第424話 まるでファンタジー!!
すると…タヌ助が…
タヌ助「我滅防絶…なあもしかしてさ…相手の防御を少しの間完全に無視する効果なんじゃないのか…?」
アーク「いや流石にそれだと強すぎるだろ…まぁ……使ってみるか!!我滅防絶!!」
アークが我滅防絶を唱えると……
何も起きなかった…
アーク「うぉおおお!?何も起きないッ!!」
柴狼葉沽「本当ですか……?!もしかしてソレパッシブスキルじゃないんですか?」
雷狼太「パッシブスキルか…あり得るな…我滅防絶は……一戦闘につき相手の防御を3回まで無効化して無視できる効果があるんじゃないか?」
アーク「なるほど……そうなると……一戦闘に3回は使えるということか……でも発動条件が分からないし……とりあえず保留だな……」
タヌ助「いやそれさ…さすがにオート発動だろ…」
柴狼葉「そういえば……あのワイバーンボーグの死骸はどうします?」
魔人ゼノ「ワイバーンボーグは…禁じられた地の生物だろうな…」
アーク「禁じられた地?なんだそれ?」
魔人ゼノ「禁じられた地を話すには…このゼノフォーチュンの地表のエリア…そして嘘か真かはわからんが…ゼノフォーチュンには地下世界があるらしい…通称禁じられた地・ヴェルベルド…」
柴狼葉沽「地下世界ヴェルベルド!?」
雷狼太「おいおい……まさか……本当になんだそれ…」
魔人ゼノ「まあ、真偽は定かではないからな……それに……禁断の地……つまりは……禁忌の地の魔物……ワイバーンボーグが出現したことによって…存在が確定しようとしているからな…」
柴狼葉沽「そうなんだ……」
ディーナ「まるでファンタジーですね!!」
天狐綾那「地球には地下深くにマントルと呼ばれる物質が存在していて……そのマントルの下の部分はマントル核と呼ばれています……その核の中は超高温です!!でも…この世界の構造は一体」
柴狼葉沽「え?そんなの知らないよ!!」
天狐綾那「だと思いました…けどまるでファンタジー!!」
アーク「地下世界ヴェルベルドには十中八九次の宝玉があるだろうな…これまでの傾向からしてな…」
タヌ助「まあ十分にあり得るよな…それ…」
エリカ「でも所で転生者組は…?」
アーク「え?さっきまで一緒にいただろ?」
雷狼太「アイツら超古代の遺跡の内部を見てくるって言っていたぞ…」
魔人ゼノ「それはまずいな…」
アーク「どうゆうことだってばよ」
魔人ゼノ「嘘か真かはわからんが…超古代の遺跡に入った者は神隠しにあうらしいんだ」
エリアナ「神隠しでござるか!?」




