第1122話 蜂のルービィ
すると濃い黄色いハチミツの塊が砕け散り…その中から…異形となったルービィが姿を現した…
その素肌は濃い黄色に…変色し…腕と足には黒い縞模様が入っているようだ…背中にはミツバチの翅が二対四枚生えてしまって…お尻の上にミツバチの腹と針があって…頭には二対の触覚が生えてしまって…瞳は赤色に染まって…髪色は黄色になっていた…それに来ていた巫女服は消失し…代わりになぜかメイド服を着ていた…
蜂ルービィ「人生終わってしまいましたよ…」
タヌ助「か…可愛い…人ではない良さが…」
アーク「まあ人と言うよりは蜂の能力みたいなものだな…」
蜂ルービィ「無理ですよ…能力じゃないです…体の構造自体が変化してしまったんです!!」
アーク「そうか…呪いの類か…?」
ラクト「呪いではなさそうですね…」
蜂ルービィ「もう諦めて蜂女としてすごしていくしぁ…」
アーク「まあ暫く一緒にいるんだし…落ち込むなよ…その姿だって可愛いものだよ」
蜂ルービィ「か…カワイイだなんて…異形に堕ちてしまったのに…」
アーク「まあうちの連中は変な姿のバッカだけどな…」
タヌ助「大半今不在だけどな…」
蜂ルービィ「あの…タヌ助さん…どう思います?」
タヌ助「えっと何が……?」
蜂ルービィ「この背中の翅です」
タヌ助「ルービィの背中に生えた翅か?」
蜂ルービィ「そうです飛べると思います…?」
タヌ助「そりゃあ…蜜蜂はホバリングして飛ぶだろ…?飛べるんじゃないのかよ…」
蜂ルービィ「そ…そうですね…ジャンプしながら…背中を意識してっと…」
シュッ!!
蜂ルービィはジャンプすると背中の翅を巧みに操り飛行に成功した…
蜂ルービィ「わぁ…飛べてます飛べてる!!!」
アーク「よかったな…後聞くけど…本当に能力じゃないのか…?」
ラクト「能力と言うか…本質に備わっているチカラが…開花してああなったんでしょう…」
アーク「まあそれも仮定での話だな…よく知る人物に聞くのがいいかもな…」
蜂ルービィ「あのっ…タヌ助さん!!」
タヌ助「なんだよ?何かオイラに用かい?」
蜂ルービィ「この力について…知りたいんです!!」
タヌ助「へぇ…いい事だと思うぜ?」
蜂ルービィ「だから…一戦交えてください!!」
タヌ助「…ほへ?!マジかよ…」
蜂ルービィ「本気ですよ!!私は!!」
タヌ助「本気ね…じゃあオイラも本気を出させてもらうぜ!!いいよなアーク!!」
アーク「ああいいんじゃないか?」
ラクト「…何企んでるんですか…」
アーク「タヌ助とルービィどっちもがんばれよ!!」
タヌ助「ってな訳でよ…殺す勢いで来いよ…つまり真剣勝負だ!!」
蜂ルービィ「わかりました!!狩りますよ!!」




