時間の砦
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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【YouTubeドラマにつきまして】
無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:時間の砦
「違うよ!5時までにこれを書いてくれって言ったんだよ!」
「え、ええ、ですから…」
「ちゃんと5時までに」
と言おうとしたところ、時計を見ると、
「…え、6時58分…?あれ…」
「もう君には仕事を任せられんな!」
「あ、ちょっと…!」
電話は切れてしまった。
クライアントからの電話。
高額の報酬をもらって居たので、
このクライアントが立ち去ると痛い。
でも…
「…なんで。さっきまでちゃんと4時58分だったじゃないか…」
夕方の5時までに仕上げろと言われ、
その通りに原稿を提出した俺だった。
その時間が、
確かにさっき見ていた4時58分。
その時間が2時間もずれてるなんて
絶対おかしい。明らかに変だ。
窓の外を見た。
「…これ、6時の景色かよ…」
その時初めて気づく。
外はまだ明るい。
冬時間にすれば、
夕方の5時ぐらいから
だんだん暗くなり始め、
もう6時には黄昏時。
なのに、全然明るい。
それからだった。
時計と景色が
合わないようになってしまった?
夜中2時から3時頃に目を覚ます。
「え、えぇ?!」
もう朝が来ていた。
いや、この日の光は昼?
(思わず時計をとって見る)
「…この時計…」
携帯電話、パソコン、
テレビのニュース、
それぞれすべてで時間を確認。
時報にも電話した。
全部が夜中の2時から3時頃の
その時間帯を教えてくる。
(数年後)
そして俺は今でも
その時間帯のままで生活して居た。
昼夜逆転にしては、
感覚がはっきりして居る。
人との約束はもう合わない。
自分だけの約束で、生活をして居る俺だ。
こんな人、もしかすると他に居るのかも。
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=7c5YycwpjB8
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
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