表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

24/24

番外編 それぞれの幸せへ

今回ケビンとジュリアの想いが明らかに。そして今回で最終回です。

グレースの結婚式から3ヵ月後。デリマール王国のシャルロット公爵家。グレースから手紙が届く。


「グレースから手紙が届いたのだけど。」


「父さん手紙は、どんな内容なの?。」


「実はアンリが婚約したらいし。」


ヘレナとケビンは、驚いて


「婚約。アンリが」


「そうなの?。でも良かったわ。」


「相手はグレースの侍女のオリビアと言う人の双子の弟で護衛騎士のオリバー。オリビアとオリバーは、アレバス侯爵家でそして騎士団長の孫。」


ケビンは、思ったアンリに先越されたと。心の中では、若干焦っていた。全てを見通していたヘレンは、


「ケビンあなた焦っているのでしょ。」


図星を突かれた。


「あなたも18よ。婚約者を決めないと。」


「母さん分かっています。分かっていますが」


「誰もお気に召さない。」


静かに頷く。デリマール王国の令嬢達は、地位目的ばかりだ。今までそう言う場面を見てきた。だからそこすごく悩んでいたのだ。



それからしばらくしてゲルラードとビーテバスの事件が起きた。それらが解決してルイバート王国に行っていたアンリとオリバーが屋敷を訪ねてきた。


「初めましてポール・シャルロットです。」


「初めましてオリバー・アレバスです。」


「ヘレン・シャルロットです。」


「ケビン・シャルロットです。」


「お会いしたかったです。」


和やかにお話をする。この前の事件のことやアンリの小さいころなどを語り合った。


「近いうちにあなたのアレバス侯爵家を訪ねてもよろしいでしょうか。」


「はい構いません。父や母、兄そして祖父も喜ぶと思います。」



それから1ヵ月後のエレバス王国。1ヵ月後にはジュリアの17歳の誕生日。お祝いの夜会が開かれる。準備で大忙し。そんな時ジュリアに話があった。


「婚約者ですか?。」


「1週間後婚約者候補の方に会うことになった。」


突然の事に戸惑う。自室に戻り机の中の手紙を眺めていた。実はジュリアは、ケビンと文通をしていたのだ。


「ケビン様に気持ちを伝えたかった。」


手紙で気持ちを伝えようとしたが勇気が出なかった。少し後悔していた。


そして1週間後。婚約者候補が待つ応接室に向かう。そして入るとそこには、


「ケビン様どうしてここに。」


そこには、シャルロット公爵家の皆さんがいた。


「ジュリア王女!!。」


少し2人は、困惑していた。


「父さんこれはどういう事ですか。グレースと会うのではないのですか?。」


「お父様どうしてここにケビン様が。これから婚約者候補に会うのではないのですか。」


それぞれの両親は、くすくす笑う。その様子を見てジュリアが全てを悟った。


「まさかケビン様が婚約者候補。」


そしてウィルソンが語り始めた。


「ジュリアお前がケビン殿に恋心をいだいているのは、知っていたのだよ。嬉しいそうに手紙を見ていたから。」


「ケビンお前もだ。密かにジュリア王女様に恋をしているのに気づいていた。」


「我々は、少し前から手紙で話し合っていた。2人の今後について。そしてジュリアとケビン殿を婚約させることを決めた。」


「あくまでも我々の考えだ。後は2人で少し話し合って決めなさい。」


そしてジュリアとケビンは、別室に移動して


「まさか僕達両思いだったとは。」


「驚きですね。」


しばらく沈黙が続くが


「でも少し嬉しいです。わたくしは、婚約者候補が決まったと言われた時からケビン様のことが頭から離れなかった。自分の想いを伝えるべきだったと少し後悔していました。しかし相手がケビン様と知った時安心しました。」


「僕は、グレースやアンリに婚約を先越されたことに少し焦っていた。でも長々うまくいかなかった。しかしあなたとの婚約で少しほっとしている。」


お互いの気持ちを確かめケビンが


「ジュリア・フィル・エレバス僕と婚約してくれますか。」


「喜んでお受けいたしますケビン・シャルロット様。」


そして両親達と話し合いが再開された。婚約すると言うことは、ジュリアが嫁ぐという事だった。準備を始める。今度の夜会で婚約発表をすることになった。実はそのことを見越してポール達は、エレバスを訪れたのだ。その事実にグレース達も驚く。手続きをするために1ヵ月の間王城に滞在する。その間に準備が始まった。王城は、大忙しだった。


その合間にポールやヘレンやケビンは、アレバス侯爵家を訪ねた。侯爵夫妻やオリバー達の兄そして騎士団長と会話を楽しむ。


そしてジュリアの誕生日のお祝いの夜会。たくさんの貴族が集まった。いろんな子息達がジュリアに求婚しようと意気込む様子が見られた。グレースがジークに


「意気込んでいるけどかわいそうね。」


そっと耳打ちしていた。


「確かに。すごく落ち込むだろうね。」


そして夜会が始まりウィルソンが


「本日は、ジュリアのために集まってくれて感謝する。ここで重大な知らせがある。」


会場がガヤガヤしだす。


「ジュリアは、この度ある方と婚約することになった。」


子息達がざわつく。


「紹介します。グレース・フィル・エレバスの双子の兄ケビン・シャルロットです。」


紹介されてケビンとジュリアが並ぶ。皆に軽く会釈をする。いろんな人から祝福された。


そしてジュリアは、嫁ぐために準備をしデリマール王国へと旅立った。そしてシャルロット公爵家の皆と仲良く日々を過ごしている。デリマール王国でもケビンの婚約についていろんな令嬢達にかなりショックだったらいしとポールからの手紙で知った。手紙を読んだ時グレースは、失笑していた。

でも幸せになって良かったと思った。



グレースは、エレバスの王城でケビンやジュリアはデリマール王国のシャルロット公爵家でティリーは、ルイバート王国のディオーネ公爵家でそれぞれの幸せを掴んだ。そして幸せの未来へと歩むのだった。

この物語を楽しんでくださりありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ