供、元放浪者(児)。」六月六日 155~157センチ

天空樹異変の主人公。幼少から世界の迷宮に挑み、父を探す為に聖都にて迷宮管理機構の冒険家として登録したが、機構の上位組織である補完委員会の知恵の葉から父「リンドウ・アンク」の過去を知る人物が天空樹に居る事を聞かされた。知恵の葉の特権で天空樹の探索街で探索者として登録後、フクシから消息を絶った父の経緯と母親の死亡記憶を改ざんされた事実を知り、落胆する。しかし己の喉に埋め込まれた「人工魔水晶」に両親が圧縮保存されていると知り、人工魔水晶に施された封印を解ける適格者の捜索に協力している。

この人口魔水晶は知恵の葉や探索組合の下部組織「探索運営局」が解明して失敗した死都の中枢「カスパー」へのアクセスコードを打ち込むカプセルで、文字どうり対象が探索者だけに限られる人柱を虚構世界で圧縮保存する為の魔導装置。そして失われた福音戦士の一つから採取した核を素材に使っている。

この人柱の基準はバルタザルが異物と判断し隔離領域や使徒に追われた者。組織は適格者候補を拉致し、カスパーへ直接融合可能な魔導因子保持者かどうか常に確めている。

姉ユイ・ナギサ(レイ)深緑族(亜人)十五歳 水光 治癒士 「森の民」三月三十日 153センチ

弟ホモリス・ナギサ(カヲル)深緑族(亜人)十五歳 光闇 (まじな)い士 「森の民」三月三十日

渚計画「創られた想い」 158cm

ヒリュウ・アーシア・クレムリン(アスカ)人間十四歳 炎風 魔法遣い 「貴族のお転婆娘」十二月四日 156から157cm

戦闘スタイル「ヒリュウ」 機動兵器用対衝撃服に部分的な装甲を施した装備で探索する。第二世代型(量産型)の「人造天使」着用者で、実戦経験豊富な戦うツンデレ。母親を迷宮で失い迷宮と探索業への憎しみを背負っており、ウラヌスの手段を選ばない本性を唯一知っている。

グラック・ジャージ(トウジ)人間十四歳 雷土 銃遣い 「自称黒い弾丸」十二月二十六日 165cm

戦闘スタイル「スタイリッシュガンアクション」

マコト・オタクビアヌス(ケンスケ)人間十五歳 光火 錬金術士 「天空樹生まれ天空樹育ち」九月十二日

 157cm

アリィ・イサリィ(ヒカリ)人間十五歳 氷闇 召喚士 「天空樹生まれ育ち、弾丸の幼馴染」二月十八日 155cm


探索部と「福音の翼」は「知恵の葉」が外部勢力の「聖典教」の力を借りて設けた出先機関の隠れ蓑。

福音の翼は天空樹の秘密へ近付く者から「最初の魔物「カスパー」」を守る表向きの活動組織。マコトとグラッグとアリィを除いた四人が、「人造天使」と呼ばれる外骨格を着込んで異物の排除。



主人公達

ミズハラ・オタクビアヌス。歳が離れたケンスケの兄。直接的に物語りに登場しないが、優秀な技工士であった謎の技師。ケンスケが憧れる存在。

ヨウソーロ(偽名)。加持さん。元探索者で現在は漁師。仮名で「ゾロ」を演じる怪盗役。

トキ・ラヲウ・ケン 

ゲンザイ・アンク。シンジの父 元纏め役は偽りの顔。正体は「万能核」の研究主任

脇役

ジャッカス


起承転結

詳細供述

読者支点

解説は登場人物

世界大陸 南大陸。東大陸。 西大陸。


国家

セフィロト「天空樹」領主制を完全撤廃し、現在は「聖都」に中央集権体制を敷いている。

聖都オデッサ「首都人口二百万」大陸鉄道駅含め全部で11の都市から成る複合都市。

 魔都カデッサ「農鉱業都市 人口八万」 法都ゼネバス「鉱山都市人口四千人」 死都ソウセージ「天空樹の探索街人口三千から七千」 旧グロリアーノ領の古都ベルス「人口三十万程度未統計」

ゼノン「浮遊島」

獣人連合「大墳墓」

大陸連邦評議会「迷宮都市」

ゼントラン「巨神像」


迷宮設定

天空樹(シャンバラ)。「循環」

システム。

大地の地下に貯蔵された旧物質と溶け出した魔導物質(魔素)を汲み上げるのが天空樹の根。汲み上げた養分を分解・再構築し大気を構成する様々な元素を吐き出す。

天空樹の浄化作用は汚染された土壌から魔素抗体を取り除き、魔導細胞で単一化した魔素原子を多様化させる機能を有していた。しかし時と共に大地の汚染が消え、浄化戦役によって円滑な除染と再構築を担う機能が損なわれた結果、一時的に寿命を迎える。当時の指導者は迷宮の延命を図る為に迷宮核を天空樹から虚構世界に移し替え、更に別の枯れた迷宮から取り出した迷宮核を地下大空洞の中心に安置した。

蜜の花の尖塔は天空樹の種子。かつて大地に落下して刺さった痕に湖が出来た。樹が天空まで達して間もない頃、崩壊し、行政区の埋め立て地以残っていない(螺旋塔伝説)。


神の実(洸石)と天空樹の(マテリア)は天空樹が星の命(魔素)を吸出し凝縮させた比較的新しい種類の魔結晶。かつて同地で行われていた宇宙への打ち上げ計画が時と共に忘れ去られ、燃料製造機だった迷宮も別の姿へと変わった。

幻想湖は珊瑚種の植物により形成された擬似大気(高濃度の魔素?)。個人差が有るが長時間居ると幻覚幻聴を体験するらしい。深層意識に語りかけるには、鍵が必要。また特殊な珊瑚が上層を支えており、島の基部に成っている。

天空樹内部には莫大な魔素を溜め込む場所と、吸収した魔導物質から記録情報を取り出す部位が存在する。貯蔵庫の導力部屋は本来迷宮核が存在した場所で、今は魔結晶を秘密裏に増産する魔鉱炉として機能している。

国から天空樹探索街に与えられた役割は、魔導細胞の抽出と増殖を行う過程で親和性が高い探索者の養成と、同時に天空樹の延命処理に必要な人柱の選出。従って魔結晶の精製から加工と搬出までの業務は行政府(国)が取り仕切っている(下請けは知恵の葉)。

 

魔物

竹の子・木の子。なぶり殺し。草類。

採掘小僧(さいくつ小僧)小僧は使者・使いを意味する

風見鶏

鎧蟻・赤黒


浮遊島(シャングリラ)

魔導因子の暴走により星が死に掛けた時、失われた時代の箱舟に生き残りが退避。その後の復興において人為的に落とされた移民船(工作基地)が迷宮化した。なお一部はセフィロトの天空樹の基幹と成る。

大部分は海底に没しているが、海流と沿岸から流れてきた養分により特異な環境が形成されている。世界的に豊かな漁場と認識されており、巨大生物が多く生息している為に現地人曰く「魔の海域」と呼ばれている。

所在は南大陸西端北方海域、北大陸の??半島との間だに点在する島々。


※シャンバラ‐シャングリラ間のみ転送可能?


組織設定

政府組織。 

  聖典議会(旧正典協会)。セフィロトの政府

非政府組織。 

  迷宮補完委員会。革新魔導時代初頭「星暦9300」に制定された現代の迷宮管理機構を操るな謎の組  織。

 南大陸文化財保全委員会。壁画の修復から旧式魔導機関の管理運営、資産化された文化財の管理が目的で結成された組織。別命「資産保全委員会」

探索組合

ゼフィロト加糖製造所天空樹本店(有)。探索組合指定事業部「知恵の葉」

錬金組合

合成組合

商工組合

迷宮管理機構 

 「知恵の葉」聖典議会と迷宮管理機構が資本提携する天空樹を管理する行政組織の公営会社。根の育成管理や水管と生体管の維持と設計から施工工事まで、時には湖内の土木埋め立て工事から、遺物調査と引き上げ活動も行っている。が裏の顔は補完委員会の現地支部でもある。




技能設定(品格)若しくは職業は迷宮毎の産業により名がバラバラ。

一般

魔法遣い・銃遣い・技工士

士格者

魔導士・治癒士・召喚士・呪い士・錬金術士

師格者

魔法使い(迷宮内限定の魔法系統万能職)

錬金術師(迷宮外でも魔法を行使できる職人)

魔導師(魔法品・魔導具を極めし者)

技師(各種魔法技と工学をマスターした真の指導者)

導師(魔法操作魔力操作を極めし者)

稀少燭

愚者

遊び人



失われた職・秘匿された【名称】 

飛脚 蜜の花にて 転移門が普及する前まで存在していた運び屋(情報屋)。

魔導戦士

【浄化天使】有翼人が開発した大型の有機生体機動兵器で、擬似脳を搭載した完全自立式の無人浄化型。

【竜騎士】セフィロトの浄化戦役にて文明諸侯連合(南方連合)の対浄化天使様に開発された魔導具を纏った魔導戦士。

審判者と執行者

勇者と英雄

伝道師・電動士(電気技師)

【翼使い】有翼人

【覚醒者】何等かの経緯で古代の技術により変移した者。何等かの影響を受けた存在も【覚醒存在】と言う。俗に伝わる偽りの神から地上を取り戻す為、迷宮補完委員会が各地の迷宮で探している。危険な存在、不吉な象徴として漏れ伝わっている。

【傾国槍】法都へ放たれた「対生体信号干渉装置」有機物により構築した生体物体は、細胞や細胞核内に制御用の工作素子を内包している。これにより外部から自由に体を調整・改造出来、銀河文明時代には一種のナノマシン技術の応用として広く普及していた。この技術が一部に残っていた時代に造られたのが、対浄化都市用の自己誘導弾【傾国槍】だ。



探索装備・魔導具

探索ゴーグル 渡り声


迷宮関連アイテム

魔結晶(マテリア)・魔石(燃料触媒)・白球と黒球・赤い鉱物

魔結晶について

緑(属性)青(補助)赤(召喚)を基本に合成すると、黄色(技)白(奇跡)紫(変化)の魔結晶が出来る。これを一般に「魔結合」と言い、黒の無属性(無個性)魔結晶を合成して抽出するのを「分色」

魔結晶は魔法物質を凝縮した物体で、常に不安定な核を傷つけると自然分解する。迷宮から採れる素材で唯一物化け出来ない収集(戦利)品で、世界中に流通している。

【原初の翼】飛行液を消費させて重力力場に干渉する超誘導磁力を放出し、装着者に飛翔能力を与える超古代の遺物(飛行装置)。



キーアイテム

探索旅券「冒険者用探索許可証明」

魔晶核(万能核) 

賢者の石(神の血)(原始濃縮液)(還元体)

神の瞳(衛星軌道掃射砲)

天空樹の(カビ)

死した者の記憶や情報が凝縮した物 情報の塊

大エリクシル

ヒュージマテリア

人造天使


伝説・伝承

真理の扉(曇りなき瞳)・巨神伝説・魔王・箱舟・神兵・星暦の起源・真の魔結晶・螺旋塔・星脈・大魔結晶(星)

死神(巨神)伝説(四百年前に大幅に見直される)。魔導戦争。

神々の黄昏。星海戦争。

神の実。賢者の石。

浄化戦役。群雄時代。

月の都。

世界設定

暴走した魔導生命体が本来の姿を取り戻した後「神の降臨」、「再誕」により再構築された世界。圧倒的な魔導エネルギーで新たに作りかえられた世界。月の文明が地上に戻り対生物要塞都市である「檻」を作った。

旧生物の姿形を模した現生生物達は捕食因子と群体化の影響を細胞核に内包している。従って「共食い・群体化」を避ける為に食物連鎖の中心「寄り代」とした五大迷宮から採れる産物を糧に悠久の時の間、間接直接的に世代を超えて自己改変を行ってきた。

捕食因子や群体化。万能核を有す「神兵」は全ての魔導生物を集約させた存在、そして全迷宮の管理者であり事実上の神(絶対存在)である。


迷宮外動植物

人間

獣 森荒らし

茸寄生種 共生種(共生根菌族枯葉茸 浄化種 


子供の魔法適応・親和感応性の向上。成長(経験)速度の増加


物語

根が何故幹江繋がっている? それは情報を纏める為


フクシはガーゴイル(黒幕組織ゼーレの会員であり、天空樹支部の総司)。アーシアの父親と親交があり、フクシ・レイの偽名で子の世話を命じられている。ただし殆んどサボっている。


グラッグとマコトの両親は「知恵の葉」(探索街の福祉・社会基盤整理になう行政の下請け組織。実態は天空樹の地下茎で天空樹の神経を管理する地下組織。ただし組織の本部は他所の国に在るらしい。)で働いている下級職員。


知恵の葉はゼーレの下部組織で、天空樹の現地支部。世界中の探索街に似たような主旨の組織を有している。


ウラヌスは自らの意思で天空樹に来たのではなく、ゲヒルン(仮称)によって連れて来られた選ばれし子供。父親を探してもらう代わりに、魔導核である「人工迷宮晶」を


ウラヌスの父とアスカの父は組織「ゲヒルン」の纏め役であり、両母とも研究員だった。あの実験で組織を見限ったゲンドウは本物の魔導核を探しに旅立ち、ウラヌスに真実を教えず人工迷宮晶を託す。一方アスカの父は妻を亡くし権力に散りつかれアスカと疎遠になる。


ユイ・ナギサ 草原と林が続くだけの大地に恵みをもたらす賢者に成りたいらしい。



九月/13月二十九日

探索者 迷宮 組織の申し子

役職(戦術配置) 大人(探索者)が探索部に少ない理由とエグザムを選んだ訳子供の優位性  メンバー能力紹介と事情 探索部と探索団の住み分け (重要)現在の業界事情 進化する魔物 合体する魔物 召喚と使役 銃が主兵装な理由 複数の噂 知恵の葉等の迷宮外の会社 労働銀行と商業銀行の例え話 アーシアの父親は秘密結社とつながりが有る。 農園水産業(仮称)と畜産業 深緑の森と守護者の森人、新緑人と遺産  



子供の魔法適応・親和感応性の向上。成長(経験)速度の増加

根が何故幹江繋がっている? それは情報を纏める為

フクシはガーゴイル(黒幕組織ゼーレの会員であり、天空樹支部の総司)。アーシアの父親と親交があり、フクシ・レイの偽名で子の世話を命じられている。ただし殆んどサボっている。

グラッグとマコトの両親は「知恵の葉」(探索街の福祉・社会基盤整理になう行政の下請け組織。実態は天空樹の地下茎で天空樹の神経を管理する地下組織。ただし組織の本部は他所の国に在るらしい。)で働いている下級職員。

知恵の葉はゼーレの下部組織で、天空樹の現地支部。世界中の探索街に似たような主旨の組織を有している。

ウラヌスは自らの意思で天空樹に来たのではなく、ゲヒルン(仮称)によって連れて来られた選ばれし子供。父親を探してもらう代わりに、魔導核である「人工迷宮晶」を

ウラヌスの父とアスカの父は組織「ゲヒルン」の纏め役であり、両母とも研究員だった。あの実験で組織を見限ったゲンドウは本物の魔導核を探しに旅立ち、ウラヌスに真実を教えず人工迷宮晶を託す。一方アスカの父は妻を亡くし権力に散りつかれアスカと疎遠になる。

ユイ・ナギサ 草原と林が続くだけの大地に恵みをもたらす賢者に成りたいらしい。

 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ