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Fight for Survivor!  作者: 元海鷲
第1章 感知
9/22

騎行と圧倒

先日、りっくんランドに行って来ましたがやっぱ戦車最高ですね!戦車は男の浪漫・・・!

大学行ってなければ、自衛隊に志願していましたね。僕(笑)

ー4.12.PM0.20ー

ー秋雨市外・北部旧某市街地ー

ー秋雨市外討伐隊・第2連隊第2戦車隊ー






『キュルルルルルっ!』


 5つの黒い塊がまとまって草の生い茂ったアスファルトの上を走行し、苔の生えた小ビル群の間を駆けていた。それらが通るたび竜の唸るような地響きがするのだった。






「隊長、作戦開始地点まで2kmです」


「解った。奴らが束になって来ようがコイツにはかなわねぇから安心しな!新入り!」


「は、はい!了解であります!」






 彼らが乗っている黒い塊の正体は“10(ひとまる)式戦車”である。


 10式戦車は旧自衛隊が2010年に制式採用された当時最新式の戦車である。異変当時のセーフゾーン防衛のためにF駐屯地にあった各種の戦車が出動し感染者を制圧していた。


 感染者は知能の低下のため、武器火器を使わない。そのため、硬い装甲を持つ戦車は滅多に破壊されることはない。よって、感染者排除には戦車が用いられることが多い。





「・・・開始地点まで1km!」



 目標地点を前に副官が距離を報告する。



「総員戦闘用意!それぞれの車長はM2撃てるようにしとけ!」


 5両の戦車は寄ってくる感染者を挽き飛ばしながら最大速度で進んでいた。





「開始地点の交差点に到達!」


「よし!各車、五芒星配置になってから全砲射撃開始!」


「「「了解!」」」






 交差点に進入した戦車隊はすぐさま5つの突起状に主砲を出し、上から見ると星のような隊形になった。





「隊長、各車準備が整いました!」


「よし!全車、ぅてぇぇぇぇ!」



ドォンドォンドォンドォンドォン!ダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダン!・・・・・・・・・ドゴッォオオン!


 戦車隊長の一声と同時に戦車の120㎜砲が火を噴いた。主砲を前に群がっていた奴らが砲弾をモロに浴び、瞬く間にただの肉塊、いや塵に変わった。



「各車に戦闘指揮を委任!奴らを殲滅しろっ!」




 戦車を前に奴らにも『マズい』と感じられる個体がいるようで、一目散に逃げようとしていたが…





ドッダダダダダダダダダッ!


主砲の次は74式7.62mm同軸機銃と車上から車長の放つ12.7mmⅯ2機関銃の弾幕により、逃げる奴らが被弾し次々と地面に顔を埋めていった。




ドォン!ドヂャーン!



 奴らの集団に榴弾が命中、瞬間弾け飛ぶ。





「ビンゴ!大当たり!次も行くぞ!」


「やっぱ機甲戦隊に入って正解でしたよ。こんなリアルなシューティングゲーム、めったに味わえないです!車内だから噛まれる心配ない。それに比べて歩兵戦隊の奴ら、大変ですよ~(笑)」


 元ゲーマーの砲手が狂った笑みを浮かべ見た向こうには、6輪式の装甲車に連れられた大型兵員輸送トラック数台がまっすぐ戦車隊の後続に向かってくるのが確認できた・・・。






「あとは歩兵戦隊の腕の見せどころだなぁ!」





 そう言って砲手トリガーを引いた。


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