第502話 萠浮乃加入
アーク「実は…ディーナは別世界の東京出身でいいよな?」
ディーナ「まあ確かに私は東京の出身ですね…荒廃した世界線ですけど…」
海原萠浮乃「パラレルワールドの地球ですか…」
雷狼太「まあそんなもんだ…何か不安なのか?」
海原萠浮乃「なんでそう思うんですか?」
雷狼太「まあなんとなく…漢としての直観だ…」
海原萠浮乃「直観…」
雷狼太「もし萠浮乃や葉沽たちがいた地球に向かうことがあれば…俺達エルグラン騎士団がその身を守ろう」
アーク「いいのかよ…そんな事言っちゃって…」
雷狼太「ああこの身に対して断言しておく」
海原萠浮乃「雷狼太さんは心強いんですね」
雷狼太「…!!こんなことを言われるなんてな…嬉しいよ」
海原萠浮乃「アークさん…後で話したいことが…」
アーク「話したい事…?まさか俺達エルグラン騎士団の仲間になりたいっていうんじゃないよな?」
海原萠浮乃「ちょっとなんで分かるんですか…」
アーク「漢の勘さ…だが…仲間になるのはいいとして…葉沽たちと安全な世界線の地球に戻れる可能性は低いぜ…」
海原萠浮乃「………」
アーク「それに…今の君はそうだな…まるで蟻の力を持つ超人と言ったところだ…戦闘能力も地球上にいる普通の男性の20倍はおそらくあるだろうな…力を保持しておきながら…地球に帰りたいと思うかい?」
海原萠浮乃「まあそうですね…」
アーク「…よし…なら…期間限定になるかは…わからないが…俺達エルグラン騎士団に加入してくれ!!異論はないな?レディー?」
海原萠浮乃「はい!!分かりましたアークさん!!」
海原萠浮乃がアーク達の仲間になった!!
~だが…この時…葉沽たちのいた地球がとんでもないことになっているとは…誰も知る由はなかったのである…~
ディーナ「でも…萠浮乃ちゃんには蟻のボディースーツ…名前(固有名称)を付けるなら…アントレディウェアね…でも重大な問題があるわ…」
海原萠浮乃「問題…どんな問題なんですか?」
ディーナ「いい?よく聞いて…貴方には肉体を守る専用のボディスーツはあるけれど…武器がないのよ…」
海原萠浮乃「確かに…無いですね…どうすれば…」
アーク「まあいづれ萠浮乃の武器は手に入るだろうし…鑑定の続きでもやっていくとしよう…残っているのは…エリアナ/聖王丸/ワン/萠浮乃の3人と1匹だな」
エリアナ「やっとわらわの出番でござるね!!鑑定頼んだでござるッ!!」




