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洗顔ケアする巫女さん

微妙に長くなった;

 おはよございます。

今日の朝は食事当番ではないので少しゆっくりできます。

『初めましての巫女さん』では飛ばしましたが、今日は朝の支度から書いていきましょう。


まず起きまして、パジャマの状態で洗面所へ。 同じように洗顔に来ている女性陣と朝の挨拶をしまして、自分用の棚から洗顔用具を取り出します。 

洗顔料はチューブタイプの物を使っております。 ドラッグストアで売っているやつです。

最初に髪をタオルでこう、グルグルっとターバン状に巻いてまとめておきます。

洗顔料ニュルっとを出して泡立てて、泡で顔を包み込むように優しく洗顔します。 この時ゴシゴシと洗わないようにしましょう。 女の子の肌はとても繊細ですからね。

洗い流す際は、(あらかじ)め作っておいたぬるま湯で丁寧に流すようにします。 

洗顔料の洗い残しはニキビの原因になりますので、髪の生え際や顎など残りやすい部分も忘れず流すようにしてくださいね。

そして…… なんですか明音(あかね)さん? いきなり頬を突っついてきて。 え? 肌がモチモチしてうらやましい?

まだ若いですからねー、ってイタイイタイですよ!?


えー、気を取り直して化粧水は個人の肌質で決めましょう。 私は敏感肌なのでそういったタイプを使います。

その際注意することは低刺激のものであること。 香料・着色料・アルコール・界面活性剤などの添加物は避けること。

鉱物油フリーや界面活性剤フリーの化粧水だとよしですかね。

また、肌が敏感な時ほどワセリンの配合量の多い化粧水を選ぶと安心ですね。 さらにセラミド配合で弱酸性の化粧水であれば理想的です。

ここで注意したいのが『天然成分』や『オーガニック』と表記されている物です。

一見良さそうに思えますが、『天然成分』といって刺激が少ないわけではないということです。

天然の成分の中にも、刺激の強いものや人によって合わないものがあるのです。

また『◯◯オイル』なども、何種類も配合されることで刺激が強まってしまいます。

これまで使ったことのない化粧水を初めて使うときなんかは、腕の内側などの目立たない部分で最初にパッチテストを行うと安心です。 買う前にテストできればなおよしですけどね。

化粧水は手でもいいんですが、私はコットンを使って塗ります。 出来るだけたっぷりと肌にしみ込ませましょう。

たっぷり使いたい訳ですから出来るだけ容量の多い商品を買う事をオススメします。 なので買う前にパッチテスト出来る方がいい訳です。


化粧水が終われば次は乳液です。 たっぷり化粧水を含んだ肌を包み込むように、優しく染み込ませていきます。

化粧水で十分潤ったと思うかもしれませんが、乳液はその潤いを肌に留めるようにフタをする役割があります。

乳液をつけることで保湿効果が持続し、しっとり整った肌を長持ちさせることができる訳です。

べたつきが気になる人は、ジェルタイプなどのさっぱりした乳液を選んだほうがいいかもしれません。

後、私は使用しませんがスキンケアの中に美容液を取り入れたい人は、化粧水の後、乳液の前に使用してみてください。

以上が私のスキンケアです。 もちろん個人でやり方が変わりますが、例えば化粧水は使わないとか、高校生なんだから化粧水を使う必要がないという人もいるでしょうけど、そこは”個人差”だと言っておきましょう!

肌の状態なんてそれぞれなんですから。 だからこそ色々な商品が出ている訳ですよ。

横を見ると明音さんや、もう一人の方で使用している物が全然違いますしね。

そんなこんなで、一度部屋へ戻って室内着に着替え朝の支度を終えて食堂へ移動しましょう。

もう気心が知れてるので寝間着でもいいような気もしますが(そんな人もいる)、私は面倒でも着替えます。

乙女なのでっ!


朝食を終えて、後片づけの当番だったので手早く済ませまして部屋に戻って学校へ行く準備です。

化粧台の前で日焼け止めを塗りましょう。

日焼け止めは一見外に出ないときや、曇っていたりする時は塗らなくてもいいのでは? と思いがちですが、そもそも紫外線には1年を通して降り注ぐ『UVA(紫外線A波)』、正午前後や梅雨の晴れ間、真夏までが降り注ぐピークの『UVB(紫外線B波)』といった2種類があります。 美しい肌を保つには、両方の紫外線を浴びないように日頃からケアすることが大事なのですね。

それで、UVAとはなにかというと主にシミやしわの原因となる紫外線で、太陽から降り注ぐ紫外線のうちの約9割を占めています。 

雲や窓ガラスを通過するので、曇りの日や室内だからといって油断は禁物なのです。


次にUVBは、日焼けによる炎症の『サンバーン』や肌が黒くなる『サンタン』を引き起こす紫外線です。 

太陽から降り注ぐ割合はUVAと比べて少なめですが、強い光線なのでしっかり防ぐ必要があります。

日本語の『日焼け』という言葉は紫外線により皮膚が赤くなる『サンバーン』と、その後黒くなる『サンタン』を含めて使われていますが、『サンバーン』は紫外線による皮膚のヤケド、『サンタン』はその結果おこるメラニン増加の事です。


さて、一般的な日焼け止めは大きく分けて2種類あります。 似ているようで違う『紫外線散乱剤しがいせんさんらんざい』と『紫外線吸収剤しがいせんきゅうしゅうざい』です。

『紫外線散乱剤』は紫外線を鏡のように反射、散乱させて皮膚を防御してくれる役割を持っています。 肌の上にベールもしくはバリアをかけて、紫外線を跳ね返すイメージです。


『紫外線吸収剤』は、紫外線を吸収して熱や赤外線などをエネルギーに変化させて放出してくれる役割があります。肌の上で化学反応が起きて、肌に紫外線が浸透するのを防ぎます。

なお、『紫外線吸収剤』は紫外線のエネルギーを吸収するため、敏感肌の人には刺激に感じることがあります。 敏感肌の人は、『紫外線吸収剤不使用』の商品を選びましょう。


次に、日焼け止めを買うときによく見かける『SPF』と『PA』という文字です。

『SPF』は『UVB(紫外線B波)』を防ぐ効果を表したものです。

『PA』は『UVA(紫外線A波)』を防ぐ程度を『+』の数で表したもの。 紫外線にさらされる時間や肌状態によって選ぶと、日焼け止めの能力を十分に発揮できます。

実際に日焼け止めを選ぶときには、商品のパッケージに表示されているこの『SPF』と『PA』に注目します。

この値は、メーカーやブランドが違っていても共通の基準で表示されています。

どちらも数が多くなるほどUVカットする能力が高くなります。


散歩や買い物などの日常生活であれば、最低限SPF35~50・PA+++~++++くらいの日焼け止めは塗っておくとよいでしょう。

野外での軽い運動やレジャーなんかであれば、SPF40~50・PA+++~++++程度のもので十分効果があります。

ただし、外での滞在が長時間になりそうなときや汗をかいたり水に濡れたりしたときは、つけ直しをして効果を持続させることが大事ですよ。

時間紫外線にさらされるレジャーやスポーツなんかは、SPF・PA値が国内最高ランクのSPF50・PA++++くらいのもので紫外線を防ぎましょう。

2~3時間おきに塗り直すと、さらにUVカット効果が持続します。 汗をかいたり水に濡れても落ちにくいウォータープルーフの商品を選ぶとなおよいでしょう。


日焼け止めはクリームタイプやジェルタイプなどさまざまな物がありますので、自身の肌にあったものを選ぶのが重要です。

ちなみに私は、敏感肌向けの低刺激な石鹸で落ちるタイプを使用しています。 これはクリームタイプですね。

持ち運び用にスティックタイプを持っておくのもいいかもしれません。


おっと、そんなこんなでそろそろ出かけないとですね。

ではまた!



続く



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