第980話 アリ―ンの疑惑
~滅びの砂岩~
駿河桶隠「な…なんて禍々しいの…この岩は…!!まるで滅びを呼んでいるとも思えるわ…!!」
その光景は驚きを隠すには…無駄で…顔から驚いていた…
駿河桶隠「かつて…この場所で…何があったのかしら…?まるで…悲しみと怒りを感じるわ…かつてここは一体…?」
*「かつて…この場所はとある方の芸術作品なのだよ…」
それは音もなく近寄り…駿河桶隠に近づいたのだ…
駿河桶隠「とある方の芸術作品…?この岩の地帯が…?」
*「ええそうです…あの方は仰ってました…この地に伝わる伝承を最大限に引き出したとね…」
駿河桶隠「この地に伝わる伝承…それは一体…」
駿河桶隠が振り向いた時にはその声の主は消えていた…
駿河桶隠「……まあ分からないものは分からないわね…この先にあるアリ―ンの前線基地に向かうわ…今は滅んだけれど……」
~アリ―ンの前線基地跡地~
駿河桶隠「ここがアリ―ンの前線基地の跡地ね…教えてもらった話とは違って…アリ―ンの遺体一個もないじゃない…まるで…誰かが全てを運んだみたいに…誰かが!?だったら…知らせないと重要な時に!!」
こうして…駿河桶隠のヴェルベルド一人旅は終わりを迎える…
~回想シーン・駿河桶視点終~
~巨人の都市ギガスティア~
アーク「…アリ―ン達は消えていたってか…」
駿河桶隠「そうなんですよ!!まるで…神隠しのようだと思ったんですが…違いました…結論として…」
柴狼葉沽「所で…駿河桶お前そんな話し方だったか…?」
駿河桶隠「あのね!!葉沽君私は変わったんだよ…以前の自分とは違ってなれるように!!」
柴狼葉沽「そ…そうなんだな…で…もしかして…ソレに明日香先生がか関わっているんじゃないかと思うんだろ?」
駿河桶隠「えっとね…そう思うの…前の騒動で運転手さんと明日香先生はいなくなった…その結果ウェルベルドで見つけることが出来なかった…」
アーク「…アリ―ン達が生き残ってる…?だが…司令塔であるキングアリ―ンは確かにあの時撃破したんだよな…」
タヌ助「そうだよな…けどあの時のアークの8体召喚すごかったな!!」
アーク「そうだろう!!まあいいや…みんな魔導エクスプレスに乗り込むぜ!!」
アーク達は魔導エクスプレスに乗り込む…
~魔導エクスプレス・巨人の都市ギガスティア→樹人の都市ルバイド~
ガゴンガゴン…どうやら魔導エクスプレスは樹人の都市ルバイドに向けて動き出したようだ…
ジークェイド「この次はルバイドだね…その次がブルグだね…」
エリカ「ねぇ師匠…教えてくれないかしら…?例のくだり…」
ニルヴァ「ええそうね…話すわ…けれどもソレは七つの大罪魔神の一柱が深く関わっているわ…」
アーク「七つの大罪魔神の傲慢担当…」
タヌ助「そんで話してくれよ!!」
するとニルヴァは秘められし過去を語りだす…




