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京都①

 カップル限定ダンスパーティー。それは荒れた乙女たちの戦争だった。はなからペアを決めていた恋人たちは良いが、結衣達は準一を誘うのに必死だった。特に結衣達は美少女なのでお誘いが半端ではない、それらを振り切らなければならない。


 しかし、それを振り切る頃には準一はエルシュタ、エリーナを合わせての3人で謎のダンスを踊っていた。


 その後。七夕パーティー以降、筆記テスト、ベクター機動実技テストが行われ、終業式。そしてその翌日が今日である。



 夏休みになり、小倉駅には人が沢山いる。帰省するか旅行だろうが、その中に準一と代理は居た。


「あなた駅弁買い過ぎじゃないですか?」と準一はホームで代理に言った。代理は袋に駅弁を4つほど入れている。今日の代理の服装は例の如くゴスロリだ。


「いいって事よ。へっへー腹が減っては戦は出来ぬ」


 腹一杯になっても同じじゃねえの? と思うが口には出さず。背負ったリュックの重さを確かめる。ちなみに準一はいつもの様にスーツだ。


 まぁそんなスーツのリュックサック男にゴスロリの駅弁娘。何て目立つんだろう。と思っていると本当に視線が集まり、準一はため息を吐いた。




 席指定の新幹線が駅に入ると2人は指定の席に向かい合うように座った。すぐに代理は駅弁の袋を置き足をパタパタさせ、準一に「へへへー」とニヤニヤした顔を向ける。


「どうしたんですか? 今朝から変ですよ?」

「だってー。新幹線って初めてなんだもん」


 へぇ。そうなんだ。と別にどうでも良いや。と言わんばかりに準一は外を見て、自分の腕時計を見る。


 普通なら1時限目が終わる位の時間だ。と思いながらポケットに入れていた缶コーヒーを取り出す。人差し指でそれを開け、一口飲むと窓側に置く。


 そのまま代理に目をやると弁当をガツガツ食べて既に2つを完食してた。


「うまーい!」

「口の周りを拭きなさい」


 そんなやり取りの中、新幹線は動き出した。京都駅までは3時間程。 




 新幹線が走りだし、景色を眺めて30分ほどで代理は眠そうに目を擦りだした。別に寝ても構わないので「代理、寝ます?」と準一は聞いておくと「うん」と代理は準一の横に座り「膝枕していい?」


「良いですよ」


 断る理由なんかは無い。眠いのなら構わない。


「やったぁー……すぴー」


 膝に頭を置いて約1秒。何て早寝だ。と準一は缶コーヒーを持つ。すると脱いでいたスーツの上着の胸ポケットに小さな紫色の紋章が浮かぶ。


「シスターライラ?」


 準一は紋章が人目につかない様にソレを取る。通信用の護符。黒妖聖教会に出向いた際、貰っていたものだ。これは魔法を掛けられた護符で、通信が出来る。喋る必要は無い、対象と意識的に通じる為、喋らなくとも会話は出来る。


(聞こえるかしら? 久しぶり、と言える程久しぶりかは別として、時間自体は経っているから一応言っておくわ。久しぶり、朝倉準一。シスターライラよ)

(ああ、久しぶり。で、何の用だ?)

(世間話をしようとかは無いのかしら?)

(それが目的だったら不気味過ぎる。要件は……ハンニバルの事か?)


 喋らず、声には出さず。喋るように言葉を紡ぐ。


(ご名答。一応こっちとしては教団の動向は察知していたの)


 だろうな。と思う。しかし黒妖聖教会が碧武に情報を流す義理は無い。


(神聖なる天使隊。出来れば答えてほしい。あれはどういう部隊なんだ? 詳細を知らないと対抗のしようが無い)


 次もある。と言わんかのような言い方のオリバー・アズエル。神聖なる天使隊。その詳細は気になっていた。


(そうね……あなた自体は神聖なる天使隊をどう考える?)


 何故そんな事を聞くんだ。と思いながらも考えた可能性を答える。


(神聖なる天使。安直かもしれないがあのハンニバルの様に神の力を使う天使の部隊……とか?)

(いや、自信を持って良いわ。はっきり言ってほぼ正解よ)


 本当に? とすぐに思わず(嘘を吐いているんじゃないだろうな?)


(吐かないわ。神に誓っても良い)

(……まぁ良い。正解として、何で今になって教団の動向を察知していた、と言って来たんだ? 意図を知りたい)

(そうね……まぁ良いわ。気になっている事があってね。堕天使の記憶している情報)

 

 この女。どこまで知っているんだ。と準一は顔を顰める。


(残念だがこっちも聞きたい事だ。何も知らない)

(何だ。つまらないわ。あなたとアルぺリスは不可解な部分が多いから気になっていたんだけど)


 そう、自分とアルぺリスには不可解な部分がある。魔術師としての家系ではなく、その血も引いていない。なのに自分は魔術師になってしまった。機械魔導天使も同様だ。神殺しも然り。


(知らないならねぇ……それより、とうとう公の場で使ったそうね)


 何をだ? と聞くまでも無い。準一が今まで積極的に使わなかったアルぺリスの専用戦略級魔術兵器


 激風碧弓オーバーブラスト・アーチェリー


(確か、神殺しの瘴気を纏わせたブレードを碧滅魔矢デストロイ・アローの代わりに使用したとか)

(全く。いつもどこで見ているんだか)

(まぁ良いだろう。今は夏季休暇の筈。何をしているのかしら?)

(京都へ出向いてる)


 京都。と聞いてライラは笑みを浮かべた。


(日本の二大魔術勢力の集中する日本における魔術の中心か……いいわね。一度行ってみたいわ)


 と言うがシスターライラが出向けばその二大魔術勢力は黙っていないだろう。黒妖聖教会はあまり協力的な組織ではないし、シスターライラだって好意的な噂は無い。


(まぁ旅行中なら邪魔はしないわ。楽しんで)


 ああ。と準一は返すと護符をポケットに仕舞う。


 

 日本の文化財が揃う京都。そこは二大魔術の勢力中心都市。二大魔術勢力、その一つは御舩家。そしてもう一つは南雲家。


 ちなみに碧武九州校生徒会長、揖宿洋介の実家、鹿児島の揖宿家は国内でも有数の実戦用魔術を継承する由緒正しい家だ。


 

 この京都の二大勢力の魔術の基本は同じだ。御舩式式神召喚魔術。南雲式式神召喚魔術。


 しかし両者は相いれない。戦後の魔術の急速発達、両者はそれを競い合い、今に至る。


 御舩家現当主は御舩京華。南雲家現当主は南雲伊佐六。


 正直、準一的には厄介だった。今回の目的は御舩家だが、それだけでは済まないかもしれない。一番心配なのは魔術抗争に巻き込まれる可能性だ。御舩家と南雲家は戦前よりいがみ合う良家だ。


 魔術師の質も高ければ式神の質も高い。全てが日本に於いて最高ランクと言って良いかもしれない。とは言っても準一の敵ではないが。 



 それよりも、心配事はあった。シスターライラ、ひいては黒妖聖教会にアルぺリス専用戦略級魔術兵器・激風碧弓オーバーブラスト・アーチェリー碧滅魔矢デストロイ・アローの事が漏れてしまった事だ。


 この激風碧弓と碧滅魔矢は戦略級魔術兵器と呼ばれているが、その破壊力は核に匹敵するかそれ以上。強すぎるそれは戦術を無視し、戦略を無意味にする。


 準一は過去に二度、激風碧弓に碧滅魔矢を装填して発射した事がある。一度は単独作戦時、中東で。二度目は核ミサイル迎撃作戦時、地上から衛星軌道の大陸間弾道弾(ICBM)を。


 二度目は無いにしろ、一度目は動く人間。ベクター、施設に対して使用した。その際、味方への被害が半端ではなかった。必要以上の使用は控えている。この戦略級魔術兵器はカノンも代理も九条も知らない。知っているのは日本政府上層部と黒妖聖教会。その場に居た人間には見えない様にしていたので知る訳はない。


 

 面倒臭い人間に知られたものだ。と準一はコーヒーを一口。しかし、堕天使の記憶している情報。気になる。一体何を記憶しているのだろう? 


 自分の魔術師としての力。機械魔導天使の存在に疑問を抱く準一は考える。


 自分は本来、こっちの人間じゃない。元は楽園、平和から来た人間だ。そう、俺は楽園を追放された。


 第二北九州空港事件、そこで俺は友人を失った代わりに機械魔導天使と魔法。神殺しを手に入れた。


 そこにどんな意味があるのだろう。誰が仕組んだのか、誰が望んだのだろう? それとも偶然か? だが何れにせよ知りたかった。どうして自分はこんな力を得たのか。


 その時、準一の脳裏に結衣が浮かんだ。


 まさか……と考えた。


 優れた妹。それに自分は劣等感を抱いていた。誰かが自分に憐れみを掛けた、その結果がこれでは? それにより自分は神を殺せるだけの力と、核に匹敵する力を手に入れた。結衣では手に入れられない。魔術師にはなれない結衣には手に入れられない。誰でも手に入る訳でもないその力は優れた妹をも凌駕した。


 いや、馬鹿か俺は。と準一はコーヒーを置き、左肘を膝に置き、手の甲にデコを載せため息を吐く。


「何でおれはこんな事ばっか考えるんだ」


 自分に聞くかのように呟いたその声は割と小さく、新幹線の走行音で殆ど消され、準一の膝で眠る代理は気持ちよさそうに寝息を立てている。


 俺も寝てしまえば良かった。と準一は顔を上げ、窓を流れる景色を見た。


 携帯のカメラがカシャと音を立てた。その音は自分の目の前。校長代理の持ったスマホだ。


 寝ていたのか。と準一は目を一度擦り「俺の寝顔。撮りました?」


「うん。ばっちりね」


 と代理は笑う。全く、と準一は息を吐き「どのくらい前から寝てました?」と聞く。


「うーん。あたしが起きた時には寝てたかな。20分前。後30分くらいで着くよ」

「そうですか」


 準一は言うと缶コーヒーを飲み干し、護符がポケットに入っているのを確認する。


「あ、そうだ。この機会だし聞いておくことにするよ」

「何をです?」


 代理は準一に顔を近づける。「ズバリ。準一君が戦う理由って?」


「は?」


 想定外もいい所だった。全く考えないわけでは無いが、聞かれた事はあまりない。


「戦う理由って……どうでしょう」

「国の組織に入るのは?」

「その方が都合が良いからです」


 ふーん。と代理は顔を離す。「ねぇ、戦う理由には今生きている人間は居ないの?」


「たとえば?」

「結衣ちゃんとかカノンちゃんとか」



 どうなんだろう。碧武に来る前は復讐心から戦っていた。それは今でも変わらない筈。しかし、どうだ。俺は実妹である結衣を嫌っていた、だが教団の末端組織に結衣が拉致された時、俺は迷いなくアルぺリスを使用した。


 自分が一番驚いている。あれ位の勢力ならベクターで乗り込んでも差し支え無いのに、ワザワザ機械魔導天使を使用した。


 カノンの時も同様だ。悪鬼がカノンをいたぶっていた時、自分の中に怒りを感じた。


 恐らく、少なからず。大きからず。今の自分の戦う理由には妹達が関係している。



「多分、俺が今戦う理由は復讐……それと」準一は窓の外に目を向ける。「今の学校生活を崩したくない。今の仲間達から誰も消させたくはない。それですかね」


「案外まともだね」

「失礼ですね」

「だって、準一君ってよく分かんないんだよ。任務に忠実なのか、誰かの為に一生懸命なのか」

「俺は任務優先ですよ」


 そうかな? と言うと代理はトランプを取り出す。


 そのまま京都駅までトランプをし続けた。準一全敗。




 京都駅からは貴船口駅まで。御舩家はその駅から20分ほど歩いた場所にある。場所はかなり高く、目立っており、入口となる門は階段を上った先にある。


 その階段下で代理は準一の手を握った。どこか不安の煉り交った表情を浮かべる代理に準一はため息を吐き握り返す。


「行きましょう」

「……お、おなかいたいなぁー」

「何ここまで来て仮病使ってんですか。行きますよ」

「やだやだー」


 はぁ。と準一は更に大きなため息を吐き、階段を上り門を叩いた。すると門が開き、スーツにスキンヘッド。人相が悪いマフィアの様なおっさんが顔を出した。


「お待ちしておりました。当主がお待ちです」


 その男に案内されるがまま屋敷に入った。外見でかなりデカいのだが、中に入ると相当広い。長い廊下を案内される。日本家屋。その言葉がピッタリな庭に池。松の木が立ち、ヒマワリが咲いている。暑いせいか虫が活発だ。


「ここです」


 案内されたのは池が目の前の部屋だった。その障子を開け、部屋に入ると座布団が2つ敷かれ、その前に代理と似た顔の少女とスーツの女性が座ってた。


 すぐに分かった。御舩茉耶と御舩京華だ。


「失礼します」と言い残すと男は廊下を戻って行く。


「まさか本当に来るとは……お帰り茉那。何年ぶりかしら」

「お久しぶりですお母様。何年振りでしょうね」

「あら、まだ私をその様に呼ぶのね……」


 と御舩京華は柱にもたれ掛る準一に目をやる。「こうやって会うのは初めてよね。朝倉準一」


「ええ。お会い出来て光栄です。御舩家現当主、御舩京華さん」


 心にもない事を。と京華は妖艶な笑みを向け、笑う。


「安心していいわ。貴方に敵対しよう等と考えていないわ。御舩家を滅ぼされては敵わないから」

「そうですか」


 準一は茉耶を見る。見れば見る程瓜二つ。茉耶と茉那はただ互いを見つめ合っている。


「お姉さま。お久しぶりです。随分と軟弱になられましたね」

「久しぶりだね茉耶。相も変わらず不愛想で堅苦しいね」


 仲悪いのかな? と準一は庭を見る。


「そうえいば、御舩家当主として朝倉準一、貴方にはお礼を言わないといけないのよね」


 何に関してだ? と準一は顔を向ける。


「ヤン・ヲンファを捕まえてくれたでしょう? 本当に助かったわ。あの男、教団とも通じてて雑魚ではあっても魔術師を京都に多数送り込んでてね。迷惑だったのよ」

「言ってくれれば殺しましたよ?」


「ふふ。それも良いかもしれないわね。なら、今から一つ頼めるかしら」と御舩京華は準一に顔を向ける。「南雲家を潰してくれないかしら?」


「お断りします。ヤン・ヲンファの様に設定目標ではありません。敵対する理由も無いですし」


 準一のそれを聞き、茉耶が向く。「どうしてそう簡単に人を殺せるのかしら」


「考えた事無いな。別に普通じゃないのか?」

「普通……とは?」


「俺がやっているのは戦争だ。殺す事に理由は無い。敵対すれば、敵対した組織に居れば殺す。殺さなければこっちが殺される」準一は茉耶に向く。「それだけだ」


「狂ってるわ。魔術師って」と茉耶は準一を見る目を細める。


「そんな貴女も御舩家の予知夢を使う魔術師じゃないですか?」

「一々言い方が癪に障るわ」


 どうでもいい。と言わんばかりに準一は息を吐く。その仕草に対し更に茉耶は不機嫌になる。


「そう言えば茉那。あなたどうして戻って来たのかしら? 何か理由があるんじゃない?」


 京華の問いに代理は顔を向け、口を開く。


「お母様。あなたは式神を準一君に送ってまで、アルぺリスを手に入れようとした。その理由を教えて頂きたいのです」


 代理が言うと茉耶は「そんな事聞いていない」と言わんばかりの目を京華に向ける。


「正直、あのアルぺリスの存在は半信半疑だったわ。若いころ、最後に夢見たソレは、圧倒的力で全てを破壊した。その力が欲しかった。先代以前から続く南雲家との対立に終止符を打ちたかった」


 そう言った御舩京華は何か諦めたような顔で、準一は少し目を細める。


「で、俺に式神を貼りつかせたのは代理の妹さんが夢で見たから……ですか?」

「そう。夢は貴方を示した。アルぺリスが力を貸すのは貴方だけ。決まっていた事よ」


 偶然じゃない? と準一は聞く。


「必然よ。御舩の予知夢は必然しか見ない」


 性質が悪い。必然だったとして、誰が何の目的で仕組んだのだろう。


「まぁ、今日は2人、特に朝倉準一。来てくれて助かったわ」何故、と聞く前に京華は続ける。「お客さんがいらっしゃるみたいでね」


 口ぶりからして、良いお客さんではないのだろう。魔術師か?


「魔術師。それも白兵戦闘向きの男よ。聞いた事無いかしら? 魔術師でありながら反日軍に所属するヨアヒムって男」


 ヨアヒム。という名に覚えが無く、準一はため息を吐く。


「つまりなんですか? 戦えと?」

「いえ、違うわ……貴方には御舩家に味方して欲しいのよ」


 そう京華が言うと、代理は顔を真っ青にさせ、それを見た茉耶が京華を睨む。


「お断りします。それとそんなヤバそうな奴は戦いたくないし顔も見たくないので失礼したいのですが」

「ああ。それね。無理よ。あなた達は京都を出る事は出来ない」


 それを言った京華に準一は聞く。「そのヨアヒムという男。どの程度の魔術師なんです?」


「少なくとも京都全体の魔術師をこの京都に閉じ込められるだけの空間魔法が使えるわ」


 マジかよ。と準一は悪態を吐く。空間魔法。それにより魔術師を閉じ込めている。つまり、術者を倒さぬ限り京都からは出られない。


 それを考えると、庭、塀を見る。塀は低く、京都の町が見下ろせる。街には信じられない数の桜が咲き、空にはピンクの花びらが舞う。

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