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熱砂に轟く咆哮②

新キャラ、フランセット・ローレイン登場です


ついでに、重巡洋艦も初登場です

 まさに、それはドラゴンだった。ドラゴンは昼間の曇天の雲から、長門旗艦の艦隊上空に出現したのだ。鋭い目に、レンガの様な表面。聞いた事の無い羽音に、けたたましい咆哮。レーダーに捉えられないわけが無かった。音を拾っていたCIC要員は、思わずヘッドセットを外して音をミュートにする程だ。


「対空ミサイル発射、同時に主砲3式! 対空戦闘! エネルギー回路に接続する時間は無いぞ!」


 艦橋からCICに指示、副長復唱。長門前甲板VLSが開くと、対空ミサイルが舞い上がり40cm連装主砲が火を噴き波が立つ。対空ミサイルに対し、ドラゴンの攻撃は単純だった。魔力か何かだろうが、咆哮しながらブレス。熱線に似たそれでミサイルを破壊したのだ。


「3式信管作動!」


 3式弾を命中させるため、艦長は3式弾を付近で爆発させる。効いたのだろうか、効果は分からないが怯んではいる。


「撃ち続けろ! 各艦通達、対空戦闘開始、対空ミサイルで攻撃せよ!」


 すぐに通達、駆逐艦より対空ミサイルが舞い上がる。対空ミサイルは多弾頭弾で、割れて中身が飛び出すと幾つもの弾頭がドラゴンへ。爆発の炎が空に広がると、飛竜はその中から飛び出し、ブレス発射。

 圧縮された弾は、雪風の真横に落ち海面が膨れ上がり炸裂。


「至近弾!」

 

 CICでの報告。


「構うな! 攻撃続行」


 艦長の指示に再びのミサイル、と思ったが飛竜は動きを変える。海面擦れ擦れ、狙いを雪風に。接近。


「対空ミサイル発射と同時、右対空戦闘! CIC指示の目標! 撃ち方始め!」


 砲雷長は復唱、ミサイル発射。ドラゴンはロールで回避、雪風の速射砲が火を噴く。発砲の度、薬莢を落とす。ドラゴンに命中、しかし怯みはするが訊いていない。


「CIWS、AAWオート!」


 近接防御火器が起動し、ミサイルが発射できない距離に来たドラゴンに向く。主砲弾が停まる。冷却開始。CIWSが火を噴く。20mm弾がレーザーの様にドラゴンに迫るが効果が見られない。


「真っ直ぐ……! 突っ込む気だ!」


 CICで一人が叫ぶ。雪風、回避機動は取れない。赤城が居る。


「対ショック防御!」


 もう遅いだろうが艦長は言う。他の艦は攻撃しようにも影になっていてできない。雪風が沈む、幸運艦が。

 直後、ドラゴンの目の前に朝倉準一大尉の駆る椿姫が飛び出し、人型に変形。ドラゴンの口を掴んで抑える。


「大尉、助かった!」


 雪風艦長は準一に言う。「赤城、前へ。此方も前へ進む。少しでも離れなければ」赤城艦長は了解、並走する島風も速度を上げ長門も速度を上げる。


「艦隊は早く離れて下さい、こいつは俺が抑えます」


 準一が言うと、椿姫のデュアルアイが光りドラゴンが叫ぶ。咆哮で波が立ち、準一は顔を顰める。ドラゴンはグルンと回ると尻尾を振る。椿姫は腕でそれを受け、蹴るとマシンガンを構え発射。しかしダメージは見受けられない。

 この、椿姫はドラゴンを蹴る。

 椿姫の蹴りを避けたドラゴンはバッと離れ、翼で後ろへ逃げると上昇。艦隊を狙わない手前、標的を変えたか。準一が睨むと、ドラゴンは挑発するように停止。


「やっぱり、狙いを変えたか」

「兄さん」


 準一が言うとカノンが赤城デッキ上、フォカロルコクピットで言う。「バカな真似は止めて下さい。今回はシルバークォーター社の救出部隊の救援です」


「もう、あのドラゴンは艦隊から離れています。艦砲射撃で、エネルギー砲で倒せるはずです」

「だが、ヘタすりゃさっきみたいに接近される。今度こそ、雪風だったりが沈む」

「ですが……」

「任務の一つだろ。奴の調査は、それに俺はまだこのブラックドライブの性能を試してない」

「な……! 無茶です、もし陸に近づいては対空陣地に捉えられます!」

「椿姫なら振り切れる。それに、難民キャンプまでは何も無い筈だ。お前だけでも、十分に行ける筈だ。頼んだぞ、後で合流する」


 準一が言うと椿姫は赤城に着艦、エレベーターアクセス。武装をデッキに。零式弾搭載ライフル。多目的ミサイルコンテナを背中に。


「じゃ、これは貰ってく」


 言うと、準一はフットペダルを踏み込む。バーニアが燃焼、加速。上昇。変形し戦闘機形態へ。ドラゴンはそれを待っていたかのように陸に誘う。案の定、陸に近づくとレーダーに捉えられる。

 ドラゴンは、敵が? 召喚獣で正しいのだろうか。それよりも、まずは。

 準一は武装切り替え、ミサイルを発射。ドラゴンはミサイルを左ロールで避ける。


「早い」


 準一はレーザーライフルを構え発射。簡単に避けられる。舌打ち、ミサイルアラート。対空ミサイル10発。識別。


「多弾頭ミサイル……! 今年採用モデルだと」


 椿姫、変形、左ロールしながら渓谷に下り多目的ミサイルが降り注ぐ。爆発が谷の間を駆け抜ける。ドラゴンを探す、居ない。どこに。渓谷を飛ぶ椿姫は、都合の良い大きさの穴倉を見つけ、人型に変形。

 ランディングギアを使用し穴倉に滑り込むと、しゃがむ。

 椿姫頭部よりアンテナが伸び、準一はキーボード操作。周囲の索敵、同時に警戒レーダーがどこまで張り巡らされているのか。

 陸に入ってからというもの、通信可能を示す表示は消えている。ノイズが走っている様だ。

 そして、レーダーに関してだが空にドームの様に貼られている。高度を上げれば、簡単に捉えられ対空ミサイルが飛んでくるだろう。

 しかし参った。敵の使用した対空ミサイルは、今年採用モデルだ。こんな場所に流れて来るなんて。

 

「はぁ……」


 正直、ここまでしなくてよかった。何となく。もう好奇心だった。

 ドラゴンに着いて分かった事は、神出鬼没。

 やっぱり召喚獣の可能性が高いのだろうな。

 レーダー上、空を戦闘機やヘリが飛ぶ。先ほどの部隊の先遣隊だろう、対空攻撃が外れたから警戒を行っているのだろう。


「まだ、動けないかな」


 準一はシートに背を預け、椿姫を消音警戒状態に移行させた。







「篤姫、搭乗者は朝倉結衣……か。どういうつもり? このシュミレーター設定は」


 学校のシュミレータールームで、状況把握モニターを見ていたマリアは隣に立っている揖宿洋介に聞いた。


「代理からの依頼でね……それと、準一君からも」

「どういう依頼?」


 マリアが聞くと、揖宿はベンチに座り口を開く。


「朝倉結衣の戦闘能力を確かめたいとかでね。2人して、シュミレーター訓練で判定させるようにってさ」

「で、その代理は?」

「大和の新武装試射へ参加しているらしくて」


 で、と揖宿は続ける。


「今回のシュミレーター戦闘の敵レベルは、準一君と同等。完全な準一君のシュミレートモデルだよ」揖宿は困ったように端末を取り出すと、データを打ち込む。「流石と言うべきかな、朝倉結衣はベクターでの戦闘で朝倉準一を負かしている」


 マリアは驚き、シュミレーターから出てレイラに何かしら訊かれている結衣を見る。


「こりゃ、塗り替えられてしまったな……碧武校最強の魔術師は朝倉結衣、となったか」

「でも、結衣は射撃が」

「今は出来ているみたいだよ。少なくとも、今の結衣ちゃんはカノンちゃんに負け劣らずって所かな」


 それにも驚く。技術の向上が早すぎる。

 まぁ、結衣は勤勉だ。

 射撃じゃカノン、総合的な戦闘では自分か兄の戦闘を見て、自分の技術として取り込んだのだろう。


「代理が言っていた事は本当だったみたいだ……」

「代理が言っていた事?」


 マリアが聞くと揖宿は端末を弾く手を止める。


「今の結衣ちゃんの目的は、君等と……いや、準一君とカノンちゃんと同じ場所に並ぶ事だ」揖宿はマリアに顔を向ける。「だから、本気なんだよ。きっと。いつも置いてけぼりだったからね、彼女は」


 揖宿のそれを訊き、マリアはため息を吐くと、前髪をかき上げる。


「このままじゃ、私の立場が無いじゃない」


 小さな声は、シュミレーターの冷却音でかき消された。






 椿姫は砂丘を歩いていた。砂嵐が吹き荒れている為、布を被っている。レーダーに障害発生、とまではいかないがオートロックは出来ない。射撃は目視に頼るしかない。

 敵も索敵を中断したのだろう。

 砂嵐以外静かだ。



 そんな中、砂漠を過ぎ再び渓谷に入った頃、準一の椿姫は破壊されたベクターを見つける。機体のダメージは小さくない、が、機体のメインカメラは光っている。


「米軍の機体、じゃない。EUのラファエル……か」


 辺りの砂嵐は酷い、ここに置いておいても。それに、使える武器があれば拝借できる。パイロットも生きている可能性がある。

 椿姫はラファエルを岩陰に運ぶと、くぼみに入り、指先のケーブルを胸部に接続。


「椿姫、ハッチを開ける。ラファエルの解除コードを読み取れ」


 椿姫、ラファエルの各種解除コードを読み取ると、ラファエルのハッチ解放コードを送る。ラファエルのハッチが開き、コクピットが見える。

 まだ10代、若い女のパイロットだ。


「こいつ」


 女のパイロットはパイロットスーツを着ていない。作業服のような格好だが、フランスの部隊の作業服だ。腹部に傷、恐らく破片が刺さったのだろう。

 一瞬、呻いたのを確認する。


「生きてるのか、椿姫。警戒態勢を維持しつつ消音で待機」


 椿姫は準一の指示を了解。ハッチを開ける。準一はシート下から、休息用のマットとメディカルキットを持つと飛び出し、下に投げるとラファエルのコクピットに乗り込み、パイロットの顔をペチペチと叩く。


「う……っ」


 まだ大丈夫か、と準一はパイロットを担ぎ上げると下におりマットを敷き寝かせるとメディカルキットを開ける。少女の腹部、破片は2つ。大きい。

 布きれと消毒スプレー、包帯を用意。上着を脱がせ、下着にさせると破片を一気に引き抜く。


「っ……!」


 少女は、痛みから声を漏らす。準一は布を押し付け、スプレーを乱暴に吹きかけると手早く包帯を巻く。


「悪いな、教本で見た程度なんだ」


 準一は言うと包帯なんかをキットに仕舞い、外を見る。嵐が強くなった。


「椿姫」


 リモート状態の椿姫は入口に立つとしゃがみ、風を防ぐ。



 治療より20分後、少女は目を覚ました。準一が端末でラファエルを解析していた時だった。


「……誰だ」


 少女が目覚めてすぐの一言に、準一はため息を吐き端末をポケットに入れる。


「お前の恩人だ」

「恩人? ……そういえば、くそ。何故こんな場所に」


 上半身を起こし、少女はため息を吐く。


「フランセット・ローレイン……フランスのベクター試験運用部隊らしいな。看護軍曹か」


 彼女、フランセットの作業服から拝借した身分証明書をチラつかせる。


「貴様……! 何の真似だ」

「得体が知れないんだ。調べるのは当然だろう」


 言った準一はフランセットを見る。発見した時から思っていた事だが、このフランセット、カノンと瓜二つなのだ。


「……フランセット、お前―――いや」


 カノンと言う名前に覚えはあるか、と訊こうとするが止める。


「では此方から聞くぞ」とフランセットは立ち上がり、拳銃を抜くと準一に向ける。「日本の部隊の様だが」


 フランセットは椿姫と準一を交互に見る。


「自衛隊じゃないな……陸戦隊か、それとも飛行化戦隊、機甲艦隊。どれだ」

「機甲艦隊だ。大尉。朝倉準一だ」


 準一は答えたのだが、フランセットは銃を降ろさず目を細める。「何故、銃を奪わなかった」


「奪おうが奪うまいが、俺にとって変わりないからだ。それより答えろ」


 訊かれ、フランセットは銃を降ろす。「何だ」


「何故、この地域にフランス軍がいる。中東の紛争に関係ないだろう」

「関係は無いが、我々はEU全体でヘルブレイカーの購入を検討しているんだ」


 ああ、と準一は思いだす。ヘルブレイカーの横須賀でのデモンストレーション、EUのお偉方が何かしら言っていたのを。


「アメリカのシルバークォーターが購入しただろう。どの位使えるか、をな」

「EU全体って事は、ロシアのユニオン構想対策か」


 第二次日露戦争、この戦争の勝者は日本だ。米軍介入により世界大戦発展前に肩を付ける。

 それが成功した戦争だ。

 後腐れが無いように、ロシアには経済制裁が国連から下されるとともに、日本は常任理事国入り。

 ロシアから引き取った核を保有する事になったりし、ロシアは経済的にも国力的にも満身創痍だった。

 そこで、ロシアが打ちだしたのが、中露主体となって、EU圏を迎え入れ、EUに変わる新たな巨大共栄圏、ユニオンを造り出そうと。

 それがユニオン構想だ。

 反日軍もそれのおまけの様なモノだ。

 反日感情を高ぶらせた中華圏、それが韓国に入り込み共同で対日本部隊結成。

 だが、結果として、それは上手く進んでいないのが現状だった。

 第二次日露戦争を切っ掛けに、日本国は機甲艦隊などの自衛隊以外の組織設立と共に、高位魔術師を戦闘部隊へ採用し、世界でもトップクラスの兵器を保有する事になり、簡単に倒せない状況になってしまったのだ。

 アメリカにしたって、技術欲しさに日本との軍事同盟強化、EUは企業から日本へ歩み寄り、東南アジアは中華圏に取り込まれるのを嫌がり現在では米国軍、EU、自衛隊が派遣されている。

 戻って、ヘルブレイカーのユニオン構想対策とは結局、中国、ロシアとの国境警備軍にヘルブレイカーを置くのが目的だ。

 どこにも属していない、インド主体の中東側の対策は、インド洋に日本、ヨーロッパ側に米国となっている。

 だから、中露に力を注げる。

 結局、陸を抑えれば侵攻は抑えられる。有事の際、友好国の救援まで持ち堪えられればいいのだから。


「日本なら分かるだろう。前はロシア、今は中国と戦っている日本なら」


 まぁな、と準一はメディカルキットを持ち上げる。


「それにしても……大尉。若いな、幾つだ」

「17だ」

「私と同じか」


 同じくらいの歳なのに、もう大尉か。と驚くフランセットを余所に準一はコクピットにメディカルキットを入れると再び下に下りる。


「フランセット軍曹……いや、フランセット。お前らフランスはヘルブレイカーが目的なんだろ?」

「ああ」

「……何で、お前は単独でここに?」


 準一が訊くと、フランセットはため息を吐きその場に座り込む。「我々の部隊は、奇襲を受けたのだ」


「奇襲?」


 ドラゴン、なのだろうか。準一は黙って聞く。


「訳の分からない奴だった。昔読んだ神話のケンタウロスの様だった。馬の様な機械の身体に、首から上が人型の機動兵器……光る槍を持っていた」


 代理に言っていた見た事の無い機動兵器、とはこの事だろう。きっと。


「途轍もなく強かったよ、一突きで砂丘が捲れ、一振りで砂丘を吹き飛ばしていた」

「で、お前は逃げた訳か」

「私は戦闘には参加していない。ただ、救護班輸送のトラックに乗っていたんだ。その機動兵器と戦ったのは、護衛の部隊だ」


 フランセットは続ける。


「私は無事だったからな、しかし、パイロットは全滅、他の奴も怪我したりで、大変でな。私はシュミレーションでならベクターを動かした事があったから、私だけでも任務を遂行しろと。しかし、さっきの様だ。反政府連合軍の一団と遭遇してな、命からがら逃げたが」

「じゃあ、他のフランス部隊は?」

「分からない。移動したなら、私たちがいるような場所にいる筈だが、していないのなら砂漠で埋まっているかもしれないな」


 まぁ、聞いた所でどうする事も出来ないので、準一はため息を吐く。


「どうする。フランセット……お前が任務継続を望むなら、俺に着いてきた方が良い」

「大尉の任務は何なのだ?」

「ヘルブレイカー運用部隊が、難民救出するらしいんだが、キャンプで足止めを食っているらしくてな。その支援だ」

「そうか……なら、味方が心配でもあるが、フランス軍人はやわじゃない」

「決まりだな。嵐が止むまではここに居よう」







「艦長、SOS信号が出ています……どうしますか」


 艦橋に入った一人が、長門艦長に訊く。「識別は、フランス部隊らしいのですが」


「場所は?」

「椿姫、フォカロルがLCACで揚陸する筈だった入り江です。負傷者多数、との事です」

「では、直に反政府連合軍が嗅ぎつけて来るな」


 はい、と一人が頷く。長門艦長は各艦に指示。警戒態勢続行のまま、回収部隊編成。フォカロルの砂漠進入は無理だ。反政府連合軍に嗅ぎつけられる。

 カノンやベクター部隊、ティルトローター機部隊は、入り江に向かい、素早くフランス部隊を回収し終えた後、海賊対策で派遣されていた海上自衛隊護衛艦・みずき、と機甲艦隊所有重巡洋艦・最上と合流した。

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