第1010話 ブルグ防空壕の会談
アーク「さあな…だが…またクイーンアリ―ンが襲来する可能性があるんだろう?ルクセン」
ルクセン「ああ大いにその可能性はあるかもしれんな……」
ジークェイド「なら人数が必要だね…アークここは総出で対応してみよう…」
アーク「ああそうだな…全員で対応したほうが良さそうだ…」
するとアークは異空間の家に待機中のメンバーを全員呼び出した
タヌ助「呼ばれて聞かれてじゃじゃじゃじゃーん!!ってこのドワーフのおっさん誰だ?」
ジークェイド「ああタヌ助…この人は僕の旧友のルクセン・レイブルドって言うんだよ」
タヌ助「へぇ…そうなのか!!」
ルクセン「しかし…アークよ…君の仲間は多種多様なんだな…」
アーク「いや…多種多様っていうか…俺達のパーティと他に傘下予定の2パーティ分が一緒にいるからなって…」
ルクセン「ほう…!!」
柴狼葉沽「で…アークさん…なんでみんなまとめて呼び出されたんですか?こんな地下のアジトみたいな場所で…」
海原萠浮乃「だね…なんでなんだろう…」
ワン「アーク余計に気になるから…話してくれるワン?」
アーク「ああまず…この都市はドワーフの都市ブルグだ」
ニルヴァ「ブルグ?前見た時と違うけど…?」
アーク「ああ姉さんこの場所はブルグの地下にある防空壕だ」
ニルヴァ「ぼ…防空壕!?」
オーレリア「なんやて?!そなもんあるんか!?ってあるんやな…」
嵐川日夏「でも…なんで私たちは何故地下にある防空壕にいるんですわ?」
日夏は疑問に思う……
ルクセン「何故か…それを告げる前にとある存在がこのドワーフの都市ブルグを襲撃したのだ…」
タヌ助「しゅ…襲撃!?まさか…アビスジュエルか?!」
エリアナ「アビスジュエルでござるか?!」
アーク「いや…今回の件はアビスジュエルは無関係だな…」
聖王丸「そうか…では…何が?」
柴狼葉沽「…(なんだろう…胸がざわつく…)」
アーク「結論から話すと襲撃してきたのはクイーンアリ―ンと名乗る存在だったらしい……」
タヌ助「ア…アリ―ンだって!?嘘だろ!!アイツら全滅したんじゃなかったのかよ!!」
エリアナ「でも…あの時でも全滅したとは思ってもなかったのでござろう…」
タヌ助「そうだよな…」
~回想シーン・アリ―ン編~
~アリ―ンの前線基地・入口~
アーク「変だな…」
タヌ助「何が変なんだ?」
アーク「ここはアリ―ン達の基地だろ?」
雷狼太「ああそのようだな…」
アーク「様子がヘンだと思わないか…?まるで…もぬけの殻のようだぜ…」
アントノ「まさか…中にいるであろう…アリ―ン達が…」
雷狼太「どうだろうな…まあ突撃しようではないか…」
アーク「ああ今はそうしようぜ…」
アーク達はアリ―ンの前線基地に突撃することにしたのである!!
~アリ―ンの前線基地・内部~
ヒョォォオオオオオ…………
エリカ「ひどい有様ね…」
アーク「ああ一体…誰がこんなことを…」
アーク達が見た光景は…無惨にも…倒れているアリ―ン達だった…
雷狼太「倒れているというか…亡くなっているのかもしれんアリ―ン達はどうやら女性のようだな…何やら…襲われたみたいだが…」
それは生きているのか…死んでしまっているのか不明なものであった…
~回想シーン・アリ―ン編・終~
~ドワーフの都市ブルグ・防空壕内~
海原萠浮乃「確かにあの時は…生きているのか死んでいるのかわからなかった…!!」
天狐綾那「だけど…生きていたってことだよね…」
黒烏影乃「だけど…おかしいわね…」
柴狼葉沽「何がだよ」
黒烏影乃「当時改造されたクラスメイトはただのアリ―ン…じゃあクイーンアリ―ンは誰なの?」