『追木屋兄妹の会話』
妹「お、お兄ちゃん……そんなに固いの、入らないよぉ……///」
兄「あーはいはい。ちょっと我慢しろなー」
妹「だ、だめだよぉ、痛いよぉ……///」
兄「もう少しだけ、我慢しろよ……もう少し、もう少しなんだ」
妹「だ、だめだよ……そんなに激しくしたら……あ…///」
兄「もう少し……もう少しで……」
妹「だ、だめぇぇぇ!」
――『ガチャ』
兄「あーかったりぃ。ようやく開いたな。なんだよこのアンティーク鍵。お宝もの入れとか。しかも、なんでお前甘々な声上げまくってんだ。聞いてるこっちが少し恥ずかしかったわ」
妹「欲情した?」
兄「するか! ったく、何でそんな声を上げていたのか聞いているんだ。たかだか鍵開けてただけなのに……」
妹「リスナーさんにサービスだよっ?」
兄「リスナーなんかいるかよ! 今っ、ここでっ、俺とお前の二人しかいねーじゃねーかっ!」
妹「落ち着いてお兄。リスナーさんなら……いるよ?」
兄「……どこに?」(
妹「ほら、胸に手を当てて考えてみて……いるでしょう……心の中にっ!」
兄「……おにーちゃん、こんな中二病的に妹が育ってしまって、本当に、心から心配だよ……」
妹「っていうのは冗談で、ほら。ツイキャスだよツイキャス」
兄「あー、聞いたことあるわ。そんなのやってんのなお前」
妹「うん。生放送中なんだよね?」
兄「はぁ!?」
妹「テロップにはね、禁断のきょうだい愛がはじまっちゃう、ほし、かもにしておいたから」
兄「すぐやめろ! 今すぐやめろ!」
妹「あ、コメントにこんな言葉があるよ? お兄さんはじめまして、チュー!」
兄「誰とも知らない人にお兄さんだなんて……しかもチューなんて」
妹「厳密には、会ったことのあるリア友かもね。未来の」
兄「なんてこった! お前のツイキャスには未来人がきているというのか!?」
妹「そんなわけないって。あ、こんなコメントもあるよ? 初めましてお兄さんペロペロしたい」
兄「や-めーろー! やっぱり今すぐツイキャスやめろ!!」
妹「うー。いじわるー。というわけで、皆さんごめんなさーい。バイバーイ!」
兄「ふぅ、これでひと段落だな」
妹「このDHC。で、お兄、今日は彼女さん来てないんだ?」
兄「おい待て、DHCって化粧品だ」
妹「え、どーてーほーけーちきんだよ?」
兄「……妹よ、俺は今お前を殴りたくなった。それにな、兄はお付き合いしている女性はいましたかね?」
妹「え、あ、ゴメン。HDHCその上小さいという代物だったね」
兄「Hは何がついたんだよ! それに違う断じて違う!!」
妹「でもー、昨日何だかゴタゴタしたてよねー、いるはずだよねー」
ットットトットットット、ガチャ―
兄「アイツ、俺の部屋に何しに行ったんだ……?」
――フゥゥゥン、ガチャン。トットトットットット
兄「何しに行ってたんだよ?」
妹「あははっははーゴメンゴメン、やっぱり今日はいなかったね?」
兄「誰がいなかったつっつーんだよ。ったく」
妹「お兄のエアー彼女さんがっ!」
兄「お前ちょっと正座しろやぁぁぁぁぁ!!」
あくまでも『ネタ』です!
あくまでも『ネタ』なのでご了承ください!!