第251話 死雷迅のベルフェッカ
~王都カリキウム・城壁・アークサイド~
アークとエリカとタヌ助は死雷迅のベルフェッカの元へ走って向かっていた…
アーク「おそらくこの先に六魔戒将の一人である死雷迅のベルフェッカがいる!!」
タヌ助「そうなんだな!!でも…誰が戦うんだよ?」
アーク「う~ん…やっぱそれは迷うな…俺でもいいし…エリカのトランス能力使ってみるのもよさそうだし…大穴でタヌ助が戦ってみるってのもいいかもな!!」
エリカ「大穴のタヌ助って…絶対に負ける選択肢でしょ…」
タヌ助「でも今回相手はヤバそうだから…オイラは止めておいた方がいいでしょ…勝てるわけないじゃん!!…だからさ…アークかエリカが行けばどうだよ?」
アーク「まあそうだよな…エリカどうする?」
エリカ「それは…その時は戦闘はアークに任せるわ!!」
アーク「そうだな…そう言ってくれるなら…やりやすい…」
すると…
タヌ助「おいアークあれって…」
タヌ助の目線の先にいるのは…黄色と黒のオーラをまとう不審人物だった…
アーク「あのオーラから分かる…アレが死国デスパレスの死皇ブラドの配下である六魔戒将の一人…死雷迅のベルフェッカだろうな…」
死雷迅のベルフェッカが気付く…
ベルフェッカ「…誰だ貴様は?この死国デスパレスの六魔戒将の一人である死雷迅のベルフェッカに何か用か?」
アーク「何か用かって…?俺はエルグラン騎士団の団長というかリーダーのアークこと…アーク・レインスターだ!!そしてこっちにいる女性がのが一応副団長候補の聖女兼忍者の…痴女エリカ!!!そしてマスコットの語りタヌキのタヌ助!!特に理由はないが俺はお前を倒す!!」
エリカ「えっ…私副団長候補だったの!?っていうか…痴女ってねアンタね…まだあざ笑う気…?」
タヌ助「やっぱオイラ語ることと暴言以外はあまりないっていうか薄いもんな…公式でマスコット扱いかよ…」
ベルフェッカ「この私を倒すだって…?へぇ…なかなか笑わせてくれるじゃないか…」
ベルフェッカは不敵な笑みを浮かべる…
アーク「ああそうだな…俺なら確実にアンタを倒せる!!」
エリカ「ねぇ本当に大丈夫なの…?」
タヌ助「さあ…?本人がここまでやる気なんだぜ?痴女とマスコットは傍観でもしてようぜ…」
エリカ「あのねタヌ助アンタ覚えてなさい…痴女…?」
タヌ助「すみませんでしたー!!エリカお嬢様!!」
エリカ「分かればいいのよ分かれば…」
ベルフェッカ「面白いねぇ…ならばその実力を直に見せてもらおうじゃないか…この死雷迅のベルフェッカに!!」