マッ◯スコーヒー
女神騒動も一応の解決をする。
一安心するルディアルの元に聖国からの使者がやってくる
「もぉ!大人しくしてるから!!」
聖堂教会のチャペルに座る女神。
「市井の人達には絶対手出し無用でお願いしますね」
俺は女神に念を押した。
これで犠牲になるのは教会の人間と王城の者だけになるだろう。一般人に危害がでなければとりあえず良しとしよう。
◇◇◇◇◇
「はぁ…疲れたわね」
もうすっかり夜になっている
俺達は、1ヶ月ぶりに自分の屋敷に帰ってきていた。
「さっ、さっそくみんなで乱◯パーティしましょう」
バッと神官のローブを脱ぎ捨てるクラリスさん。
女神に付けてもらった立派なモノが股間にそそり立っていた。
「おおぅ」
聖女が初めて見る男のモノに感嘆の声をあげる。
「セリナも参加する?」
アリシアさんが聖女を乱◯パーティに誘う。
「も、も、も、ちろん!!」
◇◇◇◇◇◇
まさに組んず解れずの夜が明けた。
と、言うか…もう昼過ぎだ。
もそもそとアリシアさん達が起き出してきた。
そこに
「ルディアル様、聖国よりガーランド様がお見えです」
メイドさんが来訪者を告げる。
「ありがとう。客間に通してください」
全裸で欠伸をしているアリシアさんと、床で寝ている聖女と朝から庭で格闘訓練をしているマリアちゃんを正装に着替えさせ、共に聖国の使者に会う。
「あら、ガーランドさん。お久しぶりです」
トラ顔の聖国異端審問官のガーランドさんがいた。
「うげ…」
嫌そうな顔をするセリナ。
聖国から逃げ出すように俺達にくっついてきた聖女だ。後ろめたいのだろう。
「ルディアル様、再びお逢いできて光栄です。」
「んふふ、共に旅をした仲間。堅苦しい挨拶は抜きで」
「ありがとうございます。教皇から言伝を頼まれまして」
教皇とは魔王デビアスの事だ。教皇が魔王だというのは俺達と勇者エミリナしか知らない。
「なんでも器械天使の事で相談があるそうです」
なんだろう?金返せって事はないだろうけど
「分かりました。善は急げ。今から向かいましょう」
「ありがとうございます」
「アリシア、ラ◯クルを用意してください」
「はっ!」
騎士の敬礼をして庭に向かうアリシアさん。
「ガーランドさん、帰るなら一緒にどうですか?」
「お気遣いありがとうございます。ですがまだ向かうところがありまして…」
◇◇◇◇◇
「久々のラ◯クルちゃーん!」
ガーランドと別れた俺達は、聖国を目指してラ◯クルを走らせていた。
片道100キロ。
運転大好き。ラ◯クル大好きなアリシアさんにとっては近距離らしい。
運転はアリシアさんに任せて、俺達はおやつタイムだ。
「はぁ…マッ◯スコーヒー美味しい…」
リリアさんが絶賛したのは、黄色に黒のふにゃふにゃ線が入った缶コーヒーだった。
日本の辺境の地で販売されているマイナー飲料らしい。
「ルディもどうです?」
リリアさんとの間接キス頂きます!
「うっ!?」
激甘!!奥歯が虫歯になりそうなぐらい甘い!!
ブラック党な俺には無理な甘さだ!
「あ、甘すぎです」
「えー、そこがいいんじゃないですか!!」
「え!私にも一口ちょうだい!」
みんなで回し飲み。
美味しいと言ったのはリリアさんにマリアちゃん、ノエルさんだ。
他のみんなは甘すぎとか一本でお腹いっぱいになると評価は低め。
色々、ジュースを飲み過ぎたせいか花摘み休憩が多かった。
くくっ計画通り!!
草むらに隠れて花を摘むみんなの安全を守るため、俺は空中から周囲を見張る。
決して、みんなの花摘み姿を覗く為ではない!
視界に入ってしまうのは事故だ!
「ぐあっ!!!!」
俺はまたしても精神ダメージを受ける!!
女神にアレを付けてもらったアリシアさんとクラリスさんとリリアさんが並んで立ち◯ョンしてる!!!
ドサッ!!
ショックで飛翔スキルが切れ、落下してしまった。
「楽チン!!」
「飛ぶわね」
「汚れないし便利ねコレw」
男の娘とフタナリの立ち◯ョン…マニアック過ぎる!!
俺はノエルさんのメイドさんの野◯ョン姿で精神ダメージを癒した…
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