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俺の周りは聖獣ばかり ~使役スキルで成り上がる異世界建国譚~【改訂版】  作者: 青雲あゆむ
第2章 アリガ迷宮探索編

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【キャラクター紹介】

とりあえず2章が終了したので、ここまでのキャラを紹介します。

・タツマ (15歳)

 身長165センチ、黒髪黒目の男子。

 整った容姿に柔らかい物腰で、ギルドの受付嬢にも人気。

 オワリ国で生きてきたが、くも膜下出血で短い生涯を閉じた。

 しかしその際に日本人の宮本 龍真(35歳)の意識と入れ替わり、現地の記憶も持ちながら生き返る。

 この世界をかき回して変革するべく神に送りこまれたらしいが、具体的な指示は無い。

 とりあえず強くなるために迷宮で修行中。

 とりたてて才能豊かでもないが、神に与えられた使役術と、前向きな性格でこの世界に順応しつつある。

 地球の知識を応用した射撃魔法が得意で、土妖精のニカの加入でパワーアップ。

 さらに投槍器アトラトルを用いた槍攻撃で、敵のとどめを刺す。

 また戦闘時、使役レーダーで仲間の情報を統合し、敵の動きを感知して連携に役立てている



・スザク (?)

 体が緑色で、頭がオレンジ色をしたインコ。

 その正体は神がタツマに付けたナビゲーターで、最初から被使役状態にあった。

 人語を自在に操る聖獣であると同時に火属性を司る存在でもある。

 魔力を見ることができるため、魔力制御の指導も可能。

 戦闘能力は無いが、上空から戦闘を監視することでパーティに情報を提供している。

 タツマに対してしばしば辛辣しんらつな口を利くが、実は彼を愛している(らしい)。



・ホシカゲ (2歳)

 元は野生の闇狼やみおおかみだったが、タツマと使役契約を結んだ際に、人語を解する聖獣となった。

 外見はタイリクオオカミを真っ黒にした感じ。

 タツマとの契約時、額に星形の傷ができたことから、ホシカゲと命名した。

 さすがにスザクのようには喋れないので、念話で会話する。

 迷宮の魔物に対して能力が不足気味だったが、鎧と”双牙剣”を与えられて強化済み。

 その鋭敏な嗅覚と聴覚を活かして、周囲の敵を察知する探知者シーカーとしても活躍。



・ヨシツネ (25歳)

 身長180センチ、茶髪に碧眼のイケメン。

 獣人の中でも最強格の獅子人族の戦士だが、兄の謀略で奴隷に落とされた。

 その際に衰弱の呪いを掛けられ、3年間も地獄の苦しみを味わう。

 タツマに呪いを解除してもらったため、彼に生涯の忠誠を誓っている。

 並外れた武術の才能を持ち、様々な武器を使いこなすが、現状はバスタードソードと盾を使用。

 極めて真面目な性格だが、戦いが大好きな戦闘狂の1面も持つ。



・ベンケイ (33歳)

 身長150センチ、黒髪黒目でひげもじゃのドワーフ。

 背は低いが、ガッチリした体で、体重は70kgくらいある。

 故郷のオウミ国で20年近く鍛冶の修行をしていたが、精霊召喚の儀式に失敗して放逐された。

 その後、冒険者として迷宮を渡り歩いていたところを、タツマに拾われる。

 儀式失敗の原因が土精霊ノーミーにあると聞かされ号泣したが、タツマと契約する過程でノーミーとも和解。

 タツマとの使役契約により、念願の鍛冶魔法、しかも火と土の2属性を使えるようになった。

 大型の盾と戦斧で前衛を担うが、仲間の武具のメンテなど戦闘以外でも貢献している。



・ニカ (?)

 茶髪で3頭身の土精霊ノーミー

 前髪で目元が隠されていて表情が分かりにくいが、顔立ちは整った美幼女。

 名前は弁慶の幼名であるオニワカにちなんで、タツマが命名した。

 ベンケイが大好きなのに契約対象に選ばれなかったため、ブチ切れて儀式を邪魔した超迷惑な存在。

 その後も彼につきまとって不幸をもたらしていたが、タツマと契約を交わすことにより高知能化。

 自身の行いを恥じて詫びたため、ベンケイと和解できた。

 タツマやベンケイに力を貸すと、よく褒めてくれるので、今はかなり幸せ。

 地味にタツマの射撃魔法を底上げしてくれる、有能な存在。



・トモエ (3歳)

 体長4メートル、体重300kgの、頭突竜ずつきりゅうのメス。

 魔物屋でタツマが購入し、使役契約を結んだ際に聖獣化した。

 名前は源義仲の愛妾として有名な女武人、”巴御前”に由来。

 2本足で動き回り、頭突きと尻尾攻撃を得意とする。

 その姿は、恐竜のパキケファロサウルスに近いイメージ。

 頼もしい前衛でありながら、荷物持ちとしても貢献する働き者。

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