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邪神?でも神なんだから楽しもう!  作者: 毛糸玉
第一章
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リイド逃げる

 リイドは、走る。出来る限り人が居ないところを

 しかし、氷魔を背負っている事もあり、スピードはでない

 そして、後ろにはたくさんの盗賊達がいる


 「一旦、屋敷に戻りましょう。そうすれば、周りの人に被害は出ないはずです。お父様達も、今日は仕事で、明日の朝にならないと帰らないので、屋敷には侍女の2人しかいません」


 リイドは、ピアスの言葉を聞き屋敷に向かって走るが、このままでは、追いつかれてしまう

 リイドは、スモークを放つ

 直ぐ近くの路地裏に入り身を隠す


 「ったく!数が多いんだよ」

 「このままだと見つかってしまいます」

 「どうしたらいいんだよ!」


 すると、声が聞こえる


 「お前ら!この路地裏だ!」


 盗賊の1人が叫んだ


 「やべぇ、ばれた!」


 リイド達は、また走り出す


 「なんで、すぐにバレんだよ!」


 リイドは、思考加速を行いながら、後続に魔法を放ち、足止めをする

 氷魔も同様に、魔法を放つがこのままでは、時期に追いつかれる

 それに、リイドの思考加速も直ぐに限界がくる

 思考加速は、脳に治癒魔法を掛けて活性化を行い、加速させている。しかしそれは、脳にとても負荷がかかっている

 リイドが、思考加速を使える時間は2分が限界だ。このままでは、リイドの思考加速が切れ、魔法が放たれなくなり。より、盗賊達が早く追いつく


 「どうして、あいつらは直ぐに場所がわかったんだ?」

 「多分、魔力でバレてる」


 氷魔が、リイドに言う


 「魔力でバレてる?」

 「魔力ダダ漏れ、こんなの、すぐにバレる」

 「じゃあ、どうするんだよ!」

 「魔力を、体内だけに留めて循環させる」


 リイドは、氷魔に言われた通りに魔力を体内に留め、循環させる

 これは、魔力を自由に操れて初めて出来る事であり。魔力が多く、強い人ほど失敗しやすい

 それに、言われてすぐに、全ての魔力を体内に留めるのは不可能に近い。必ず、少しは魔力が漏れてしまうが、リイドは持ち前の才能で、完璧に行う


 「これでいいか?」

 「えぇ、次は身体強化魔法」

 「身体強化魔法?」

 「体内に留めて、循環させた魔力を少し早く循環させる」


 リイドは、言われた通りに循環を少し早くさせる

 すると、身体に力が溢れる感覚がする


 「おぉ!すげぇ!」

 「あまり循環を早くさせると体が破裂するから気をつけて」

 「破裂ですか?!」

 「破裂して、死んでる人は多い」


 破裂と言う不気味な言葉が聞こえるが。身体強化魔法を使いリイドの速さが上がる

 リイドは、ピアスを片手で抱き上げ、さらに循環を加速させる


 「え!あの?!」

 「一気に逃げるぞ!」


 リイドは、速いスピードで盗賊達から逃げ続ける

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