第110話 ビリー&マルデス登場
~ホテルアレアレ・外~
エリカ「じゃあ行きましょ」
ディーナ「そうですね!!」
アーク「よし向かうぜ!!」
タヌ助「いこうぜ!!オイラ待ちきれねぇよ!!」
~荒地タウン・港~
タヌ助「うっひょ~流石港だ!!港町ならではの…潮風が気持ち良いな!!」
アーク「おーいマルコさぁーん」
マルコ「おおアークじゃないかおかげで探検船マルコディアス号は出発の用意はできてるよ。それにもうすぐ乗船する人がくるようだよ」
エリカ「へぇーそうなんですか」
そうするとまず一人目のビリーがやって来た。
ビリー「やあ船乗りのビリー33歳だ」
アーク「よろしくなビリー」
エリカ「ビリーさんはどうしてこの船に乗るんですか?」
ビリー「俺はな金に困っていたんだ……それで船旅に出れば大儲けできるんじゃないかと思ってな。それにマルコの野郎が心配ってのもあるな」
アーク「へーお金のためにそれに加えてマルコさんが心配なのもあるんだな!!」
タヌ助「でもさ……トロピクルアイランドに向かう船は今のところ沈没しているって話だぜ?大丈夫かよ?」
ビリー「そんなこと知らん!!沈没したら沈没した後に考えればいい!!考えれば…考えるほど…無駄になってしまう!!」
アーク「…(まじかよでも案外どころじゃないストイックさいいな…)」
ディーナ「じゃあ……次の人が来るのかしら…」
そうしていると二人目のマルデスがノコノコと現れてきた
マルデス「生涯の水夫をしているマルデスでございます。私はわけあってトロピクルアイランドに向かうのです」
アーク「へぇ…なるほどなってどうしたエリカ…」
エリカ「あの……すでに探検船マルコディアス号に乗客が乗っているみたいですが……」
アーク「そりゃあ乗ってるだろ…」
エリカ「じゃなくて!!見たことある顔!!」
アーク「え?」
エリカ達が指差す方向を見るとそこにいたのはなんと……!!
アーク「おい!!あれってまさか!?」
エリカ「やっぱり嘘でしょ!!」
ディーナ「間違いないわ!!私達の知っている人物よ!!」
タヌ助「何であいつがここにいるんだよって…雷の盗賊ねぇ…」
ビリー「どうしたお前達?あの男を知ってるのか!?」
マルデス「なにかあったんですか?」
ディーナ「ええ……まあ……」
エリカ「知り合いというか……」
タヌ助「腐れ縁ってやつだ……雷の盗賊こと…雷狼太のな…」
探検船マルコディアス号に乗っていたのは雷狼太だった
雷狼太「お前ら…ここで何やってんだ?」
アーク「それはこっちのセリフだ!!」