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悲しみのエンジェル

作者: 秋葉竹


 悲しみのエンジェル


ロックンロールなんて

好きじゃない

けど

ローリングストーンズのバラードは

好きだ


悲しみのアンジー、って邦題も

どうかと想うけど

そんな疑問が霧消するくらい

その歌は

よかったから


僕はてっきりそれがロックンロールだ

って

だってローリングストーンズが歌ってるから

って

すっかり勘違いして

僕は

ロックンロールが好きなんだって

いろんな

ロックンロールを聴いてみたよ


翻って好きだったのは

ホテルカルフォルニア、とか

カリフォルニアドリーミング、とか

聴いて

切なさに悶える系だったよ



まぁ、いいや


ローリングストーンズって

転がる石たち、って、

意味?


知らない、でも


あゝ、そう想ってさ

それでも

そんな生き様を

希んだこともあったよ



チクタク、チクタク、



時は、いまも、ゆきすぎてゆくけれども



なんか、

すこし切ないロックンロールを

古着で着なおしながら

生き、生きて、生きてゆきたいと

希んだこともある


あるいは、

いまも希むだけなら、希んでいる

のかなぁ?



ロックンロールなんて

好きじゃない

けど

ローリングストーンズのバラードは

好きだ


悲しみのアンジー、って

イカさないタイトルよりも

原曲のそのものずばり

アンジー、ってタイトルが、好き


ねぇ、知ってた?


アンジー、って

エンジェル、の

韜晦なんだってさ。








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