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最強勇者は剣になった幼馴染と共に無双していく  作者: 風来神リレン
第7章 魔導エクスプレスと連続殺人事件in亜人達の楽園
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第818話 炎属性アルラウネ

~光氷岩場~

アーク達は光氷岩場にやって来た…

タヌ助「今度は…寒いな…まるで…グレイスフォーマウンテンみたいだぜ…」

クリム「うん♪快適!!」

アーク「クリムは体調が良さそうだな…」

エリカ「そういう体質なのよ…」

アーク「ディーナ…使ってみるか?炎の秘石を…使ってのトランスに…」

ディーナ「そうするわ!!炎属性のアルラウネの力を…試す!!」

タヌ助「こりゃ…ディーナのヤツやる気だな…」

雷狼太「まあどうなるか…楽しみだ!!」

ディーナ「トランス!!樹属性アルラウネ!!」

ピシャァーン!!

ディーナは樹属性のアルラウネにトランスした

アーク「よし…じゃあディーナそのまま…炎の秘石を使ってみてくれ」

ディーナ「はい!!わかってますよアークさん!!」

するとディーナは炎の秘石を己の体に取りこんだ!!…そして…

トランスしたディーナの肌の色が燃えるような赤ピンク色に染まりきり…

ディーナの着ている衣服が全て細く丈夫な赤ピンク色の蔦で作られた蔦のハイヒールと蔓のショーツと蔓と揺らめく火焔のブラジャーに変化し……

そして手首には蔦を編み込んだ赤ピンク色の花が咲くブレスレットを右手首と左手首に付け…

ディーナの腰回りには…ディーナの下半身を斜めに覆うように燃え上がる蔦がスカートの様になっており…ディーナの頭には蔓が巻き込んであり…そこから燃え上がるような赤色の花が咲いている…

…それはまさに…炎属性のアルラウネにチェンジしたのであった…

アーク「おお…すげぇや…調べて見っか…鑑定ものしり!!」

~炎属性アルラウネ(学名:フレイムアルラウネ)炎属性を手に入れたアルラウネの一種…燃え上がる蔦を武器にするぜ!!炎属性アルラウネ本人は耐熱性を持っているから…炎に焼けない上に…有効活用できるんだってさ!!ドラゴンが使うような火炎放射だって…お手の物なんだって!!~

アーク「なるほど…これが…フレイムアルラウネの真髄…!!」

ディーナ「確かに…暑くありませんね…燃えてないし…自分が…」

アーク「なぁディーナ!!そのフレイムアルラウネの能力を試さないか!?」

ディーナ「試す…?つまり…模擬戦をやって見ようっていう事?」

アーク「ああ!!新しい能力には…なれるのが…早い!!中央都市エニメルでは…トーナメントだって…控えている!!トレーニングでも行おうぜ!!」

ディーナ「相手は…どうするの?」

アーク「タヌ助が相手するぞ」

タヌ助「へぇ…って?!オイラ!?アークがやりゃいいじゃんよ…」

アーク「ダメだ…俺だと…ディーナを瞬殺してしまうからな…程よくやれる奴がいい…ディーナ…1vs1か…1vs2か…1vs3…どれがいい?」

ディーナ「経験値を積むためにも…1vs3の方がいいかな…?」

アーク「んじゃ…決まりだな…勝ち抜き戦のメンバーは…決めるけど…良いか?」

エリカ「ええいいわよ」

雷狼太「誰であろうとかまわん…」

アーク「んじゃくじ引きにするか…タヌ助を含めての…くじ引きだ…」

するとアークはくじ引きを引き出した…

アーク「でたっ!!まずは…クリム!!先鋒だな!!」

クリム「私…が…一番手…」

アーク「次が…ワン!!中堅だな!!」

ワン「ワンが…ディーナの…相手を…」

次が…大将を決めるようだ…

アーク「うおおおっ!!!これが…大将になるのは…タヌ助だッ!!」

タヌ助「結局…オイラかよ…」

アーク「まあタヌ助お前は…覚醒を使えばを使えば強いだろう…」

タヌ助「あのな…覚醒できるかもわかんねぇのに…トランスだって…詳細不明なんだぞ…それに…マスターハトだって…言ってたし…」

~回想シーン(タヌ助視点)~

マスターハト「ありえん…ありえん…」

タヌ助「何がありえないんだよ?」

マスターハト「お前のその姿だ!!まるで…トランス形態じゃないか!!」

タヌ助「はぁ…?トランス!?オイラはトランス能力を持っているけどよ…一度も使えることも…変身することもできないんだぞ!!」

マスターハト「フム…ならばその姿はトランスのようであって…トランスではない形態…と言う事か…面白い!!その覚醒した姿でみごとこの私に打ち勝ってみせよ!!」

~回想シーン(タヌ助視点)終~

アーク「まあ…四度目の覚醒を決めろタヌ助…そして…自由に扱えれば…ツワモノの…仲間入りだ!!」

タヌ助「そーだな!!やってやんよ!!」

こうして…ディーナ(炎属性アルラウネ)VS先鋒クリム&中堅ワン&そして…大将タヌ助の…仁義なき戦いが…始まろうとしていた…

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