第462話 岩乳牛妃ヘレン
牛岩穂乃果「っていうことはまだ企鵝白姫はまだ来ては居ないんですね」
氷炎龍レイウェル「ほうそれはまだ聞かぬ名だな…まあ5人目はその女だろう…」
牛岩穂乃果「この闘技場で戦うそうですけど私が貴方と戦うんですか?」
氷炎龍レイウェル「いや違うな人それぞれに幻影獣がいるんだ葉沽に対する私…綾那に対するグレイス…影乃に対するキサリがな」
牛岩穂乃果「へぇ~じゃあ私に対する幻影獣って…牛系の幻影獣なのですか…?」
氷炎龍レイウェル「まあアイツは牛だが…石でもあるし塩でもあるな…まあヘレンは特殊だしな…」
牛岩穂乃果「私に対する幻影獣の名前はヘレンというのですね…んでそのヘレンさんはどちらに…?」
氷炎龍レイウェル「ヘレンはまだこの場所に来ては居ないな…所でお前は獣武器の具現化はできるのか…?」
牛岩穂乃果「なんです…?それ」
氷炎龍レイウェル「…やっぱそうなるか…獣武器の具現化はな心に残っている言葉を発することで獣武器を具現化できるんだ…やってみるか?」
牛岩穂乃果「ええ…やってみます…森羅万象を切り伏せろ!!覇牛食包丁カウンズ!!」
牛岩穂乃果の獣武器が具現化した!!
氷炎龍レイウェル「まさかのまさかの獣武器が牛刀の包丁か…これがヘレンに知られたら…多少面倒なことに…」
*「あらレイウェルわたくしをお呼びになりまして!?」
言葉を発したのは喋る乳牛人らしい何かだった…
氷炎龍レイウェル「うわっ!!」
牛岩穂乃果「レイウェルさん…この方は…?」
氷炎龍レイウェル「この幻影獣こそヘレン…いや正式名称岩乳牛妃ヘレンだ…」
岩乳牛妃ヘレン「どうも岩乳牛妃ヘレンでございますわ…所でそこの貴方の獣武器は包丁なんですって?」
牛岩穂乃果「まあはい…そうなりました」
岩乳牛妃ヘレン「と言う事は…貴方に対する幻影獣がわたくしなのよろしくね穂乃果さん」
牛岩穂乃果「所で…カウンズについているこの鼻輪は…何」
穂乃果はカウンズについている鼻輪を不思議そうに見ていた…
氷炎龍レイウェル「俺は分からないな…ヘレンお前なら分かるか?」
岩乳牛妃ヘレン「その鼻輪を貴方(穂乃果)の鼻に装着すれば効果が分かるわよ」
牛岩穂乃果「えっ!?私がそのついている鼻輪を鼻につけるの!?」
岩乳牛妃ヘレン「ええつければ鼻輪の効果の強さの開放度によって武器の性能と貴方の体の能力が比例して上がっていくわね」
牛岩穂乃果「へぇ…」