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5・婚約破棄を決心しました

ハイスペックらしいです

うきうきお城訪問は終わった。


帰りは、ほとんど寝てたけど。


メリーアンは美人だったなぁ~。


って考えながら、ぼーっとしていたら親父に聞かれた。


「仲良くなれそうか?」


メリーアン?是非仲良くしたいです。お姉様。


「うん、じゃなくて。はい?」


「そうか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 では、仕方ないな。」


ちゃんと聞いておけば良かったよ。


今までは、内輪の婚約。

どうしても駄目な相性も有るので

正式なお披露目前に会わせてみましょう。

的な意味の訪問だったらしい。


あの二人。

王家の紅髪。

ブライアンは、金眼。

イアンは、銀眼。

あっちでは、猫や虎でしか見ないような眼の色にびっくりした。

けれど、魔力が強い王家の者に出る色だそう。


メリーアンの可愛さにやられて、二人の事を気にとめていなかった。


ブライアンは、性格も顔もイケメンじゃないかな。

イアンは、顔はブライアンに似ていてイケメン。

性格は、俺と似た匂いがする。

考える前に行動するタイプ。


今回、相性を見るって知ってたら

ちょっと虐めて、2度と会いたくないって思うほど泣かせてやったのに。

知らなくて残念だった。


それから数日して

第2王子イアン殿下とクラレンス公爵家の長女クリスティーナ嬢との婚約が

社交界に正式にお披露目された。


俺は婚約が正式に決まった日

婚約破棄に向けて頑張る事を決意した。


始めた事。


兄と一緒に剣術の稽古。

兄たちの先生に習う。


そして、内緒でこっそり前世の記憶にあった空手の稽古もする。

もちろん、板なんて殴らない。

拳つぶした公爵令嬢はマジ無理でしょう?

型だけ。

後、うろ覚えの柔道(体育の授業でやった)

受け身、関節技中心。


ほら、俺さ結構な可愛い女子だったし。

身の危険があるかもしれないし。


はい?

あ、護衛が付いてる。ですね。


でも、護衛が付いて来れないとこもあるだろうし。

万が一に備えるのは基本。


そしてこの身体。


過去の俺と全然違ってハイスペック。

直ぐに基本が身に付いてしまいました。

この身体あったら、年末のTVでベルト賭けて戦えたかもレベル。


いや、ホント。

オリンピック狙えてます。


走っても早い。


木登りもスルスル。


こっそり部屋でドレスのままバク転やれた時にはガッツポーズしたわ。






瓦は割りません。

煉瓦をw

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