第713話 宇宙×刀鍛冶×田舎言葉
アーク「…視線?何の?」
エリカ「なにか確かに感じるわね…なんだか…不気味みたいな…何かを…」
タヌ助「やっぱエリカも感じるか?」
エリカ「ええ…感じるわね…」
ディーナ「私は何も感じませんけど…?」
聖王丸「特にな…」
ジークェイド「気のせいではないんじゃないか?」
クリム「…いや…感じる…異質な存在を…」
雷狼太「異質な存在!?なんだそれは…!!」
クリム「詳しくは…分からない…」
雷狼太「そうか…」
アーク「まあ進んでから見れば解る話だろうな…」
タヌ助「そりゃそうだろ」
こうしてアーク一行は進むことに…
~グレイスフォーマウンテン内部B4炎凍刀鍛冶圏域~
アーク「…洞窟の中に家があるぞ…」
ディーナ「確かにありますね…」
雷狼太「不思議すぎる光景だな…これは…」
タヌ助はなにかに気付いたようだ…
エリカ「ねぇ…タヌ助どうしたの?」
タヌ助「看板があるぞ…炎凍コスモ刀鍛冶屋だってさ…」
アーク「コスモ…感じるか?」
雷狼太「いや…感じないな…」
ワン「中に入ってみるワン?」
アーク「いいとして…異質な存在は…この場所から…感じるか?」
タヌ助「もちろん」
クリム「…感じる…すごく…感じる…
すると…炎凍コスモ刀鍛冶屋の中から声が聞こえる…
ありゃあ?なんだか変でっけな?なにやら声がするだっぺ!!
アークはそれに対して語り掛ける…
アーク「誰かは分からないが…炎凍コスモ刀鍛冶屋のオーナーなのか?」
*「そうだっぺ!!あんたがたが…10人目のお客様だっぺ!!どうぞ中へ中へ!!」
タヌ助「どうする?」
アーク「敵意はなさそうだし…いいんじゃないか?」
雷狼太「そうだな…入ってみるか…」
~グレイスフォーマウンテン内部B4炎凍刀鍛冶圏域・炎凍コスモ刀鍛冶屋内~
中に入ったアーク達は驚きが止まらなかった…それは…
アーク「宇宙人!?」
タヌ助「いや…宇宙人って地下にいるのか?」
エリカ「宇宙人ってよりも地底人ね…」
ディーナ「デモン星人達とは違うフォルムですね…」
雷狼太「いわゆるグレイ型宇宙人か…」
エリアナ「でも…流暢に日本語を喋っているでござるよ?」
聖王丸「ああそうだな…なぁかなかに…珍しいもんだ…」
ワン「鉢巻してるワン…」
ナーさん「確かに…刀鍛冶ってイメージニャねぇ…」
ジークェイド「宇宙人で刀鍛冶で…田舎言葉か…興味深いね…」
クリム「…ねぇ…貴方の名前…教えて…」
*「オラか?オラの名前は刀道導・コスモ・エリュ・シグレ・ダイコントン・ダニエルだっぺよ!!」
アーク「刀道導・コスモ・エリュ・シグレ・ダイコントン・ダニエル!?」