愛と蓮
クロと蓮が開けた扉。
【phantom】という、掛け札がしてある。
蓮「あんたも、なんでこんなことすんのよ。面白みがない。」
クロ「姐さん!?てか、お前!」
?「僕にとっても、面白いですよ。」
2人の前に居たのは、空だった。
蓮「何が目的で、あたしらを呼んだの。」
クロ「そうだ!」
空「てか、違うんです。愛さんの暗殺計画じゃなくて、企てられてるのは僕の方なんですよ。」
クロ「はっ?」
空「事務所の金使い込んでるのバレまして...
僕の方が、愛さんに殺されそうなんですよ。」
蓮は、深くため息をついた。
蓮「なんだ、せっかくの儲け話だと思ったら、デマだったの。」
クロ「えっ?」
蓮「ほんとに、あんたは馬鹿だね〜。呆れるわ。」
クロ「姐さん、そんな事言わないでくださいよ!どーゆことなんっすか?」
空「やはり、僕は嘘を付くのが苦手です。」
蓮「いや、あんたじゃないよ。愛の葉巻の匂いだよ。」
クロ「えっ!愛さんいるんっか!?」
そーすると、天井の換気口の蓋が外れ、その中から愛が出てきた。
愛「なんだい、面白くねぇーな。」
蓮「30過ぎのおっさんが、なにしてんのさ。」
愛「そりゃ、ただの暇つぶしさ。」
クロ「なんだ、空。お前も大変だな。」
空は静かに頷いた。
蓮「あんた、お前もって...。
クロ、あんたも大変なのかい?」
クロ「いえいえ、そんなはずわぁ〜(笑)」
愛「そうだよ!クロは大変だよな?
こんなんと一緒にいたらよ! 」
蓮は、愛を蹴飛ばした。
蓮「まぁ、それは後だ。愛、あんた、
あたしらを呼んだのは、ただの暇つぶし
じゃないだろ?」
愛「決まってんだろ。お前らに大事な時間は
さかねーよ。空。」
すると空があるファイルを取り出した。
空「これを見てください。この辺一帯の
今月起きた事件の件数と犯行内容です。」
蓮「どれどれ......」
蓮はメガネを取り出した。
愛「おっ!もう老眼か?(爆笑)」
蓮「近視よ(怒)」
クロ「姐さん、これ。」
蓮「ドラッグだね。今月16件も、挙がってるじゃないか!」
クロ「それも、俺らのシマじゃないっすか!」
愛「そーなんだょ〜。だから、そいつら
取り締まって〜、サツに突き出せば
儲かるで?」
空「実は、ウチのシマも件数が増えてきて
出処を調べると、みんな同じとこでした。」
愛「それが、ここなんだよ。」
蓮「phantomの誰かがって事か?」
クロ「phantomっても、頭と幹部5人ですよ?」
空「愛さんは、あなた方を信用してこそ
あなた方に持ちかけた話です。
いかがなさいますか?」
愛「お金ははずむよ〜。ウチのシマを
荒らして欲しくないんだわ。」
蓮「じゃ、受けさせてもらうよ。」
すると、愛は小さな紙を蓮に渡した。
愛「頼むな。」
しかし、会話を4人以外で聴いていたものが1人いた。