第202話 所詮は蜘蛛…敵では無かった
アーク「よしっ!!フレイムスパイダーの討伐に成功だぜ!!」
タヌ助「やったな!!やっぱオイラのダジャレのおかげだな!!」
アーク「ああそのおかげで攻め入る隙が生まれたんだ感謝してるぜタヌ助…」
タヌ助「良いってことよ…」
エリカ「これでライルの依頼は達成ね!!」
雷狼太「ああ……そうだな…しかしまさか…あんなに強かったとはなぁ……」
エリカ「ええ…そうね……でもあのフレイムスパイダーにはもうちょい何かあると思ったわ……」
雷狼太「ああ…確かにな……」
アーク「だが結局秘密など何もなく…ただの蜘蛛の魔物だったな…」
エリカ「そうね…燃え上がる蜘蛛だったわね!!」
雷狼太「まあ所詮は蜘蛛…敵では無かった。」
タヌ助「……(オイラ前にも思ったけど…やっぱりアーク達三人の強さは常識を凌駕しているんじゃ…)」
ディーナ「……(エリカさんもアークも雷狼太さんも…前から…さすがに強くなりすぎなんじゃ……?)」
タヌ助「…(まっ…気のせいか…)」
ディーナ「…(けど…やっぱり気のせいですね)」
すると様子が気になったライル達が走って来た…
タタタッタタッ!!
ライル「アークさん!!フレイムスパイダーはどうなったんですか!?」
アーク「ああどうにか撃破できたよライル」
ライル「撃破できたんですねって…あのフレイムスパイダーを倒したって!?」
ブロード「この俺とエレナが太刀打ちできなかった相手をか!?」
エレナ「すごい…すごすぎます!!」
タヌ助「なぁ…やっぱりライル達もそう思うのか?」
ディーナ「やっぱりアーク達の強さは…」
雷狼太「やはり……異常すぎるな……」
タヌ助「いやっ…お前もだよ!!」
エリカ「うん……そうね……ちょっとおかしいぐらい強いわね……」
タヌ助「ちょっとそれ!!エリカの事でもあるんだからな!!」
雷狼太「うむ……確かに言われれば…その通りだな……」
タヌ助「ちえっ…自覚なしかよ…」
アーク「それじゃあ…倒したフレイムスパイダーをどうしようか……?」
タヌ助「どうするって…」
エレナ「それは……素材として使えると思うので……王都カリキウムの素材ギルドに持っていけばお金になると思いますよ!!」
アーク「王都カリキウムに…へぇ……素材ギルドか……なんか興味出てきたぜ!!」
エリカ「でもその王都カリキウムは一体どこに…?」
ブロード「たしかこの名もなき村には魔法陣があるだろ?それを使えば王都カリキウム郊外にでるんだそして…」
エレナ「その先に偉大な王都カリキウムがあるのよ!!」