第1115話 予想を裏切る結果
するとゲヘナは懐から…ピンク色の飴玉を取り出して不気味に笑う…
アーク「飴玉か…?」
タヌ助「ショッキングな色合いだな…」
ラクト「絶対に嫌な気がするんですが…」
ゲヘナ「もしも…性別が逆転したら…きっと…きっと戦えなくなるだろうねぇ…アゲヒャヒャヒャ!!!」
タヌ助「性別が…逆転だって!?」
するとゲヘナは手でピンク色の飴玉を粉々にしてアーク目掛けて投げつけた!!
ドパパパン!!!
すると粉々になったピンク色の飴玉は煙になってアークを包んでしまった!!
煙の中でアークは…何も見えないぜ!!と言っているが…
タヌ助「アーク!!アーク!!オイラが見えるか!?」
と言うが…煙の中でアークはこう言う…見えないぜ!!
ラクト「…もしも…考えられる最悪のケースは…」
タヌ助「全滅だな…」
ラクト「そうですね…」
するとピンク色の煙からアークが出てくるがその姿は…髪は伸びてロングヘアになり胸が膨らんでから女性のようなに変貌していた…
アーク「え!?(声高くなっているんだけど!?憑依召喚してないのに!?どうして!?)」
ゲヘナ「アゲヒャヒャヒャ!!!これでもうお前はおしまいだよ!!大体わかると思うけど…お前はか弱い女の子になってしまったのさ!!!」
タヌ助「やりやがった…あの野郎…やりやがった!!!!」
アーク「ふーんなるほどね…」
ゲヘナ「…!?何故お前はこんなにも…落ち着いていられる!?」
アーク「まあ驚くわよね…とある状況下で…自在に性別を変えれるんだもの…私はね…」
ゲヘナ「そうか!?そうで済まないだろう!!だが…今のお前はか弱い女の子!!!何もできやせぬのだ!!!!」
そんな中アークはにやりと笑う…
アーク「何もできやしない…?果たして本当にそうかしら?」
ゲヘナ「なんだと!?」
アーク「現実を見なさいって事よ…愛姫麗剣・麗大剣モード!!」
するとアークの持つ愛姫麗剣が麗大剣に変化した!!
アーク「一泡…いや二泡吹かせてあげるわ♡麗大剣蓄電荷!!!」
するとアークは麗大剣を斜め後ろに構え麗大剣は電気を帯びてチャージを行っている!!!
ゲヘナ「溜めている…?その隙が敗北を生んでしまうんだよ!!」
アーク「ごちゃごちゃ煩いわね…麗大剣双電竜巻斬!!!」
ドォォン!!!
アークの麗大剣双電竜巻斬がゲヘナを襲い…更に二発の電気を帯びた竜巻がゲヘナを追撃した!!!
バリバリリッ…トルネドーン!!!トルネドーン!!!
アークの猛攻を受けたゲヘナは…
ゲヘナ「ハァ…ハァ…アンタ一体何者なんだい…」
アーク「私かしら?私は勇者よ覚えておきなさい!!男の俺だろうが…女の私だろうが…強さの本質は変わらないわ!!!!」
ゲヘナ「なんですって!?…しまった!!この借りはいずれ必ず返す!!」
すると厄災の魔女ゲヘナは去っていった…
アーク「あーあ行ってしまったわね…これじゃあ不完全燃焼だわ…愛姫麗剣・麗剣モード!!」
アークの持つ麗大剣が麗剣に戻った…
タヌ助「何しに来たんだよ…」
ラクト「決まっているでしょう…兄さんを性転換させて戦力を減らそうと思っていたら意味がなかったという事ですよ…」
タヌ助「なるほどなぁ…つまり予想を裏切る結果って事か!!」
アーク「アンタ達なに納得してるのよ…」




