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プロローグ

それは今までも覚えている。

あれはみんなで修学旅行のバスの中だった。それぞれが各々の仲のいいグループで固まり、話したりゲームしたりする中、僕達はトンネルの中で生き埋めにされた。


次に気がついたときバスは既にあられもない姿となっていて、微かに開いた片目もその惨状に直ぐに意識を手放したくなったが、まだ息はある。このクラスではあまり中心となって動く連中って訳でもないが助かる望みがあるのなら動いて助けを呼ぶのが普通だとその時おもった。

がそんな中で視界に何かを捉えた。それはまっすぐ僕に向かって歩み進めている。


そんなことをしている場合ではないのは知っているはずなのになぜだかそれに意識が向いてしまう。


タスケタイデスカ?


あぁ


ケイヤクシマスカ?


みんなが助かるなら


ワカリマシタ。ソノカワリアナタタチノノゾムサキヘトオオクリイタシマショウ。コレハワタシカラノオクリモノ。


それから僕の意識は闇へと沈んでいった。



二〇年後


「ん……珍しい夢を見たもんだ。ここに来てから頻度は減ったと思ってたけど、俺の選択は正しかったのか今でもわからんな。」


僕…いや俺は立ち上がり部屋から出るともう随分と見慣れたこの世界の風景を窓の外から眺めた。

お気づきの通りここは俺が僕の時にいた日本とは全然違う。あの時は俺たちは多次元の歪みで生じた連鎖爆発に巻き込まれて死んでしまった。

しかし、運良くこの世界の女神が近くにいたらしく。あのバスにいたクラスメートたちプラス先生をこの世界に転生させてくれた訳だ。

なぜ俺がそれを知っているかというと。御本人と面識があるからである。それは俺がこの世界で生まれて5歳になったときに天啓を受けた訳だ。


天啓とはこの世界の5歳児が教会へ行き神の名のもとに生涯の職業やら道標やらを知れる行事のこと。といっても貧困さのあるこの世界での天啓は格差は大きい。上は大教会みたいなところで職業以外の自分のスキルやらステータスなどを閲覧できて、下はたまに来る無料巡回のシスターに道標を聞くだけと来たものだ。それでも貧困だからと煙たがわれる訳ではないのは世界的に親切ではある。

それはなぜかというと歴史的にそうせざる得ないというものだ。

この世界には天啓に告げられる特殊項目がある。それが天職、特殊スキル、称号の3つ。それを知ることを可能とするのが鑑定や看破などいった発見系のスキルとなる。だいたい生まれてからたかだか5年の子供に自己主張で自分が何者かと宣言させれるはずもないのは見てわかるだろう。その天職には異世界らしく勇者や魔王、聖女といったファンタジーならでは職業も存在しているため国としてはそんな子供が居たら把握もしたいことは確実。何度サボって世界が滅びかけたとぼやいていたな天啓の時に…。


話を戻そう天啓の時に出会った女神はそれはキレイだった。が今は、駄女神と呼称する。


『あっ!?ユーくんまた私のことバカにしてるんじゃない?』


そういえばある程度の思考は筒抜けなんだっけ、でも嘘ついてないし…。


『バカにしてたのは否定しないのね。なんで私こんなのと契約取っちゃったのかしら。』


こんなのとかいうなや、ちゃんと仕事は契約内容に齟齬なくやってるだろうが。


『女神をバカにする部下って私の教徒に絶対顔向けできない。』


顔なんか出さねぇよ。顔だしたら俺の職業の価値が下がるは、俺はとりあえず仕事に出かけるからな。


『仕事に真面目なのは評価高いんだけどな…。』


はいはい。

女神の言葉を軽く受け流して準備ができた俺は家を後にした。

ん?俺の仕事?

俺の仕事は


暗殺者は今日も平和に暗躍します。


異世界転生物です。あるシチュエーションを描きたくての設定。投稿です。アイデアは保持する意味での投稿なので、続きはゆったり泊まっていただけると嬉しいです。

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