第863話 驚異の質問ペッパー
牧師トロン「なんだ…その…天国と地獄は…」
アーク「ああ折角だ…教えて遣らないこともないぜ!!この…飴玉の名は…天国と地獄…わる~いヤツラを確保する為に試作した飴なんだよ……その成分は甘い飴で包んでいるのは…ペッパーXを主体とした超絶激辛な飴玉さ……世界一辛いその唐辛子はなんと…ハラペーニョの300倍…そのスコヴィル値は…なんと…318万だ…あまりの辛さで…身動きすら取れないはずだぜ…」
牧師トロン「うぐっ…」
アーク「さあ質問でも続けるか…こいつら牧師トロン一味の目的は…世界征服か…?」
クエスチョン「…NO……」
アーク「なるほど…じゃあ……私利私欲のためか……?」
クエスチョン「…YES……」
アーク「なるほど…なるほどな…話は変わるが…コイツはパン派か…それとも…ライス派か…?」
クエスチョン「…NO…」
アーク「じゃあライス派か…」
雷狼太「おいアークこいつらをどうする…?」
アーク「縛って逃げだせないようにしとくか…連行してもらってもいいが…この都市に警察なんか…いるのか?」
雷狼太「いねぇだろう…だが…異世界警察に連絡でもしとくか…」
アーク「…異世界警察…?なんだそれ?」
雷狼太「…?!異世界警察を…知らねぇだと…?!」
アーク「正直そんな組織初めて聞いたぜ…それってつまり…異世界の犯罪者を捕まえて監獄に送る組織ってコト?」
雷狼太「ああそうだな…話に聞いたことだと…全異世界の犯罪者を今のところ3万人強捕まえた実績があって…そいつらには懸賞金が掛けられていたんだ…」
エリカ「へぇ…懸賞金ねぇ…全部ひっくるめて何カネーなの?」
雷狼太「聞いて驚け52秭δ5242穣δ8612垓δ5526京δ7761兆δ9102億δ1152万δ1811極4587載2731正1923澗9739溝1863穣8638秭2648垓1311京4273兆1193億2488万2451千4百カネーだそうだ…」
アーク「うおっ…まじかよ…」
雷狼太「…嘘に決まってんだろ…」
アーク「嘘ってどこから…?異世界警察の事か?」
雷狼太「いや…異世界警察は実在する…実績と懸賞金の時ですでにうその内容ってこった……」
タヌ助「なんだよ…」
アーク「さてと…って牧師トロンたち3名が居ない?!あの状態から…どうやって…?!」
ナーさん「いつの間にかいないニャー…一体どこへ…」
雷狼太「嫌な予感がするぜ…」
すると…急に地響きが鳴り響く!!
ゴゴゴッゴゴゴゴゴゴッ!!!!
タヌ助「なんだ!?地響きか?!」
アルティメイトおやじ「なんじゃ?!なんじゃなぁ?!」
ディドン「ディドドド!!!何かが起こる前触れだろうよ!!」
大盗賊ヴォ―ミリオン「そうか…これが前触れ…大いなる…SHOWの!!」
アーク「おおいなるSHOWだって…?!」
テッテッテエッテテテテテェン!!!
すると…地中から人型のロボットが姿を現し…魔導エクスプレスに接近してくる!!
ガキィンガキィン…
アーク「うおっっ!!?スゲーって…なんだ?」
雷狼太「人が乗れるロボットみたいだな…」
アルティメイトおやじ「…!!アレを見るんじゃ!!」
大空賊コクオン「アレは…牧師トロン一味!?」
人型のロボットに搭乗しているのは牧師トロンと変幻の騎士ガディウスと大魔導士ヴォレだった…




