第275話 幻獣フェンリル
~双子の塔・入口~
アーク「戻ってきた…」
タヌ助「でもさ…まだ雷狼太達が夜の塔に挑んでるけど…まあ」
エリアナ「一件落着でござるな!!」
アーク「だといいんだが…
~夜の塔・4F~
雷狼太「なぜか扉が開いた…」
エリカ「じゃあ進みましょ!!」
ディーナ「ええそうしましょう」
雷狼太「……(この夜の塔の最上階…いや屋上で一体何が待ち構えているのか…)」
雷狼太達は夜の塔の4Fの階段を進み屋上にやってきた…
~夜の塔・屋上~
あおおお~~~ん
あおおおおお~~~~ん!!
雷狼太「むむっ!!あれは…間違いない…幻獣フェンリル!!」
エリカ「ってなんで分かるのよ…」
雷狼太「一目瞭然だ!!それに喋れる」
エリカ「そうなの…だけど…モフモフしてるわ!!」
ディーナ「カワイイ!!犬みたいです!!」
フェンリル「…犬じゃないんですけど…それに希少種なんですけど…」
エリカ「そう…じゃあ…なら」
エリカはそう言うと懐からボールを取り出して投げた!!
シュィン!!!
エリカ「とってきてワンちゃん!!」
フェンリル「…!!」
するとフェンリルは尻尾をふって飛んでいくボールへ走り出す!!
そしてフェンリルは飛んでいくボールを咥えた…
フェンリル「ワンワンワンワン………はっ…!!しまった…ついボールが…クセで…」
エリカ「狼というかフェンリルというか……見た目は犬ね…」
雷狼太「やっぱり犬だな…犬相当の動きだ…」
ディーナ「フェンリル犬は思ったよりかわいいですね…」
フェンリル「だから……僕はフェンリルですってば!!しかも……なんですかその反応は!?」
雷狼太「思いのほか犬だからだ!!」
フェンリル「イヌって…希少種のフェンリルですよ!!フェンリル!!」
ディーナ「それに聞くけど…フェンリルってあなた自身希少種って言っているけど…調べた異世界の文献にフェンリルが希少でもないしよく出てくるですよね…」
エリカ「希少って何かしら…?」
雷狼太「自称だろ?自称…」
フェンリル「希少とかいっていってなんなすみませんでした…」
雷狼太「まあそれはそうとして…幻獣フェンリル…お前と戦えば召喚樹として契約できるんだよな?」
フェンリル「まあそうですけど…本当に戦うんですか僕と…?」
雷狼太「ああそうだなそうさせてもらう…」
フェンリル「…しかたありませんね…フェンリルの強さ見せますよ!!オーラ開放!!」
シュドーン!!!
フェンリルから氷と闇のオーラがあふれ出した!!
フェンリル「死ぬ気でかかってきてください…そうしないと後悔しますよ…ウガッ!!!」




