7・狙いを・・
村雨「ちっ・・」
「ガードが固ぇな・・」
成瀬の店の終わる時間に来たが、成瀬には多くの黒服の取り巻きが。
そして結局ガード付きのアルファードで消えて行く成瀬。
くそっ・・成瀬が新宿に突っ込んで来た時が絶好のチャンスだったのか・・
しばらく隠れて様子見してると・・
「おいっ!村雨ぇ!」
見ろよ!
村雨「しゃあ!遠藤だ!つけるぞ!」
相手に申し分ねぇ!六本木の不良じゃ3本の指に入る有名人だ。
しかも見てみろよあの時計・・4~500万は軽くしそうだぞ。
しかも今は一人だ。だが一応・・
村雨「武器あるか?」
「これでいくか?」
そういって路上に置かれているビール瓶を取り出し
村雨「よし・・」
もらった!六本木の一角!
村雨「おらぁ!遠藤ぉ!」
「ガシャン!!」
躊躇なく・・
ビール瓶を後頭部にフルスイング!だが・・
遠藤「・・・・・・・・・・ああっ!?」
ブルっ・・
えっ?なんだコイツ?ちょっと待てよ・・
村雨「ごぱぁ!」
「村雨ぇ!わっ!ごはぁ!!!」
「うおっがはぁ!!!」
何か変な間があったと思ったら遠藤からの強力な反撃。
膝をつく村雨に倒される二人
「ガクッ・・ガクッ・・」
足にまで来る打撃・・
マジか・・コイツ今までの喧嘩相手で圧倒的に一番強ぇぞ・・・
そして・・
「遠藤どうしたぁ!」「なんだお前等!?」「トー横のガキだコイツ等!」
ぞろぞろと遠藤の仲間が現れる。
遠藤「ふっ・・」
何か勘違いしてるんだろ新宿のお前等は?
ティックトッカーやユーチューバーは粋がってるだけで喧嘩出来ねぇだと?
ここは六本木だぞ!
半端じゃ生き残れねぇし半端な気持ちでチームの看板背負っちゃいねぇんだよ!!
遠藤「やる気なんだな?おいっ!」
六本木対新宿で・・
「おーい!遠藤!」「お前等どこのどいつだぁ!」
さらに増える応援
村雨「くそっ!一旦引くぞ!立て!」
すでに人数も向うの方が多くなってる。
「待ておらぁ!」「なんだぁ村雨ぇ!逃げんのか!」
数人の仲間が村雨を追って行き・・
遠藤「回せっ(カメラ)」
「もう撮ってる」
俺も追うぞ俺の掛け声で全員付いてこい・・
よし・・じゃあ・・・
遠藤「六本木エースオブドラゴン参上だ!この野郎!」
「うおぉおおお!待てこらぁ!」
「村雨ぇ!待てこらぁ!」
六本木落とせるもんなら落としてみろや!喧嘩無双エースオブドラゴン参上だ!