表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

47/53

47 目から鱗な珍案採用

短いです。

 マールリ様との夜のティータイム。


 お茶を飲んで、クッキーを食べて、低アルコール果実酒を飲んでいたら、マールリ様が思い出してくださった。


 私好みな素敵な方(強面ムキムキ)様の存在を!


 もしかして、もしかして、私ってば、素敵な旦那(強面ムキムキ)様をゲットできちゃう!?


 テンションアゲアゲで、ときめいちゃった私。





 でもね?


 素敵な方(強面ムキムキ)様は、まだいないみたい。


 えーーーー。


 マールリが閃いたという、名案は、時間稼ぎにはなると思うのですけどね。


 名案なのか、珍案なのか、私的には微妙な案なのですよ。





 自称名案の企画?発案者として、ノリノリのなられた頼りになるお姉様な、マールリ様。


 翌日。


 発案者として責任をとって、話をまとめてみせるわ!と、鼻息荒く、女性王族のお住まいに突撃をかけられたにマールリ様。


 通る訳がないと思っていたのに、「名案」が通りました。


 素敵な方(強面ムキムキ)様が……出来上がるかもしれないという、マールリ様案が、採用されちゃいました。





 マジですか?


 いや、助かるっちゃ、助かりますけども?



 万が一、本当に出来上がったらどうしましょう?いや、まさかね?



 王城のチビ姫様たちと一緒に、ロバと遊んでいたレーリスに報告したら、目をまんまるにした後、爆笑していました。


「いいじゃないですか。無理だったら、完全な自由ですよ?まあ、もうお一方がどう出るか想像がつかないのは、不安ですけど……」


 そう言えば、いましたね。


 もうお一方、ヤバイ人が。


「でも、あの方にも挑戦する権利はある訳ですし、ダメ元でも頑張っていただけるなら、その間は姉様は安心できるのではないですか?」


 ま、まあね?



 とりあえず、お母様に報告を送り、ボーボルド家の本邸にも連絡を入れました。






 実は、マールリ様だけではなく、女性王族の皆様も面白いじゃない!協力するわ!とノリノリなのです。


 この件では油断できない王族一味な皆様が、私の方の協力者になっていただけるなんて、有難いことなのですけども、本当に大丈夫なのでしょうか?


 最早、私如きでは、この流れは止められず。


()案」近日公開。


 だそうです。どうなるのでしょう?





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ