第896話 ゴリルバニアの酒場
~都市ゴリルバニア・酒場~
どうやら…ゴリルバニアの酒場は活気づいているようだ…
アーク「すごいでウホね…」
紳士ゴリラ「何かしらの情報が得られるといいでウホな!!」
聖王丸「そう簡単に…うまくいくと…思えんのウホが…」
エリカ「こんな時こそ…情報収集でウホよ!!」
するとエリカは聞き込みを開始した……
エリカ「こんにちはウホ!!お名前を聞かせてくれないウホかしら?」
*「ウホウホ!!オデは山賊ゴリラでやんす!!」
*「ウホウホ!!ブァタシは芸術家ゴリラでウホ~ン!!」
*「ウホホホ!!!俺サマは海を滑るものの…海王ゴリラでウホッホ!!」
エリカ「…大した情報を得られる気がしないウホ!!」
エリカのその言葉にモブゴリラ達はズッコケた
アーク「まあ…エリカがそう言うなら…無理でウホな…」
とその時だった…雷狼太が一人ワープしてやって来た…
雷狼太「…おいおい…酒場か…?此処…お前ら何してんだ…」
アーク「おっ!!雷狼太いい所に来たでウホ!!」
エリカ「ウホウホ!!」
聖王丸「ウホウホ!!」
エリアナ「ウホウホ!!」
雷狼太「…大丈夫か…?野生に…帰ってないか…?何があった教えろ…」
するとアークは雷狼太に一連の出来事を話した…
雷狼太「…言葉の語尾をウホに強制的に変えるゴリラ豪雨ねぇ…とんだ厄介ごとだな…こんな時に…」
アーク「俺達はこのウホウホ現象を治すための情報を探す為に都市ゴリルバニアの酒場に情報収集しに来たんでウホが…収穫無しでウホッ!!」
雷狼太「あーっ…と…つまり…今はそれを治せばいいって話だな…?」
聖王丸「そうだが…雷狼太お前にできるのでウホか…?」
エリアナ「ちょっと心配でござウホ!!」
雷狼太「できるぞ…なんなら…色んな場所で集めたアイテムを使うときって訳だ…」
すると雷狼太は正気の雫を使った!!
ピシンピシン
アーク達のゴリラ豪雨の効果が切れた!!
アーク「うおっ!!戻ったぜ!!恩に着るよ!!」
エリカ「やっぱりやるわね…雷狼太…」
聖王丸「やはり前々から思っていたが……お前…ただの盗賊じゃぁ…ねぇだろう?」
雷狼太「はっ…残念だが…俺はイクトトオ村の出身なんでね…そこからの盗賊ってこった…」
聖王丸「そうか…だが…お前は俺達に隠している事があるな…?」
雷狼太「ああ…あったり…なかったり…するかもな…」
アーク「まあ…気になるかもしれないけど…正直どうでもいいや…」
雷狼太「…(アークにどうでもいいって流されてしまったな…まあいい…)」
エリアナ「けれども…雷狼太が来てくれたおかげで…心に潜み宴会するゴリラが収まってくれたでござる!!」
雷狼太「…なんだ…その妙な言い回しは…」




