第1107話 実食!?エビルタートル!?
するとアークはエビルタートルの肉を包丁でトリミングしだした!!
シュタタタタァン!!!
ラクト「うまく切っていきますね…って!!どこから出たんですかその包丁?!」
アーク「ん…?この包丁か?」
ラクト「そうですその包丁は何処から出たんですか…?」
アーク「超保存の壺に保存しているものだぞ?」
ラクト「なんですか超保存の壺って…」
アーク「まあ広く言えばアイテムボックスだな…」
ラクト「嘘でしょ…けど…十分にあり得ますね…」
アーク「まあ驚くのは早いぜ?我流の包丁さヴぁきを見るといいぜ!!」
ラクト「なんでヴにしたんですか…」
アーク「どうでもいいだろ…さあ刺すぜ!!」
するとアークは捌いたエビルタートルの肉をそれぞれ鉄の串にさしてゆく…
ラクト「以外に要領がいいですね…」
アーク「意外とは意外だな…でもこれなら焚火でじっくり遠赤外線で焼けるぞ!!」
ラクト「以外にマトモそうな調理法で驚きましたよ兄さん」
アーク「マトモっておい…」
するとアークは薪を組んでその周辺にエビルタートルの串焼き(生)を設置していく…
トッタッタッタ…
ラクト「いい配置ですね」
アーク「ああそうだな!!さあ火を付けるぞ!!火属性魔法ファイア!!」
ボォン!!
すると薪が燃えだして…焚火となった!!
ジッジッジッジ…
ラクト「火の勢いもなかなかよさげですね…」
アーク「ああそうみたいだな…これならいい火入れが期待できそうだな…」
ジジッジンッジッジジジン…
ラクト「もうすぐですね」
アーク「ああそうだな…さて今宵はどんな楽しみだ?」
ラクト「さあ?それは実食しないとわからないでしょう?」
アーク「だな!!おっ…うまく焼けてきたな…」
チィン!!するとエビルタートルの串焼き(生)はこんがり焼けました
アーク「おおっうまく焼けてるぜ!!」
ラクト「ではさっそくいただきましょう!!」
アーク「だな!!」
するとアークとラクトはこんがり焼けたエビルタートルの串焼きを頂く…
あむっ…むしゃぁりぃ…
ラクト「以外に味がいい…噛めば噛むほどうまみが増していきますね…」
アーク「ああそうだなそれにコクもある…意外な食材というか魔物食材ってわけだな…」
そして6分39秒後…アークとラクトはエビルタートルの串焼きを完食していた…
アーク「美味かったな…エビルタートル…」
ラクト「下処理も完璧でしたもの…当然ですよ」
アーク「だな!!けどよ…ここまでうまいとは思わなかったし…できれば聖王丸に頼みたかったが…離脱中だしな……」
ラクト「ですね…じゃあ進みますか?」
アーク「ああだな…なんていう場所なんだ?」
ラクト「例の場所の名前は…黒照聖城城下町跡とその先の…黒照聖城跡ですね…」
アーク「なるほどな…じゃあ行くか……」
アークとラクトは黒照聖城城下町跡へ向かう…