表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
42/102

お風呂!!

トロールチャンピオンはヘカトンケイルのハーフであるノエルの手によって討たれた。


しかし…その時すでにルディアルは深手を負っていた。


「おぉ…おぉ…」

トロールの集落を壊滅させた帰り道、車の助手席でうめき声をあげる俺。


「ルディ…大丈夫?」

軽のハンドルを握りながら俺を心配してくれるアリシアさん。


「お姉様、死なないで…」

リクライニングさせた助手席に横たわる俺を後部座席から心配そうに覗きこむ姫さま。


「こればかりはヒールも効きませんから」

哀しげな表情のクラリスさん。


「うっ!ぐっ!」

頭にフラッシュバックするトロールチャンピオンの唇の感触。


身長5メートルのトロールの唇…

それは想像を絶する大きさであった。


巨大なトロールの口づけは、俺の顔を簡単に埋め尽くした。


「ぐおっ」

緑色の唇が!!顔に触れたブニョとした感触が俺を苦しめる!!


くっ!でっかいヤツの唇が俺を!俺を!!!

俺の心はトロールによって深いPTSDを負っていた。


「ルディお姉様!帰ったら私のお家でお風呂に入りませんか?」


「え!?お風呂!!」

ぱっ!と目の前が明るくなる。


「大きなお風呂がありますよ。アリシアお姉様達もぜひ一緒に入りましょう!」


この世界は魔法で浄化するか、ぬるま湯で体を吹くのが一般的だった。


お風呂は貴族様や大商人が、お遊びで入るぐらいだ。


「は、入りたい…」

日本人として数ヶ月ぶりのお風呂の魅力には敵わない。


「ル、ルディ…」

別荘とは言え、お姫様のお家にお呼ばれするのは気後れするのだろう。アリシアさんたちは引き気味だ。


「もう、アリシアお姉様も遠慮しないで!お城の外ではお姫様扱いしないでよ」


ぷくっとふくれるマリアーヌ姫。


「お風呂に入るなら、私の国の髪が綺麗になる秘薬を出しますから…アリシアさん、お風呂入りたい」


「「「「「「髪が綺麗になる秘薬!!」」」」」」

リリィフラワーのみんなと姫さま。そしてレイラさんにノエルさんまで、その言葉に反応した。


トントン拍子で話が進み、猛スピードで姫さまの家に直行した。


「おぉ…」

マリアの家は体育館ぐらいの大きさを誇る屋敷だった。


「ささっ、どうぞお姉様方」

マリアに手を引かれ屋敷に入る。


広い応接間に通されメイドさん達のもてなしを受ける

「今、準備してるから待ってね」


その間に、俺はアイテム購入スキルを開き、とりあえずリンスインシャンプーとボディーソープを数本買う


マツモトキヨコで売っている比較的安価な物にした。

決してケチった訳ではない。


美容品の価格は天井知らずだ。


うっかり高級品の存在を教えてしまったら、どんなにアイテム購入スキルの限度額を貯めても足りなくなるだろう。


「こ、これが神の秘薬!?」

「そうです。これが髪の秘薬です」

見たことも無い容器に驚きを隠せないようだ。


「入浴の準備ができました」

使い方の説明をしていると呼びに来たノエルさんに連れられて脱衣所に向かう。


これまた広い脱衣所でメイドさんに服を脱がされる俺達。


「ノエルも入りなさいよ」

「いえ、私は…」

「イイから!!」

無理矢理ノエルさんを裸にするマリア。


おぉ!!型の良いおっぱいが現れる。

Dカップぐらいか?

ふむふむ下の方の茂みは…ほほぅ。


姫さまもスッポンポンになる。

ふむ、きめの細かい肌だ。限りなく平坦で華奢なボディラインが良いどすな…


騎士のレイラさんは細身のボディに割れた腹筋がワイルドさを醸し出す。


そして見慣れたリリィフラワーの面々の裸体。

もはや、お尻の穴を見ただけで誰だか当てられる自信がある。


「じゃ、一番シャンプーの扱い慣れた私が皆さんの身体と髪を洗いますね」


俺は最もらしい理由をつけてみんなの体を洗う事にした。


決して!泡でうっかり手が滑っておっぱいやらナニかを揉んだり撫でたりするつもりはないが、うっかりやってしまうのは事故だし仕方ない。


「じゃ私から!!」

おぉ、いきなり姫さまからか!

姫さまの禁断のロリボディは最後のメインディッシュにしたかったが、ここは行くしかあるまい!


姫さまの柔らかいふわふわの髪にお湯をたっぷりかけ、優しくリンスインシャンプーで手洗いする。


「イイ匂い!!気持ちいい!!」

喜んでくれるお姫様。


こっそり姫さまの小さな型の良い耳をモミモミする。

「あふっ」

色っぽい吐息を漏らすロリ姫。


「動かないでくださいねぇ」

俺はさらに俺の細くて綺麗な小指を姫さまの両方の耳穴に挿入する。


ズボズボズボズボ

「あ、あふ!あぁあふぅ!!」

耳穴をズボズボされて喘ぐ姫。


ぐひひ、もっと攻めたいところだかこれ以上やるとレイラさんかノエルさんに手討ちにされそうだからやめておこう。


ざばーっと髪を洗い流し、次はボディソープで姫さまの体を洗う。


細い身体!これでトロールを殴り飛ばすモンクって言うのだから信じられない。


姫さまの平らな胸にある二つの小さな突起物を指先で摘んで丁寧にもみ洗いする俺。


「ひゃんっ」

「失礼、手が滑りました」


さらにお腹の中央にあるおヘソも人差し指でこちょこちょ洗う

ビクビクと痙攣するお姫様。


ぐひひっ!たまらん


さらに下の方に手を伸ばして…とこれ以上やると姫さまが失神しそうだ。この続きは後にしよう。


こうしてレイラさんノエルさんの髪と身体を丁寧に何度か手を滑らせて洗い。リリィフラワーの面々も丹念に洗った!


ふぅ満足満足。全員の体を堪能させて頂きました。


「ルディ、今度は私達が丹念に洗ってあげる」

黒い微笑みを浮かべた姫さま達とリリィフラワー。


「あ、だ、大丈夫です!!じ自分で洗えますから!」


「遠慮しないで」

手足を床に押し受けられ、身動き取れなくなった俺を六人ががりで丁寧に、とても丁寧に色々なところを洗い抜かれた。


「アーーーーーー」


こうして俺はトロールチャンピオンに植え付けられたPTSDは、アリシアさん達の手によって上書きされ新たなPTSDを負った。


いいねがモチベ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ