第203話 氷滅の貴公子と愛堕の女神騎士!?
雷狼太「王都カリキウム…はっ!?もしかしたら…ディモンとセレネーはそこにいるのか!?」
ブロード「…!!驚いた…あの氷滅の貴公子と愛堕の女神騎士を知って知人でいるのか!?」
アーク「…氷滅の貴公子と愛堕の女神騎士…もしかして…いやもしかしなくても…ディモンとセレネーの事か…!?そういや…前にマルコがディモンの事を氷滅の貴公子って呼んでいたような…」
エリカ「それに……セレネーは確か……私達の仲間の1人なのよ!!」
ブロード「なんだと!?お前らの仲間だと!?そんな話は聞いたことが無いが…」
エリカ「ええそうなの!!本当よ信じて!!」
タヌ助「…おいおいエリカ…とんだホラを吹くなよ…セレネーはオイラ達の仲間じゃなくて…ただの知り合いだし…それにトロピクルアイランドに向かった時にはじめて出会ったんじゃないか…」
ブロード「なんだって…」
雷狼太「今は……ともかく…エリカ…息を吐くようにウソをつくのはやめとけ…」
エリカ「どうして…?面白味があるじゃない…?」
雷狼太「あのな…ここから読んだ読者が混乱するだろ…」
アーク「まあそうだな…意味が解らなくなったら…イマイチ面白くないしな…」
エリカ「あらっ……そうかしら……でも事実なのに……ね」
タヌ助「オイ何が事実だよ…タダの知り合いじゃないか…」
雷狼太「まあとにかくだ…もうすぐ日が落ちそうだし…今日はこの辺にして…名もなき村に向かって宿でもとるか…」
アーク「そうだな……そうするか……」
ライル「俺達も同行します!!」
アーク「わかったライルよろしく頼むぜ」
~名もなき村~
フライ「おおお主ら戻って来たのかの!!」
金鯱村長「おお魔法陣ワープキーを取り返してくれたのか!!」
アーク「ああギガオークから魔法陣ワープキーを取り返してきたぞ!!」
フライ「ありがとうございますのじゃ!!これでまた安心して暮らせますのじゃ!!」
雷狼太「ああよかったな!!」
タヌ助「なぁ…金鯱さんフレイムスパイダーには襲われなかったのか?」
金鯱村長「うむ……ワシらの村もフレイムスパイダーに襲われてのう……なんとか隠れ切ったんじゃが……食料をだいぶ食われてしまっての…」
ブロード「なんと!!あのフレイムスパイダーに襲われたのか!?」
アーク「被害はこっちにまで…か…」
タヌ助「それでよ……被害の食料はどれぐらい喰われたんだ?」
金鯱村長「ああ……作っていた作物が全て食われて全滅したから…つまりかなりやられたわい!!」
ブロード「なんてこった……」
雷狼太「あのな…それを壊滅と言うんだぞ…」
エリカ「大変だわ……ねぇアークどうにかできないかしら…?」
アーク「そうだな…どうにかしてあげたいな…そうだ!!超保存の壺の中に使えないなさそうか…探すか…」
アークは超保存の壺の中を探し出した~




