序章
この作品に関しての補足です。名前とかその他諸々の設定なんかは他サイトで投稿した作品と同じになります。真似とかではありませんのであしからず
感想とかは書いてくれると嬉しいです。
ひどい文体の作品だけどひどいことは書かないでね
魔術師。奇術、魔法。現実では解明できないそれは魔術師でない人間からすれば恐怖の対象だ。
進歩した現代科学を凌駕しかねないそれは、巨大な力を有する大国を恐怖させた。
戦争の中に見え隠れする魔術師たち。
脅威に現実味を感じた各国は、魔術師を迫害する事にした。
魔術師の脅威は民衆に染み込み、西洋では魔女裁判、魔女狩りが横行され、多数の女性は殺された。
そんな中、魔術師のよりどころとなる教団が設立され、迫害はより強大な脅威を生み出す事になった。
魔術教団。ゼルフレスト教団は、世界にとっての明確な脅威となった。
世界にとって、魔法と魔術師は善になりえない、悪として認知され、それは日本も例外ではなかった。
アリーナに、大勢の観客が集まっていた。そこで行われる事を見る為に集まっている。
「どうやら分からないようだな」
リフトで上がった機動兵器。そのコクピットで1人の男が言う。その声は拡声器で外に響く。
言った男は何も始まっていないにも関わらず、勝利の笑みを浮かべている。
「何がだ」
もう1人が本当に嫌そうな顔をしながら聞き返す。
「さっき言った通りだ。貴様が彼女の『兄』であっても貴様は彼女の側に居るべきではない」
「自分が相応しいってか?」
「そうだ。貴様の様な凡人より選ばれた家柄、才能の俺こそ彼女に相応しい」
そこまで言葉を交わした直ぐ後『両機共射撃武装ロック。近接格闘武器ワイヤーブレード、2式モーターブレード解除』とアナウンスが入る。
そして赤のランプが光り、開始音が響く。瞬間、観客全員が大きな歓声を上げる。
『模擬戦闘開始!』
アナウンスがそう告げ、2式モーターブレードを構えた2機のロボットが戦闘を開始した。