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最強勇者は剣になった幼馴染と共に無双していく  作者: 風来神リレン
第7章 魔導エクスプレスと連続殺人事件in亜人達の楽園
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第939話 邂逅-その弐-

~フレン熱帯雨林~

アーク達はフレンサバンナを越えフレン熱帯雨林に来ていた…

アーク「ここが…フレン熱帯雨林か…サバンナを越えたら熱帯雨林ってどうなってんだ…?」

オーレリア「あまり考えない方がええで…?科学で説明がつかんからなぁ…」

雷狼太「それでいいのか…ってエリカどうした?」

エリカ「いやちょっとね…見覚えのある物体が…」

アーク「ああ…あるな…」

それは女怪盗ニルヴァの秘密基地ピンクゴールド貝であった…」

エリカ「樹人の都市ルバイドまで急ぐって言っていたわね…」

アーク「ああ言っていたな……」

エリカ「ねぇニルヴァの秘密基地に入ってみる私とアークの二人で…」

アーク「そうだな……」

するとアークとエリカはピンクゴールド貝に近づく…

雷狼太「何をするつもりだ…?」

タヌ助「さあな…?けどアークとエリカの事だろ…?」

オーレリア「不思議なものやねぇ…」

海原萠浮乃(アントノ)「ナニコレ…」

柴狼葉沽「女怪盗…?セクシー路線なのか…?」

すると…ヒュウウウウッン!!!

空気がピンクゴールド貝の穴から吸い込まれていく…

エリカ「来たわね…!!」

アーク「ああ!!」

雷狼太「何考えてんだ……?」

スポォン!!!

エリカとアークはピンクゴールド貝の中に吸い込まれた!!

雷狼太「んなッ?!あいつら…何考えてんだ…?」

タヌ助「もうオイラ意味わかんねぇよ…オーレリア…」

オーレリア「ウチもこればかりしはな…わからんで…」

柴狼葉沽「アークさん!?」

海原萠浮乃(アントノ)「なんでそうなるの?!」

~ピンクゴールド貝の中~

ニルヴァ「何かが入ってきましたの……?」

アーク「よっと…ニルヴァ失礼するぜ」

エリカ「よいしょっと…ってニルヴァ!?なんで…泣いてるの!!」

ニルヴァ「え…?ワタクシ泣いてました…?」

アーク「ああ確かに泣いていたな…(俺とエリカを見て泣いたのか…?でも以前あった時は泣いてはなかった…わからないな…)」

エリカ「もしかして…ニルヴァって…訳アリなの…?」

ニルヴァ「訳アリ…とえってしまえば…そうですわね…」

エリカ「そうなの…?(そう言えば…この人…写真とかが入ってそうなネックレスを付けているわね……)」

ニルヴァ「まあ立ち話もなんですし…外にでましょうね」

すぽぽぽ~ん!!

~フレン熱帯雨林~

アークとエリカとニルヴァはピンクゴールド貝の中から出てきた…

雷狼太「…驚いたな…お前ら二人があの怪盗冒険者ニルヴァと一緒だとは…」

エリカ「怪盗冒険者?へぇ…」

ニルヴァ「ニルヴァですわ♡お見知りおきを!!」

タヌ助「よろしくな!!」

柴狼葉沽「うわぁ…」

海原萠浮乃(アントノ)「ねぇ葉沽……あの女性の人に見とれているんじゃないんでしょうね…?」

柴狼葉沽「まさか…」

アーク「そう言えば…ニルヴァさんそのネックレスの中身って何なんだ?」

ニルヴァ「…これはね…弟と妹の写真(・・・・・・)よ…」

エリカ「へぇ…兄弟思いなんですね…」

ニルヴァ「けど最後にあったのも…16年前…今どこで何をしているか…分からないわ……」

雷狼太「そうなのか…なんか聞いてすまんかったな…」

アーク「そう言えば…ニルヴァさんの出身ってどこの異世界なんだ…?」

ニルヴァ「残念だけど…それに答える事はできないわ…それ自体がトップシークレットですもの…時間がもったいないので…樹人の都市ルバイドまで向かいますわ!!何かこのニルヴァにあれば…樹人の都市ルバイドまで来て下さるように!!」

ニルヴァはそう言うと樹人の都市ルバイドの方まで進んでいった…

エリカ「いっちゃったわね…」

アーク「ああそうだな…ってタヌ助どうした…?」

タヌ助は悩んでいた…

タヌ助「あのねぇちゃん…なんだかお前に似ていねぇか……?」

アーク「は…?どういうこった…?」

タヌ助「なんかさ…良く言えないけどよ…自由翻弄なところがアークとソックリなんだよなぁ…」

アーク「おいおい…ソックリって…」

タヌ助「ソックリどころかよく似すぎているんだろうな…まるで…血のつながった…」

アーク「おいおいタヌ助俺に血のつながった兄弟がいるわけないだろ……俺一人っ子だぞ?」

タヌ助「けどよ…お前…前にトロピクルアイランドの熱帯雨林で言っていただろ…?自分は5才までの記憶が無いって…」

アーク「ああ…」

雷狼太「タヌ助続けてくれ」

タヌ助「ああ…仮にアークに兄弟や姉妹がいても…忘れて一人兄弟だと思っている可能性があるんじゃねぇのか…?」

アーク「そ…それは…」

タヌ助「それにニルヴァって人16年前って言っていただろ…?お前の年齢から16引いたら…5才だぜ…?」

アーク「おいまさか…」

タヌ助「確信が持てないから…わかんねぇや…樹人の都市でニルヴァに直接聞きだす!!それしかねぇだろうな…(そして…出身世界をあんなに隠したがるのも…それが理由なんじゃねぇのか…?)」

雷狼太「それがいい…不安要素は潰しておいた方が無難だ…ゆくぞ…」

アーク「ああそうしよう…」

アーク達はフレン熱帯雨林を後にする…

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