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邪神?でも神なんだから楽しもう!  作者: 毛糸玉
第一章
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ゲルトゴルとの戦い2

 「いいのかよ?あいつら全員追わせにいかせて」

 「リイドなら、逃げ切れるので大丈夫です」


 自分は、リイドなら大丈夫と信じて、邪念を払う

 自分は、神で丈夫な体を持っている。そのため、この世界では、怪我一つした事ないが、相手は魔剣を持っている

 魔剣なら、傷をつける事もできるかもしれない

 だから、相手の攻撃は全力で回避する


 「考えは纏まったか?」

 「はい。では、戦いましょう」


 自分とゲルトゴルは、睨み合う

 そのまま、数秒が経ち、ついに動く

 ゲルトゴルが走り出し、一気に距離が縮まる

 自分は身構え、カウンターを狙う

 ゲルトゴルは、とても早い横薙ぎを放つが、自分は身体能力にものを言わせ躱す

 自分の戦い方は我流であり、無駄のない動きなどは出来ないが、相手との技術の差は、高い身体能力で埋める

 自分は、直ぐにゲルトゴルの腹に向かって拳を放つ

 しかし、ゲルトゴルは身体を捻り躱す

 そして、体の捻りを利用して、二撃目を放つ

 自分は、後方に飛び回避する

 いつもより、自分の身体が軽く感じる

 これが、火事場の馬鹿力?多分違うな

 でも、今は身体が軽いのは助かる

 それだけ、有利に戦えるからね

 それに、今の自分は時間稼ぎをすれば良いだけだ

 さっき、外の騒ぎに気がついた、コロシアムの警備員の人が、城の方に走って行った

 きっと、騎士を呼びに行ったのだろう

 なら、騎士が来るまで時間を稼ぐ事に全力を尽くす

 そのためには、勘づかれたらダメだ

 時間稼ぎをしているとバレないように。こっちからも攻める!

 今度は、自分が走り出し、距離を縮める

 そして、拳を放つ。ゲルトゴルは難無く躱すが、それでも、何度も放つ。直接は当たらなくても、爆破の余波ぐらいは受けるだろう

 ゲルトゴルも負けずにカウンターを放つが、自分も躱す、そして拳を放つ

 2人の戦いが始まって5分。辺りは、爆破によって生まれた煙によって覆い尽くされる

 自分の狙いの一つ、有利なフィールドを作り上げた

 自分は、ゲルトゴルから離れ煙の中に消える


 「どこに行きやがった!」


 ゲルトゴルは、叫ぶが返答は無い

 しかし、直ぐに背後に現れる

 自分は、ゲルトゴルの背後を取り拳を放つ

 ゲルトゴルは、気付く事が出来ずに受けてしまう


 「ぐはぁ!」


 自分は、直ぐに煙の中に潜る。ヒットアンドアウェイだ。

 自分は、煙の中でも周りを感じる事で、ゲルトゴルの場所がわかる。だが、ゲルトゴルはこっちの姿を見る事が出来ないのだ

 このフィールドで、第2ラウンドが始まる

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