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夜の散歩

作者: 皇子

僕は今日も眠りにつく


 寝る事は普通の人間には、絶対必要な事だよね。うん、知ってるよ。


 僕もキチンと寝るからね。そして、すぐに何処か別の場所に行くんだよ。


 僕は何なのか? そこはどこなのか?不思議な事ばかりだよ。これは夢? って思ったことが何度も何度もあったんだ。


 ある時は、眼を開けると宇宙空間に浮かんでいた。不思議な無限に続く世界、怖いほどの強い強いエネルギーに囲まれている僕。


 綺麗なグラデーションの惑星や、光輝く運河が目の前に……とても美しく恐怖を感じる空間だった。


 ある時は、山頂にいて体育座りで座ってた。斜め下には何かの巣があり、雛がいて親を待っているようだ。僕は山頂から、綺麗な青空や山脈などを眺めてすごしていたら目の前を何かが飛んでいる。


 鷲だ!とても大きな鷲が翅を広げて悠々と風に乗り飛んでいる! そして巣にいる雛の元へ。


 僕は本当に様々な場所に寝ている間、行っている。だけど、一つだけ何度も登場してくる人間がいるんだ。多分、同一人物だと思う。


 女の子が出てくるんだよ。年齢は様々でね。大抵は子供の頃だけど、たまーにとても、とても綺麗な女の人になってる。


 子供の頃のその子はとても、綺麗とは言えなくてね。一番最初に僕の前に現れた時は薄暗く、非常灯だけが光る病院の椅子に腰掛、項垂れていたんだ。


 周りは、バタバタしててその子は一人だった。だから僕は横に寄り添って、触れられないけど、その子の手に手を合わせた。


 ほんのりと、暖かい気がした。その子の表情も少しだけ柔らかくなった気がしたんだ。

 

 それから夢の中で様々な年代のその子に逢うのが楽しみになった。友達から呼ばれている名前からその子の名前が解ったんだ。蒼井天あおいそら



 いつの日か巡り逢う様な気がする……


 そして、巡り逢えたならこの夢の散歩ともお別れなんだと思うんだ……そんな気がする。


 僕の運命の人、いつの日か逢おうね





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