第289話 ダーク千手甲虫
雷狼太「んで…ダークグラシン四天王…何の用だ…」
ダーク千手甲虫「この!可変の穴6Fには虹龍の果実を持ったトドが居る!!」
ダーク空覇銃鷲「んでだな…2Fから5Fに我々ダークグラシン四天王が鎮座する…」
ダーク土石流鯰「そこで一人ずつ…お相手するとしようかの…フォッフォッ!!」
ダーク緑獄天狗「まあなにあれこの運命からは誰も逃れはできんのだ…待っているぞ」
ダークグラシン四天王たちは消えていった。
ディーナ「しかし…あれは一体…グラシン四天王って…」
エリアナ「ディーナとわらわ以外は知っておるようでござるな…」
エリカ「それもそうよ…最初の異世界で出会った存在なんだから…」
アーク「ああそうだったな…」
雷狼太「にしても…ロックドラゴンの言っていた太った青いトドはこの可変の穴の6Fか…」
アーク「まあ進むしかないよな…」
アーク「さて……行くか……」
ディーナ「えぇ……」
エリカ「そうね……」
雷狼太「おう……」
~可変の穴2F~
アーク「ここが可変の穴の2F…まあ洞窟だな…」
雷狼太「フロアごとに景色が変わることもあるからな…」
アーク「え?そうなのか?」
雷狼太「そうだぞ…例えばな1Fは草原に……3Fは森に……4Fは砂漠に……そして2Fは……海原に……といった感じに風景は変わる……だから道に迷うことはない……それに階段はいつもちがう場所にあるし……その気になればすぐ外に出れることはない……」
アーク「なるほどな…」
アーク達は可変の穴2Fを進んでいた。
アーク「しっかし…まるで千手甲虫の巣だな…別の異世界なのにな…」
タヌ助「たしかにな…その時オイラ捕まってたもんな…」
そして…奥にて…
~可変の穴2F・闇千手甲虫の間~
アーク「ここが可変の穴2Fの最深部か…ってことは…」
何かが地面から勢いよく飛び出した!!
ダーク千手甲虫「デェハハハ!!ようやく来やがったな!この俺を倒せば3Fに進む権利をくれてやろう!!それに尾っぽまいて逃げ出さなかったことは褒めてやるよ」
エリアナ「その最後のセリフ…いるでござるか…?」
雷狼太「フロア毎に強敵か…燃えるな」
アーク「いくぜ!!」




