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アイアン・ゴーレム

 翌々日。

 

 碧武は海上の人工島だが、虫は住み着いている。夏、夜となればその鳴き声は心地よく響く。

 そんな中、碧武の検問隊は学校エリアに続く横断道路、その入り口で警戒任務にあたっている。

 時刻が深夜2時を回る頃、横断道路入口の検問隊の1人が呟く。


「鼻歌?」


 それを聞いた隣の人間はインカムを押し「気を付けろ。鼻歌らしきものが聞こえる」


 横断道路で鼻歌。それも深夜。ただ事ではない。

 反日軍か?

 いや、教団か?


「日本は暑いよね。本当に」と検問隊の後ろ、若い男性の声。検問隊は振り向き、構えたマシンガンを向ける。


 横断道路は海を渡る橋の様なモノ。そして碧武に繋がっている。

 その道路中央の外灯の上。

 タキシード。金色の仮面を着けた長い銀髪。月夜に銀髪は輝き、男はせせら笑うと右手を上げ、指をパチンと鳴らす。

 まともな来客ではない。と理解している検問隊はマシンガンを斉射しようとするが、弾丸が発射されない。


「何が?」の直後、マシンガンの弾倉が勝手に落ち、弾が飛び出し、散らばる。

 

「なってないなぁ。君達」男は右手を降ろし、左手に持ったステッキを右手に持ち替えさせる。「もっと魔術師への対策をしなきゃ。全く」


 男がステッキを振るうと、検問隊後方に紋章が浮かぶ。召喚術式。魔法。その光に気付いた1人が叫ぶと、皆は一斉に向くが対処方法が無い。

 ただ茫然と立ち尽くすしかない彼らが見る紋章から、鉄を練り上げただけ、と言わんばかりの15m級の巨人が姿を現す。


「素材は鉄。原動力は人の心臓だ。さて、君たちはこのアイアンゴーレム。その鋼鉄のハートを悦ばせられるかな?」


 アイアンゴーレムは雄々しく咆哮。開いた口を空に向け、巨大な腕で手近な検問隊の人間を掴み、半分に千切る。

 鮮血が吹き出し、雨の様に短く降る。

 そのまま口に放り込み、モグモグと噛む。骨の折れる音。

 一斉に逃げ出す。


「追え。1人も逃がすな」と男の声。逃げる検問隊の人間達には聞こえ、戦慄する。




 時刻が6時を回る頃。碧武校に夜明けは来ない。そして、空は青白くなっており、幻想的、と言えば幻想的だが不気味、の方がしっくり来る。

 空の異変は深夜3時頃。

 真っ先に気付いたのは朝倉準一だ。すでに異変の調査を開始している。

 準一の居る場所はショッピングエリア南街。自動車も通れる様になっている大通りの歩道だ。

 すると右の角から、靴が地面を踏む音が聞こえ、歩みを止め、警戒する。


「何だ。弟も気づいたか」

 

 息を吐きながら言ったのは角から出て来た舞華。赤い着物。太刀を持ち、準一に近寄る。「どうなってるんだ?」


「それは俺が聞きたいんだが。お前、学校に居たのか?」

「ああ。研修のレポート纏めでな。妹達はどうだった?」


 準一は大きなため息を吐く。「お前の想像通りだ」


「結衣達は眠ってるよ。どんだけ声を掛けても起きなかった。過敏なカノンもな」


 そうか。と舞華はベンチに座る。


「学校も同じ状況だ。多分、私たちだけだろうな。まともに動いているのは」


 準一が気付いた時、結衣達は眠っていた。どれだけ声を掛けても起きない。

 間違いなく魔法が関係している。

 それもかなり大規模だ。


「空間魔法の可能性が高い。舞華、用心しろ」

「当然」


 刹那、2人は何かが高速で風を切り、接近する音に気づき後ろへ飛ぶ。

 すると大通りに10m程の岩が落ち、道路を割り進み、爆発。煙と炎が大通りを駆け巡る。

 爆発は付近の建物を襲い、爆風はガラスを割る。

 碧武のショッピングエリアの建物には誰も居ない。現在は皆外に帰っている。

 ショッピングエリアで働く人間は外からの出稼ぎか、住み込み。

 出稼ぎは外へ、住み込みは寮エリアの職員寮。


「参ったな。効くと思ったんだが」と若い声。準一、舞華は声の方に向く。


 するとアイアンゴーレムが降り立ち、その衝撃波で煙が掻き消される。


「何でこう次から次へと」準一はブレードを抜き、構える。ゴーレムとの距離、50m。


「初、お目に掛る。俺は魔術師。リンフォードだ。一応、所属は無い。フリーで活動している。しかし、君の事はしっている。朝倉準一」

「そりゃどうも。俺に用か?」

「そうだ。俺のアイアンゴーレムに見合う人間の心臓が欲しくてな」


 舞華は太刀を振り上げ、切っ先をリンフォードへ向ける。直後、ゴーレムの掌が爆発。


「野蛮だな。……しかし、魔法が効かないという事は死者か?」


 無傷。舌打ちし、舞華は太刀を下ろす。「お前の魔法はどういうものだ」


「この魔法は空間制圧魔法に似たモノだ。だが、俺の魔法じゃない。このアイアンゴーレム、その人間の心臓を媒介にし発動した魔法だ」


 簡易空間制圧魔法。ゴーレムに搭載した心臓。人間の心臓は魔力的力が多い。ゴーレムはその魔力で動き、魔法はその魔力で発動される。

 だが、普通の人間に心臓は使えない。心臓を使うには生まれ持っての魔術師としての素質がいる。

 しかし、それさえあれば下手な回路よりも性質が悪い。

 

「随分と良い生まれの様だな」と準一。目を細め、リンフォードを睨む。


「そうだな」


 リンフォードは口元に笑みを浮かべ、ステッキを上に振る。

 すると準一の足元から氷の柱が立ち上がる。

 準一はそれを避け、氷の柱に隠れたリンフォードを警戒。

 直後、氷の柱の向こうから巨大な腕が伸び、準一は加速魔法で右に避け、回避。


「目的は朝倉準一只1人。他はいらない」とリンフォード。舞華はハッと前を見る。同時、舞華の胸に黒の閃光が刺さる。

 

 え? と舞華は仰向けに倒れ、目から光彩を失う。

 準一は倒れた舞華に駆け寄り、抱き上げる。

 胸から黒の瘴気が溢れ、舞華は口をパクパクとさせる。


「死者を殺す魔法だが、有効な様だ」

 

 言ったリンフォードはアイアンゴーレムの肩に立つ。確かめ、準一は加速魔法で跳び、アイアンゴーレムの腕を一度蹴ると、リンフォードに急接近。

 左のブレードを振るう。

 振るう時、加速していなかった為、リンフォードは紙一重で横に跳び、指を鳴らす。

 ゴーレムが伸ばしていた腕を振り上げ、準一は押され、飛ばされるも綺麗に着地。

  

「確かに、どうやら魔法を使用しなくとも身体能力が高いらしいな」


 立っていた氷の柱が粉々に砕け、細かな粒子が青の不気味な空に舞う。


「楽しめそうだ」


 言ったリンフォードは笑い、ゴーレムは空へ咆哮する。


 戦闘になる。確定しているソレを考え、舞華を移動させ、準一はリンフォードの前に立つ。


「懸命だな。アイアンゴーレムの戦場はただ事では済まないからな。さて、再開しよう」


 リンフォードはステッキを月に向ける。先端が赤に輝き、炎の渦が出現。ステッキを下げ、右に振るう。炎の渦は準一に迫る。

 炎系の魔法。準一はブレードで炎を一閃。火の粉が散り、ゴーレムが突撃。

 左手を突き出し、硬化魔法を発動させた準一はブレードを前に構え受け止める。

 コンクリートに脚がめり込み、破片が舞う。

 準一は右手を降ろし、加速魔法。ブレードを振り上げる。

 だが金属音が響くだけで傷もつかない。


「魔力を煉り込んだ装甲だ。易々とは斬れない」


 聞こえたリンフォードの声。準一は硬化魔法。加速魔法を掛け、脚を上げ、ゴーレムの腕を蹴り上げ、後ろに跳躍。

 仕方ない。と準一は術式を組む。同時、ゴーレムの両腕が迫る。

 だが、ゴーレムの腕は巨大な腕に掴まれ、そのまま投げ飛ばされる。


「まさか出してくるとは」と呟いたリンフォードは驚きながら、感激したような声を出す。


 ゴーレムは近くの建物に激突。咆哮を上げながら起き上がる。

 準一の前。白い羽がヒラヒラと舞う。


「あのゴーレムの相手は」と準一が言うとゴーレムを投げ飛ばした巨人が踏ん張り、デュアルアイを輝かせる。


「このアルぺリスだ」


 アルぺリスは背中の翼を広げ、腕を前に出し、肘を曲げる。

 するとゴーレムはアルぺリスに飛び掛かり、取っ組み合いになる。


「ほお。操縦者も無しに動くか―――!」リンフォードは後ろへ飛び、着地。


 リンフォードの居た場所では準一がブレードを構えている。


「だから、あんたの相手は俺だ」


 準一が睨むとリンフォードが笑みを浮かべる。




 校長室。机に突っ伏していた校長代理、御舩茉那が目を覚ました。


「はぁ……面倒臭いなぁ。また厄介が」


 代理は椅子から降りると校長室を出る。

 そして廊下の窓から空を見て、ショッピングエリアに目を向ける。

 煙が上がり、低い建物の並ぶ北街にアルぺリスとゴーレムの取っ組み合いを見つける。

 まるで怪獣映画のようなそれに、代理は再び大きなため息を吐くと術式を組む。


 治癒魔法ではない。

 移動目的の空中飛翔魔法。

 窓を開け、飛び出す。

 代理の足、右左外側の踝から代理の身長くらいはあるピンクの翼が出現。

 ショッピングエリアへ向かう。 





 無人状態でのアルぺリスは真面な戦闘は行えない。精々相手を掴み、投げ飛ばすくらい。ダイナミックに動く事は出来ない。

 リンフォードはそれを知らない。


 そして、準一がアルぺリスに乗らないのは理由がある。

 戦場が学校敷地内ショッピングアリアで、ゴーレムの装甲が想像以上に堅いからだ。

 準一がアルぺリスで戦えば、簡単にケリは付く。

 魔導砲を叩き込めばいいのだから。だが、その際魔導砲は出力をかなり上げなければいけない。

 そうなれば周りへの被害は軽くは無い。

 むこう数か月間はショッピングエリアは復旧工事で使用できなくなる。

 学校を守護する為に来ている為、それは避けなければならない。

 それを踏まえ、一つ手は考えた。空まで引き上げて倒せば。と思ったが、ゴーレムは脚からコンクリートに根を張らせ、ビクともしない。

 しかし、そうであっても、何をするか分からない以上、アルぺリスに任せるしかない。


 だから、リンフォードには魔法白兵戦を挑み、被害最小限で倒すしかない。

 術者が消えれば、ゴーレムも活動を停止する。


 だが、リンフォードは強い。

 加速魔法で接近しようと、攻撃より早く回避される。

 準一とリンフォードが2人きりで戦闘を開始して10分弱。

 準一の攻撃は一度も命中していない。


 そしてリンフォードは攻勢に出る。ステッキを構え、魔法を発動させる。

 炎系の魔法。

 オレンジの炎がグルグルと渦を巻き、準一に迫り、数メートル手前で散開。

 4方に分かれたソレは準一との距離を一気に詰める。

 跳躍で回避。炎は地面に刺さる。


「全く。此方の攻撃も全て外れだ」とリンフォードは後ろへ飛び、風魔法を足裏に発動させ、後ろに下がる。


 準一は上に佇むリンフォードを睨む。

 ここまで、準一の攻撃もだがリンフォードの攻撃も命中していない。


「風魔法か……」呟いた準一はブレードを構える。


 リンフォードに加速魔法での攻撃が命中しなかったのは風魔法での高速移動が原因だ。

 それに加え、リンフォードには大抵の攻撃魔命中しない。

 風魔法を体に纏わせ、風力圧装甲を形成させているからだ。

 だが、風力圧装甲は斬撃に弱い。風は切れる。


「面倒だ」

「それは此方もだ」


 呟いた準一にリンフォードが言う。


「そうすばしっこく避けられては」リンフォードはステッキを向ける。「やり辛い!」


 ステッキの先端から氷の柱が飛び、準一に向かう。

 準一は避けず、ブレードを下に振るい縦に斬る。

 半分になった氷は左右にドスンと音を立て落ちる。

 リンフォードを見る。

 居ない。


「っ!」


 リンフォードは上。準一は気付くが遅く、火球が迫り次の瞬間には爆発。

 咄嗟に盾を形成していた準一は無傷。

 すぐにブレードを構え跳躍。上のリンフォードに迫りブレードを振るう。

 反撃は想定外だったリンフォードは意表を突かれ、左に逃げる。

 それを逃さない準一は左手に持ったブレードを投げる。

 飛ぶブレードは加速魔法が掛っており、一瞬でリンフォードの仮面を掠り、仮面が吹き飛びリンフォードは顔を逸らす。


「何だ。最初から投げれば良かったのか」


 準一は着地。右手のブレードを構え、仮面の外れた顔を手で覆うリンフォードを見る。


「まさか仮面が」そう言いながらリンフォードはステッキを降ろし、顔を覆っていた手を退け、下の準一を睨む。


 その仮面の外れた顔を見て、準一は一度目を見開く。

 リンフォードの顔。その右半分に、夥しい数の見た事のない文字が黒い血で書かれている。


「あんた……裁判の生き残りか」


 準一から掛けられた言葉にリンフォードは顔を顰める。


「教団の実験だ」とリンフォード。「良いからくれよ。君を動かす心臓を!」


「くれと言って渡すと思っているのか」

「俺はこんな所で時間をくう訳にはいかないんだ」

「だったら教えろ。何で俺なんだ」

「何で? 決まっているだろう。イレギュラーだからさ。アルぺリスも、君も、この世界には無い筈のモノなんだ」


 準一は睨む。「あんた。俺の心臓でゴーレムを強くして。何がしたいんだ」


「何がしたいか……復讐だよ。俺をこんな風に変え、全てを狂わせた魔術へのな!」


 無理だ。それは到底無理だ。幾らあのゴーレムが強くとも、教団は神聖なる天使隊なんかが機械魔導天使を持っている。


「機械魔導天使だろうが何だろうが、俺のゴーレムは強くなる。君の心臓を手に入れる事で機械魔導天使を越える力を手に入れる」


 所詮ゴーレムはある物質の化身。

 それ以上は無い。

 どれだけ力が付こうと、所詮はゴーレム。

 天使には勝てない。


「俺には謎だよ。君は満足しているのか? 魔術師になって」


 その問いにイエスもノーも答えられない。

 準一は友人を失った代わりに手に入れた魔術は好きではない。

 だが、この魔術のおかげで死なず、誰かを護れた事も事実。


「満足はしていないかな」

「だったら」

「だが、俺はあんたみたいに魔術を心の底から怨めない」


 そうか。とリンフォードは目を閉じ、開ける。同時、リンフォードの周囲が爆発。

 準一の隣に赤い着物を着た舞華が降り立つ。

 爆発は舞華の魔法だ。


「おらあッ!! ざけんなこのクソ野郎!!」


 怒りに震える舞華。そんなに怒っているのか、と準一は思いながら舞華を見て、リンフォードを見る。


「折角なぁ! 折角来たんだよ!」切っ先を向け、立て続けに爆発が起こる。「私の久しぶりの出番なんだよ! 私の出番を不意にしやがって!」


「降りて来いおらぁッ! タイマンじゃあッ!」 


 俺サイボーグの猫の漫画でそんなセリフ聞いた事あるよ。と思いながら準一は苦笑い。


「いやーごめんごめん」


 と準一の後ろに降りた代理。踝の翼を畳む。「回復させたらマジ切れしてこの有様ですわ」


 代理は呆れ気味に笑みを向け、後ろを向いた準一はため息を吐く。


「面倒な。高位魔術師2人か」とリンフォードは指をパチンと鳴らすとゴーレムを呼び寄せ、風魔法で上昇。


 退散する。


「はぁはぁ……ッ! 私の出番返せー! このクソ野郎!」


 リンフォードの消えた空に舞華は咆哮。肩で息をする。

 そんな舞華を余所に準一は代理に「ありがとうございます」と礼をする。


「いいよ。舞華ちゃんは死者だから色々不利でしょ? いやーよかったよかった」


 準一は笑みを浮かべる。

 すると空の青が消え、時刻通りの空になる。

 準一はアルぺリスの召喚を解く。


「代理、踝の翼。似合ってますね」

「え? マジ? やっぱ可愛くない? ねぇねぇ?」


 可愛いという言葉に目を輝かせ、代理は準一に詰め寄る。


「可愛いですから。にしても、代理は自由に動けたんですね」

「うん。参ったね。あの魔法の種類よく分かんなかったよ」


 動けたのは準一、舞華、代理。準一、代理は一定以上の高位魔術師。舞華は死者。

 生者に掛ける空間魔法なのか、それとも別か。


「確かにさっぱりですね」

「でしょ?」


 準一がブレードを仕舞い言うと、代理は翼を消す。


「それよか、代理。私に使った魔法だが」

「うん。使ったのは舞華ちゃんを死者から生者にする魔法」


 え? と準一は少し驚く。

 死者を生者に? 高位魔術師でもそこまでの魔法を?


「まぁ、あくまで位を上げただけだから」


 と代理が付け加えると舞華は太刀を肩に乗せ準一に向く。


「私は晴れて生者になったわけだが、今までと立場を変える気は無い」


 準一は瞼を閉じ、息を吐く。「俺に仕えると?」


「だから、私は。お前の矛として、盾として、お前のモノであり続ける」


 舞華は言うと片膝を付き、太刀を降ろし拳を地面に立てる。

 忠誠の誓いをする騎士の様に。


「とか言ってるけどお前メチャクチャしてるからな、舞華」

「な! このやろ! 折角カッコよく決めたのに水差すんじゃねえよ!」


 2人はギャーギャーと言い合いを始め、代理は「あ」と何かに気付いた声を出す。


「2人ともヤバい!」


 何が? 2人は口を揃える。


「時間的に皆遅刻だよ」


 瞬間、3人は大急ぎで帰宅。準一は結衣、カノン、エルシュタ、エリーナを起こし、朝食の準備を始め、傍ら学校の準備を始める。


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