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邪神?でも神なんだから楽しもう!  作者: 毛糸玉
第一章
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地下室

 リイド達は、地下室に向かうために旦那様の部屋に来ていた


 「ここに地下室への入り口があるのか?」

 「言い出したリイド様が知らないんですか?」

 「俺は、シンから聞いただけだからしらねぇよ」

 「じゃあ、なんでシン様は、そんな事を知ってるんですか?」

 「俺はしらねぇよ。とりあえず、入り口を探そうぜ」


 ピアスとリイドがそんな事を言っていると、氷魔が魔法を使う


 「スノー」


 すると、粉雪が部屋に降り注ぎ、細かい傷などが浮き出る。そして、床の一部に何度も触った形跡が浮かび上がった


 「あそこ」

 「魔法って、こんな使い方もできるんですね」

 「とりあえずあの床を剥がすか」


 リイドは、床を無理矢理剥がす。すると、ハシゴが出てくる。それは、地下へと続いている


 「本当に、地下室があるんですね。中はどうなっているんでしょうか?」

 「今はまず、地下室に行こう」


 3人は、地下室へと向かって行く

 地下には、部屋が一つだけで行き止まりになっている


 「ここなら、護りやすい」

 「なぁ、奥に魔法陣があるぞ?」

 「魔法陣ですか?お父様は、ここで何をやっているんでしょう?」


 3人は、魔法陣に近づく


 「これ、召喚陣」

 「氷魔様は分かるのですか?」

 「召喚陣なのは分かるけど、それだけ」

 「召喚魔法なら、今本持ってるぞ」


 リイドが取り出したのは、昼に魔法の勉強様に買った召喚魔法の本だ


 「これが何の召喚陣なのかわかりますか?」

 「ちょっと待てよ。えーとな、全部似ててわかんねぇ」

 「ちょっと、わたしが読んでもいいですか?」

 「あぁ、いいぜ」


 リイドは、ピアスに本を渡す


 「これ、悪魔の召喚陣じゃないですか?」

 「悪魔?そういえば載ってたな」

 「はい。どんな願いも叶えてくれ邪神の眷属。召喚する悪魔の強さは、召喚の際に憑代にする器と、人の生命力で決まる。絶対に召喚してはいけない禁忌。と書いています」

 「禁忌ってなんだ?」

 「してはいけない事です。でも、なんでお父様がこんな事を?」

 「今は、その事は置いといて、盗賊に集中」


 氷魔の言葉で、リイドも迎撃体制に入る


 「ピアスは危ねぇから下がっとけ」

 「わかりました」


 こうして、一夜の籠城戦(ろうじょうせん)が始まる

すみません。少し忙しいので休みます

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